かりんとうの車とは、かりんとうの老舗が一か八かで作った普通自動車である。
概要
お笑いトリオ『トンツカタン』のメンバーである『お抹茶』のピンネタで登場する車。以下の特徴がある。
- その名の通り、かりんとうが素材として作られている
- かりんとうなので軽くて耐久性もある
- いい匂いもする
- かりんとうなので雨が降ったらふやけて崩れて終わる
- 雨が降れば終わるのでそもそもこの車にはワイパーがない
- 開発に5年かけて作られた
- 車の機動性よりも味に3年かけた
- 無添加
- 味に時間かけたのでアリに食われて終わる
- アリに食われるのが嫌な人は駐車する時はラップを巻いている
- 家族で乗れるかりんとうのファミリーカーや、かりんとう車の覆面パトカーもある
- 甘い匂いがするので乗っているとしょっぱいのが食べたくなる
- 塩気が欲しくなる人はボトルガムの容器に味噌を入れている
劇場でも披露していたネタであるが、R-1グランプリ2024の決勝戦で披露されたことで知名度が上がり、リアルでかりんとうの老舗メーカーが反応するなどの反響があった。審査結果は最下位だったけど。
楽曲について
このネタはかりんとうの車についての説明をユーロビート調の楽曲に合わせて歌に乗せているネタである。楽曲の元ネタはマニーラ氏が作成した『天水のユーロビート』という曲で、フリーBGMを無料ダウンロードできるサイト『DOVA-SYNDROM』で配信している。
ところがこのサイトの楽曲を使用する際の禁止事項として「音源の加工(サンプリング等)、アレンジ、リマスター、リミックス、歌を乗せる等を行い、音源を使用した「音楽的二次著作物」を作成すること」が記載されており、このネタがR-1グランプリ2024の決勝戦で披露されたことで「フリーのBGMに歌をつけてネタとして披露したお抹茶は利用規約に違反しているのではないか」という指摘が広まり、お抹茶の所属事務所であるプロダクション人力舎とDOVA-SYNDROMの担当者が話し合った結果、R-1グランプリの該当箇所の配信が停止される、YouTubeの動画を非表示とするなどの措置が取られた。
https://twitter.com/jinrikisha_PR/status/1767717357492002994
お抹茶は作曲者のマニーラ氏に直接新たなBGMの作曲を依頼しており、権利関係の問題が解決しつつも元曲と似たような曲調の「かりんとうの車」の新車が後日発表された。
https://twitter.com/omatcha_ttt/status/1775443577142952025
余談
同じくR-1グランプリの決勝に進出した寺田寛明はネタの中でフリー素材のイラストを使おうとしていたが、権利の問題があったため直接イラストの作者に依頼し、作成してもらったイラストを使っていた。要するにお抹茶が引き起こした問題を事前に回避した形になっている。
https://twitter.com/teradann/status/1766479586534236281
関連ポスト
https://twitter.com/tokyokarinto/status/1767747300384714902
関連動画
関連リンク
※楽曲を使用する際は利用規約をよく読み、禁止事項を破らない範囲で利用しましょう!
関連項目
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