ぐっさんとは、名前のどこかに「ぐ」の発音が入っている人に多い愛称である。
例えば「ぐち」で終わる読みの名字(山口、江口、田口、野口、浜口、樋口……等々)を持つ人がこう呼ばれることが多い。「やまぐちさん」「えぐちさん」等と何度も呼んでいる間に、親しみから発音が崩れて「ち」が曖昧化して「やまぐっさん」「えぐっさん」等と変化し、さらに前半が消えて「ぐっさん」となっていくという経過を辿ることでこの愛称が生じると思われる。
親しみを込めた崩れた表現であり「丁寧でフォーマルな表現」では当然ないが、「~さん」という敬称部分は消えていないという点で、「~ちゃん」や「呼び捨て」とはややニュアンスの異なる愛称と言える。例えば「後輩」が「先輩」に対して、会話での敬語使いは止めないままにこの愛称で呼ぶような状況もありえる。
ぐっさんと呼ばれる人物・キャラクターの例
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