からの事件とは、2010年2月27日、札幌市中央区で開催されていた北海道やらないかOFF~2周年OFF~の会場で発生した、無差別同時多発テロ事件である。
被害者3名、警察庁広域指定重要事件第810号。被疑者はまだ分かっていない。
事件の概要
03:50 会場で「様似コール」が起き、被害者Cさんが会場中央へ進み出る
05:18 3回目の「からの」コールを被害者Oさんが回収 だだすべったことで心に重傷を負う
05:40 4回目の「からの」コールを被害者Kさんが回収 両膝負傷(軽傷)
05:49 5回目の「からの」コール 被害者がパニックに陥り始める
関係者の証言
被害者 C・・・「強いプレッシャーにさいなまれた。今でもあの声を聞くと我を忘れて怒り狂ってしまう。」
警備責任者 I・・・「現場の警備体制が甘かった。会場の秩序を守れず申し訳ない。」
事件が残した課題
踊ってみたオフは参加者全員で楽しいものを作り上げていくことが目的といえる。
「からの」という言葉は、その“楽しい”を作る行為を他人に丸投げするという行為であり、参加者のモラルが問われる行為であるといえる。
特に今回は通算5回にわたるコールがあり、これは過去にも例はなく常軌を逸しているのではないだろうか。
これらを振られた被害者は「場を何とかしなければ」という強いプレッシャーに苦しめられることとなる。特に乱発すればするほど出来ることも限られてきて、また場の空気も乱れてくるので、被害は大きくなる。
「からの」というコールをする以上は自分がその被害者になることも考えるべき行為であり、今後のオフにおいて大きな問題となることは間違いないであろう。
関連項目
- 1
- 0pt