かつて図書館だったSCP-2602単語

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かつて図書館だったSCP-2602 (SCP-2602, which used to be a library)とは、シェアード・ワールドSCP Foundation』に登場するかつて図書館だったオブジェクト(SCiP)である。

名は『Exbibliothetic(旧・図書館)』。

かつて図書館だった概要

かつて図書館だったSCP-2602
基本情報
Library Class Former
収容場所 旧・図書館
著者 Communism will win
作成日 2015年6月8日
タグ ミーム
メタ
図書館
建造物
情報災害
リンク SCP-2602, which used to be a libraryexit
SCPテンプレート

かつて図書館だったSCP-2602は、英国に存在し、1921年6月8日から1988年4月29日まで図書館だった建物であり、2004年異常性が発現した。このかつて図書館だった建物についてかが言及しようとした歳、その発言者は、SCP-2602がかつて図書館だったという事実について、頻繁に言及することを強いられてしまう。このかつて図書館だったことへの言及は、大部分が発言者とその文脈から決定される極めて自然な形で挿入されるが、常に曖昧にせず明確にかつて図書館だったことについて言及することになる。このかつて図書館だったSCP-2602について知らない人の手である程度この言及は除去できるが、自動化プロセスでこのかつて図書館だったことへの言及を除去しようという試みは、未編集のままに放置したいというわずかな衝動で妨げられているという。

SCP-2602に関する全ての情報異常である。この異常というのはアノマリーについて述べてるんだから異常、という単純な話ではなく、そもそも情報にかつて図書館だったことへの伝達が絶対に含まれ、かつそれを伝達するものもかつて図書館だったことへの言及を避けられないミームが存在する。そして、このSCP-2602がもつ特性などについて、SCP-2602がかつて図書館だったゆえにそうなる、とみなす。また、SCP-2602の異様なポイントについて、かつて図書館だったことを原因とするという不合理な因果結合をすが、これはあくまでこのSCP-2602に対してのみであり、他の建造物で同じことが起きていても、「そうか、じゃあこの建物もまた、SCP-2602と同じように図書館だったんだな」とはならない。

直接・間接的ないずれの方法でも、このSCP-2602がかつて図書館だった時分から異常性質発現までの間、このかつて図書館だったSCP-2602がどの様に使用されてきたかは不明である。このSCP-2602についての関係者に財団がSCP-2602はなんであるかを尋ねると、その人物は代わりにかつて図書館だったSCP-2602がかつて図書館だったことについてしつこく繰り返し言及する。これにより、かつて図書館だったSCP-2602にて1988-2004年に何が起きていたのかを判断することは非常に困難である。

エージェント・ロデリックエージェント・ケイシーはこのかつて図書館だったSCP-2602の調を行った。その結果、以下のことがわかっている。

  • SCP-2602のレイアウトはかつて図書館だった建物として概ね適切だが、地方自治体より得た設計図・かつての常連客の言とは矛盾する。
  • したがって、SCP-2602はかつて図書館だったと仮定される。
  • SCP-2602は、一般にかつて図書館だった建物に見られる大規模な地下を有する。
  • SCP-2602は異常性の発現日に大規模な火災被害を受けている。これは統計的にかつて図書館だった建物としては若干のズレが見られる。
  • 瓦礫の一部から、かつて図書館だった建物に共通する、負傷した図書館利用客からのみ発せられる高いデューイ放射線レベルを示し、書籍保管への接近が妨された。
  • この保管はSCP-2602がかつて図書館だったときに読書グループ支援するために使用されたとみられる。
  • 数多くの高度な図書仕分け装置が見つけられた。しかしこれはかつて図書館だったSCP-2602への長期保管で動作不能になっていた。
  • 保管庫では、図書延滞者を留置するために図書館が用いる拘束も同様に、明らかしく損傷している状態で見つかった。
  • かつて図書館だったものなら備えていると予想されたSCP-2602の廃棄物ピットは立入禁止となっていた。
  • 廃棄物内の旧図書配置法的変動がエージェント・ケイシーにいくつかの大きな負傷をもたらし、これは致命的なものとなった。
  • すべきことに、SCP-2602はかつて図書館だったのである。

同時に記されている写真拠では、「サモトラケ」「エウダイモニア」「フィッツウィリアムズ」「フランクリン」と書かれたラベルが貼られたマイクロフィッシュの棚、図表が書かれたマイクロフィッシュ光害・知性ある食用可な生命体から繊細な機器を保護するための措置を講じているマイクロフィルムリーダー、利用者の体液が流れ出している立入禁止の部屋と床と天井が人でできた学習コーナー、血で『落書き』されたコンパクト書架、デューイ放射線で配架用のカートが浮遊していて便利な地下間、そして黄色バイオハザードマーク (血液等が付着した鋭利な物品の収容をしめす)の付いたが見えるコンパクト書架エリア。いずれも、かつて図書館だった建物としてはよくある類のものである。

これらのことから、SCP-2602はかつて図書館だった、またかつ図書館として使用されていたという事実から明されているように、SCP-2602はかつて図書館だったと思われる。おそらく、図書館でなくなった直後に、かつて図書館だった建物に変化したのだろうと思われる。これはSCP-2602はかつて図書館だったという事実を強調し、SCP-2602がかつて図書館だったことを不明瞭にする役割を果たしているとみられる。

かつて図書館だった解説

「いやどう見ても図書館じゃないだろ」と思った人もいるかもしれない。確かに、大規模で物の浮いた地下間を筆頭に、書架には人、血が見られ、マイクロフィッシュの棚はいくつかの場所系アノマリーを彷彿とさせる (サモトラケ=SCP-1173エウダイモニアSCP-752フィッツウィリアムズSCP-1761、フランクリンSCP-1328)。ついでに言えば図表の方はSCP-2140 (過去改変画像)に似ている。図書延滞者を留置するための拘束具というのも図書館で使われることはまずい。血が見られることを考えると、人体実験の被験者を捕らえるためにあったものであろう。常連客というのも、本当はこの施設で雇用されていた人で、密告者であろうと思われる。

かしこのSCP-2602の特性上、この建物が何だったのか、それを解説することができない。代わりにかつて図書館だったことを言及させられるのみである。要はこの施設はかつて図書館だったと言及させられることで、本当は何だったのか隠蔽する異常性というわけだ。これにより、密告者が現れようが財団のような敵対的組織に内部を探られようが、その本当の正体は探られずに済む。じゃあ本当はどんな施設だったのかって?そりゃあ、決まっている。

――かつて図書館だった建物だ。

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