かにの日とは、日本の記念日である。
概要
冬の食材というイメージが強いかにだが、「かにの日」は6月22日である。
これは、かに料理で知られる「かに道楽」グループを運営するJRI株式会社が、
夏の活カニのおいしさをアピールするために定めたもので、
星座占いで「かに座」が6月22日からスタートすること、
それから、あいうえお順で「か」が6番目、「に」が22番目であることから、
6月22日を「かにの日」としたらしい。
そもそも、かにが冬のものという印象はまちがいではないが、絶対に正しいとはいいがたい。
たしかに、秋から冬にかけて全国的にかにの漁獲量は増えるが、花咲がにの旬は7~9月だし、
かにの漁獲量日本一の北海道にかぎっては、ずわいがには3~5月、たらばがには1~5月、毛がには12~3月、
花咲がには3~7月にそれぞれ旬をむかえる。
産地や種類によって旬の季節は変わってくるので、絶対に冬のかにが一番おいしい、とは言い切れないのである。
「かにの日」制定にかかわった「かに道楽」など、夏の活がにを味わえる店も多くあるので、
冬以外のかにのおいしさをぜひ一度味わっていただきたいものである。
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