お赤飯とは
古代、神に捧げるお供え物として赤米を方策の祈願に捧げる風習に由来する食べ物。
曖昧さ回避
ニコニコ動画「歌ってみた」カテゴリで活躍する歌い手→赤飯を参照
概要
赤い色は邪気を払うと言う言い伝えにより、本来、凶事に魔をを退ける為に食べる風習があった事に由来する。現代では、それが反転して、祝い事の折に食べられるようになった。
赤米は現代では食されないが、白米に色をつけ、小豆やささげを混ぜ、蒸しあげた物になり、
赤飯を食べる風習は残った。
(例)
新築祝い、結婚式、女児の初潮の祝い事として、赤飯を炊くなどが残っている。
詳しくは、ウィキペディア参照。
初潮の冷やかしネタとして、使われる事がある。
兄弟に姉や妹がいた場合、何の脈略もなくお赤飯を食べる日がある。
この日を境に急に色気づいたり、性を意識し始めたりする女子もいる。
大東亜戦争中は、出征が決まった者や出撃前の空母搭乗員及び特攻隊員のために振る舞われた。しかし原材料の小豆は不急の作物として広く栽培されておらず、戦時下の物資不足も手伝って赤飯の価値が跳ね上がった。それでも戦地に向かう者のため、銃後を守る婦女子が必死の思いでかき集めてきた。
純粋に食品として見た場合、もち米を使用する赤飯は食べごたえがあって腹持ちがよく、弁当類に非常に適している。自衛隊の戦闘糧食(いわゆるレーション)にも赤飯缶が存在する。もっとも現代においては「慶事の際の祝い料理」という認識が強い関係があり、一般的に日常において食される機会は少なく、また災害支援において自衛隊が出動した際には赤飯缶は配給から外されるとのことである(上記の通り、本来の役目からすれば災害派遣時こそ食するべきなのであるが)。
レシピ
以下、All Aboutの大西寿子女史の記事より抜粋転載。
材料(4人前)
作り方
- 最低でも煮始めの3時間以上前に、もち米をとぎ、ザルにあげておく。前夜に行うことが望ましい。
- 小豆をとぎ、5倍量の水を加えて火にかけ、八分通り柔らかくなるまで煮る。
- 煮汁を取り、水を加えて400ccとし、米を2時間以上浸す。
- そのまま強火にかけ、木べらで鍋底から静かに返しつつ水分をすべて米に吸わせる。
- 蒸し器に水で湿した蒸し布をひき、米と小豆を載せ、蒸し布で覆って30分ほど蒸す。
- 蒸しあがった後、器にあけ、ゴマまたはゴマ塩を振る。
関連動画
関連項目
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