かがみの孤城(かがみのこじょう)とは、辻村深月のファンタジー小説である。
概要
2017年にポプラ社より刊行。2018年本屋大賞のほか複数の賞を受けており、辻村の代表作のひとつとなっている。不登校の中学生が主人公であり児童文学としての側面が強いが、非常に精緻な伏線が張られていることも本作の魅力の1つで、大人の人たちにはミステリー小説としても楽しめる作品になっている。
2019年には「ウルトラジャンプ」にてコミカライズされたほか、2022年にはA-1Pictures制作でアニメ映画化された。脚本は原恵一が務める。
あらすじ
中学1年生のこころは同級生からのいじめが原因で不登校となり、フリースクールにも通えず自宅に引きこもっていた。5月のある日、自室にある鏡が突然に光りだし、童話の世界観にあるようなお城に招待される。そこにはこころと似た境遇の中学生7人が集められていた。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「来年3月30日までに城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。
主な登場人物
- こころ【當真あみ】
- 中学1年生の女子。おとなしく内気な性格で自分に自信がない。入学早々同じクラスの女子から陰湿ないじめにあい、学校に通えなくなる。
- アキ【吉柳咲良】
- 中学3年生の女子。快活で背が高い。スバルには問題児扱いされているものの、メンバーのお姉さん的存在で気遣いができる面もある。紅茶が好き。
- リオン【北村匠海】
- 中学1年生の男子。サッカーが特技で明るい性格であり、またこころやマサムネからは「イケメン」と評されている。6歳の時に姉を亡くした。
- スバル【板垣李光人】
- 中学3年生の男子。色白で紳士的な性格。マサムネと仲が良く、彼が城に持ち込んだゲーム機でよく一緒に遊んでいる。
- フウカ【横溝菜帆】
- 中学2年生の女子。声優のように声が高い。ピアノが特技で城の部屋でもピアノをよく弾いている。
- マサムネ【高山みなみ】
- 中学2年生の男子。理屈っぽい性格で口が悪く、他人と衝突しやすい。ゲームオタクであり、城に大量のゲーム機を持ちこんでは性能などを自慢している。
- ウレシノ【梶裕貴】
- 中学1年生の男子。小太りな外見やズレた発言からしばしばからかいの対象になる。城に来て1週間でアキに告白して振られたが、その後はこころやフウカに関心が移る。
- オオカミさま【芦田愛菜】
- オオカミの仮面とかわいいドレスを身にまとった謎の少女。城の支配人的役割であり、常に上から目線で話す。城のメンバーたちのことは「赤ずきんちゃん」と呼ぶ。
- 喜多嶋先生【宮﨑あおい】
- フリースクール「心の教室」の先生。不登校になったこころを受け持ち、相談相手になる。
- 東条萌【池端杏慈】
- こころのクラスメイトで美少女。児童文学研究者の娘で、自宅には童話に関する絵画が大量に飾られている。
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