この項目では重音テトオリジナル曲について記述しています。
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かげふみとは、芸竜作作詞作曲の重音テトオリジナル曲である。
概要
この曲は、5年ほど前に作った"KAGE-FUMI"というインスト曲がベースになっています。
その後ずっと日の目を見ないまま眠っていましたが、
今年に入って、UTAU、そして重音テトの存在を知り
「歌声に合いそうかな?」と思い立って
オケを編み直し、新たに歌詞を書いたのが、重音テト版"かげふみ"です。
配布zip内[あとがき]より
歌詞
夕暮れ 放課後
グランドに 差し込む 西日と 長い影
「先生 さよなら!」
正門を くぐって 駆け出す 通学路
いつもの 友達 いつもの 帰り道
いつもの 君もいる
じゃんけん 鬼決め
十数え 逃げ出す 並んだ 影を追う
いち・に
さん・し・ご
ろく・しち
はち・きゅう・じゅう 「いくよー!」
君の影法師 追いかけていく
鬼さんこちら 手のなる方へ
黄昏色に染まる 街並み
はしゃぐ君の声
君の影法師 追いかけてくる
鬼さんこちら 手のなる方へ
夕ご飯の匂い 別れの時間(とき)
「また あした!」の声
あの日の影法師 追いかけていく
みんな、今、どこにいる 何してる
遠くに聞こえる 子供たちの
まぼろしの声
君の影法師 追いかけていく
鬼さんこちら 手のなる方へ
黄昏色に染まる 記憶の
懐かしい声
Fullver.について
上記の歌詞を見ても分かるように、この曲は1番までしかない。
Aメロを挿入して長くして欲しいという声もあるが、本人は次のように述べている。
フル希望というご意見も頂いていますが、現時点で2番は存在しないんです。
情景を追っかけていくような歌詞なので、2番以降を組み込むのはけっこう難しくて・・・
私としては、現状の「ちょっと物足りないぐらい」が丁度いいかな?と思っています。
配布zip内[あとがき]より
PV
選曲ナイスと言わざるを得ない。
背景
今からおよそ20年前、テトがまだ小学校の低学年のときのお話。そしてそれを回想する現在のテト。
と勝手に推測されている。あながち間違いでもなかろう。
登場人物
過去
各キャラの年齢設定はオミットされており、テッドは先生、他は同級生ということになっている。
ソラがハーレム状態なことについては何も言わない。
夕陽を眺めるシーンではデフォ子がソラを見ているのではという憶測も。
現在
OLテトさんはすごいべっぴんさんだお。31歳は全然若いお。
テトさんじゅういっさいが役に立った珍しい動画。
その辺の小学生たちはテトの世代とその次の世代を対比している。ただ、実際の音源としての意味合いは薄い。
舞台
一見、過去の回想は地方かあるいは東京の郊外、多摩丘陵辺りのように思える。
ところが、現在になって、小学生達の戯れる様子を見たテトが向かったのは、高層ビルの建設が進められている都会の見渡せる高台である。
単に、ビルの屋上から、子供時代にみんなと一緒に夕陽を見たことを懐かしんで夕陽を眺めにきたと捉えてもよいのかもしれないが、筆者はここで、あえてテトの子供時代のその場所と考えてみる。つまり、この高台は回想中、みんなで夕陽を眺めているあの場所と考えるのである。とすれば、その舞台は実は都会ということになる。さらに、テトが高台へ向かう途中に下町を通っているので、その周辺が地元ということになるだろう。
このように考えることで、テトが向かったのはみんなでかげふみをして夕陽を眺めた思い出の場所ということになり、時が経って当時とは大分変わってしまった街と、それでも思い出の中で生き続ける彼らの変わらぬ友情を対比させているのだと考えることもできる。
どのような解釈にせよ、芸竜作のノスタルジックな曲を引き立てる素晴らしいPVであることに違いはない。
その他雑多な話題
宣伝広告主「提供」のお気に入りだったりする。そのため、本家、PVともに何度か宣伝の標的となっている。
関連動画
かげふみ |
かげふみPV |
関連項目
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