お米様抱っことは、人を担ぎ上げる手段、または担ぎ上げたまま運搬する手段である。
萌えシチュエーションの1つでもある。
概要
主に相手を自分の肩に背負い、担ぎ上げるさま。呼び名の由来は「お姫様抱っこ」をもじりつつ、米俵の担ぎ方に似ていることから。
人をさらったり、負傷者を運搬したり、ヤケになった人を止めるなどの行動をするために使われる。
「様」を「さま」と表記したり、「抱っこ」を「だっこ」と表記したりするので、割と表記ゆれが多い。
抱えられた相手はお尻を突き出したままとなるが、暴れるなどの抵抗をする場合もある。
相手がミニスカートの女性だとパンツが見えてしまう可能性があるが、スカートが鉄壁だったり、タイトスカートだと見えない。
しかし、非常事態以外にこの抱き方をすると相手の腹部を痛めることになるので、かなり苦しい事になる。
広まった経緯などについて
短文コミュニケーションサイト「X」(当時は改称前の「Twitter」)では、「お米様抱っこ」という表記で2011年11月5日に使用していた人がいたことが確認できる。Googleなどではこれに遡る使用例を探し出すことはできなかった。
その後、あまり広まってはいなかったようだが、2014年8月1日の午後11時30分過ぎ頃にはこの単語を投稿している人が多発している。これはどうやら朝日放送のテレビ番組『探偵!ナイトスクープ』の同日放映回を視聴していた人の感想コメントのようで、同番組公式サイトの「過去の放送内容」のページから確認できる同日の番組内容からすると、どうやら番組内でこの言葉が登場したようである。同番組は有名な人気長寿番組なので、これが広めるきっかけとなったかもしれない。
ただし、この番組後もそこまで使用例は増えてはおらず、マイナーな言葉のままではあった。
だが、テレビアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の2016年1月17日放映回である第15話「足跡のゆくえ」内において、登場人物「アトラ・ミクスタ」が「三日月・オーガス」にこの方法で担がれた。そのことについて、視聴者中で「お米さま抱っこ」という言葉を使って表現した人がおり、
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https://twitter.com/c_c_vanilla/status/688638031889235968
その一週間後、同アニメの2016年1月24日放映回である第16話「フミタン・アドモス」でも登場人物「クーデリア・藍那・バーンスタイン」が「三日月・オーガス」にこの方法で担がれたためにさらにこの言葉が広まり、知名度の高いまとめブログでも取り上げられるなどした。
また、2016年2月10日には日本テレビの朝の情報番組「ZIP!」にて、話題の言葉を紹介する企画「きいワード」にてこの「お米様抱っこ」が紹介された。テレビ番組で放映された内容をまとめているサイト「TVでた蔵」でのこの回の記録ページによれば、「壁ドンにつづく新たなワイルドで胸きゅんなしぐさと話題になっている」という紹介内容だったそう。ワイルドで胸きゅん。
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関連項目
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