きゅうけつとは、
- (吸血) 血を吸うこと。メスの蚊が産卵前の栄養を目的に行うことで有名な他、コウモリなどが吸血で知られる。フィクションではヴァンパイアが様々な理由から行う。
- (宮闕) 宮殿のこと。宮城。禁中。
- (急結) セメントに水を入れて練り混ぜたとき、熱を発生しながら急速にこわばること。
- ポケモンのわざ。
のことである。ここでは、4を解説する。
きゅうけつとは、ポケットモンスターに登場する技の一種である。
基礎データ | |||
---|---|---|---|
名前 | きゅうけつ | タイプ | むし |
英語名 | Leech Life | 効果範囲 | 1体選択 |
分類 | ぶつり | コンテスト | かしこさ |
威力 | 20 (第6世代まで) 80 (第7世代以降) |
アピール ポイント |
2ポイント (第3世代) 1ポイント (第4世代) 1ポイント (第6世代) 2ポイント (第8世代) |
命中 | 100 | 妨害ポイント | 3ポイント (第3世代) 0ポイント (第6世代) |
PP | 15・18・21・24 (第6世代まで) 10・12・14・16 (第7世代以降) |
世代 | 第1世代 |
直接攻撃 | ○ | わざマシン | わざマシン28 (第7世代) わざレコード18 (剣盾) わざマシン095 (第9世代) |
技説明
- 第2 - 3世代
- てきに あたえた ダメージの はんぶん たいりょくを かいふくする
- ファイアレッド・リーフグリーン
- ちを すいとって こうげきする。 あいてに あたえた ダメージの はんぶん HPが かいふくする。
- 第4世代
- ちを すいとって こうげきする。あたえた ダメージの はんぶんの HPを かいふく できる。
- 第5世代以降
- ちを すいとって あいてを こうげきする。あたえた ダメージの はんぶんの HPを かいふく できる。
血を 吸い取って 相手を 攻撃する。与えた ダメージの 半分の HPを 回復できる。 - Pokémon LEGENDS アルセウス
- 血を吸い取って攻撃する。 相手に与えたダメージのいくらか 自分のHPを回復できる。
コンテスト技説明
- 第3世代
- じぶんの まえに アピールした ポケモンを おどろかす
- 第4世代
- 2ひき れんぞくして ボルテージが あがったら +3。
- 第6世代
- 1つまえの ポケモンの アピールと おなじくらい うまくできる
1つ前の ポケモンの アピールと 同じくらい 上手くできる - 第8世代
- ポケモンの テンションが プラスの ばあい もらえる ショーポイントが 3ふえる
ポケモンの テンションが プラスの 場合 もらえる ショーポイントが 3増える
概要
- 第1世代から登場しているむしタイプのドレイン技。
- 第1世代以降、第6世代まではむしタイプ技でありながらもズバットの代名詞としてむしろ知られている序盤技として多くのプレイヤーに親しまれ、また苦しめてきた。無論、当のむしポケモンや、ズバットと同じくコウモリモチーフのオンバットも習得。ズバットが殿堂前は出現しない『ブラック・ホワイト』でもバチュル系統が習得している。
- 第1世代では回復量が与ダメージと等量という仕様であったが、威力が低かったためプレイヤーに使用されることは稀。一応当時はどくタイプにもむし技で抜群を取れるので当時やたらいたくさ・どく複合には驚異にはなりえた。
- 第2世代以降は回復量が与ダメージの1/2になったうえ、むし→どくが半減に変更されてしまったのでなおさら使いづらくなってしまった。
- しかし第7世代で蚊をモチーフにしたマッシブーンの登場に合わせたためか、技の効果はそのままに威力が4倍の80に上昇。威力が上方修正された技は多くあれど、4倍に上方修正された技は他にはない。これによってメインウェポンに起用することも可能となった。とりわけマッシブーンはドレインパンチと同じようにビルドアップと合わせたむし版ビルドレインができる。
なお第8世代ではマッシブーンはわざマシンに頼らない自力習得が不可能にされてしまった。蚊なのに……。一応、PPは同威力帯の技に合わせた形に下方修正されているが、もはや「だからどうした」というレベルの話である。 - 逆に威力があまりに上方修正されてしまったため、序盤できゅうけつを習得していたポケモンは「すいとる」に置き換えられることに。一応ズバットは第7世代ではレベル31で習得する。第8世代ではどく・ひこうタイプであるにも関わらず、なんと最終習得技がきゅうけつになっている (レベル55) 。
- 威力修正後の使い手としてはズバットやマッシブーンのほか、ヨマワル系統やチヲハウハネがいる。ヨマワル系統はあくタイプ対策のサブウェポンとして採用することになろう。チヲハウハネはメインウェポンとして採用でき、かつビルドアップも習得できる。
関連項目
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