かなまら祭りは、奇祭の一つとされるお祭りである。海外では「歌麿フェスティバル」「Iron Penis Festival」として知られている。
概要
かなまら祭りは、川崎にある金山神社の祭礼である。その特徴はなんと言ってもアレ。そもそも境内にはアレやらコレやらが常時あるのだが、さらに追加で大きなアレが置いてあったり、「授かり飴」なるものが売られていたり。一番圧巻なものは三基あるお神輿で、その中でも「エリザベス神輿」と呼ばれる神輿は、まさにでっかいピンクのアレである。祭りの雰囲気などは関連動画や関連項目を参照していただきたい。
ちなみに授かり飴は結構すぐ売り切れるのでご注意を。また、授かり飴を小さなお子様になめさせるようなことをしては、たぶん良くない。
金山神社
金山神社は川崎市川崎区大師駅前の若宮八幡宮の境内社であり、祭神は、金山比古神 (かなやまひこのかみ)・金山比売神 (かなやまひめのかみ)の二柱で、鉱山や鍛冶の神であるが、イザナミノミコトが火の神を生んだ際、下腹部に大火傷をしたのを、治療看護した神とされており、そのため、お産、下半身の病にご利益があると言われている。その結果現在では、子授けや夫婦円満・エイズ予防などの信仰を集めている。
なおこの神社には若宮幼稚園があり、多くの園児がアレを見ることになる。また、七五三のシーズンになると若宮八幡宮に多数の親子が訪れるが、その親子もアレを見ることになる。
祭礼
かなまら祭りは、上記金山神社の例祭である。実際には、若宮八幡宮の境内を使用して行われている。起源は江戸時代で、川崎宿の飯盛女達の願掛けに端を発している。祭りは毎年、4月の第一日曜日に行われている(2009年は4月5日の開催予定)
祭礼当日のスケジュールはだいたい以下の通り(時間は前後にずれる場合がある)
- 11:00~御火取祭:火打ち石で火を切り出し「篝火」(かがりび)に点火、お祭りが開始される。
- 11:15~例祭 :神前にて祭事が執り行われる。なお、例祭の最後に若宮八幡宮拝殿前にて巫女舞(浦安の舞) が奉納される
- 11:45~神輿御霊入れ式:神輿に御霊が入れられる。かなまら大神輿・かなまら舟神輿・エリザベス神輿の順番
- 13:00?~面掛行列:三基の神輿を中心に、神職・巫女・猿田彦等のよく見られる神輿行列の面々に加え、面をかぶったり、仮装をした人々が参加して賑やかに行列が巡幸する。開始時間は年により異なっている。
他にも、
等が行われる。
関連動画
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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