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けもちゃんとは、メディアミックス作品「けものフレンズ」関連の記事を中心に扱っているまとめサイトである。
概要
2017年のTVアニメ「けものフレンズ」の放送中に、同作品の話題が爆発的に広まったことを受けて開設される。
取り扱う情報は、アニメ、ゲーム等のコンテンツや、イベント及び動物園コラボ等の公式情報の他、二次創作や動物関連のニュースから、関係者の作品外での活動やプロジェクト内外のトラブルについてまで多岐にわたる。
アニメ出演声優などの関係者から公式番組やツイッターなどで存在に言及されたり、いわゆる「例の顔」の拡散元とされるなど少なくない影響力を持つ一方で、ネット上の画像や書き込み、雑誌記事やガイドブックの内容などの無断転載の他、9.25けもフレ事件以降は運営公式である「けものフレンズプロジェクト」(以下、KFP)及びその参加企業への批判を意図したまとめ行為や、関係企業や個人に攻撃的なまとめの掲載を行っているなどの問題の指摘が存在する。(後述)
諸事情により現在は「けもちゃん」という別の掲示板にサーバー移転している。「誹謗中傷が過ぎて元の掲示板の運営に閉鎖された説」「『けものフレンズ』の商標がAGNに譲渡されたので別の名前に変える必要があった説」などさまざまな憶測が出ているが詳細は管理人のみぞ知る。
まとめ記事以外にも、サイト独自の掲示板「けものフレンズBBS」及びアプリゲーム「けものフレンズぱびりおん」の攻略情報を取り扱う「けものフレンズぱびりおんwiki」の運営を行っている他、姉妹サイトにアニメ制作グループirodoriの情報まとめサイトである「irodoriちゃんねる」がある。
もっぱら「ヤオヨロズ関係以外のけもフレ誹謗中傷まとめサイト」と認識されており、文字数が多くてタイピングがめんどくさいのとけものフレンズ2放映当時に平和に語れる場所の一つだった他のまとめサイトに突撃した住人の(以下引用)
『けもフレを擁護するようなサイトは〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇(別のサイト名)で晒して叩き潰してやるから覚悟してろ。たつき監督のファンに喧嘩を売った東京ズーネットのようにしてやるよ』
といった脅迫じみたコメントから「12文字」という俗称(蔑称)で呼ばれることがある。移転後は文字数が減ったのでそのまま「けもちゃん」と呼ぶことが多いがまれに「12文字」の言い回しを含ませるために「5文字」と使われることがある。
問題点
コンテンツの無断転載
5ちゃんねる
「5ちゃんねる」移行前、全面転載禁止であった「2ch.net」からコピーサイトである「2ch.sc」を介したまとめサイトによる書き込みの無断転載が横行していたが、「けものフレンズちゃんねる」も例に漏れず「2ちゃんねる」からの無断転載を記事にまとめていた。
さらに、「5ちゃんねる」移行までの同サイトの記事内には出典元の記載がなく、書き込みの名前欄も独自のもの(名無しのフレンズ)に改変されているため「2ch.sc」からの転載であるのかも不明で、唯一タイトルで2chの書き込みと明記された記事に記載されたURLは転載禁止であった「2ch.net」のものである。
なお、著作権法上では適切な形での引用であれば許可を得ずに転載を行うことを認めているが、その場合でも出典元は明記されていなければならない。
(尤も、内容の大半が転載で占められている、いわゆるコピペブログの記事は引用には当たらないが)
ツイッター
第1回目の東武動物公園とのコラボ期間中、当園で飼育されていたフンボルトペンギンの個体「グレープ君」の写真をツイッター上にアップロードしていたアカウント「グレープ君ちゃんねる」(現在アカウント削除済み)がツイートした写真を、記事のTOP画像に無断で使用した。
このことについて、同アカウント運営者は連絡用アカウントにてAPI埋め込みによるツイートの引用以外での画像の転載を止めるよう記事のコメント及び、「けものフレンズちゃんねる」管理人のツイッターアカウントへのリプライで要求するも、管理人は記事には手を加えずにコメントのみを削除。
対応がなされなかったことから「グレープ君ちゃんねる」は同アカウントのコンテンツを利用することに関するガイドラインを作成し「けものフレンズちゃんねる」を名指しでツイートの引用を含む一切の転載を禁止としたが、尚もツイートのまとめが続いたためリプライで削除を要請したところ、管理人側は同アカウントをブロックしてコメント欄で「グレープ君ちゃんねる」をNGワードに指定するという一件があった。
公式コンテンツ
「KFP」は二次創作に関して設けられたガイドラインに沿った範囲内での活動を許可しているが、「けものフレンズちゃんねる」ではアニメ本編のキャプチャ画像をヘッダーに利用するなど、ガイドラインで禁止されている公式素材の直接利用を行っていた。
これに対して、アニメ「けものフレンズ」製作委員会の幹事会社Age Global Networks株式会社加藤英治代表取締役よりアニメ「けものフレンズ」の著作権を侵害している画像の削除要請を受けたとして、該当する画像を削除して別の画像に差し替える処置を行った。
その他、雑誌のインタビュー記事などの転載、ガイドブックの内容やリーク情報の画像のアップロードなども行っており、開設間もない頃から現在に至るまで、転載元であった2chの書き込みや記事のコメント欄などにて管理人の情報モラルの低さへの指摘が存在する。
不適切な内容の記事掲載
KFP公式及びプロジェクトを構成する企業の関係者と、たつき監督並びにアニメーションプロデューサー福原慶匡氏の意見に溝が残る(KADOKAWA専務井上伸一郎氏曰く「ご意見に大きな溝」「認識相違」)まま今日に至る9.25けもフレ事件であるが、「けものフレンズちゃんねる」では騒動以降公式側への行き過ぎた批判として見受けられている記事の掲載を行っている。
それらの中には、憶測や情報元の不明瞭なネットニュースを根拠にしたものや関係者の発言を文脈を無視して切り出して記事のタイトルにしたもの、デマの発信源となる得るものや企業や個人への中傷じみた記事も少なくなく、TVアニメ「けものフレンズ2」の発表以降は当作に対する否定的意見のみをまとめた記事や、声優への中傷めいた記事の他、アニメ制作スタッフなどの関係者個人を揶揄するような記事を多くまとめており、主にツイッターなどで批判の声も上がっている。
特に、KFP関係者であるテレビ東京プロデューサー細谷伸之氏について、5ちゃんねるで荒らしを行っているユーザーと同一人物であるという憶測に基づいた記事を掲載し、この際、同氏による住居特定の危険性のあるツイートを元にした「5ちゃんねる」住民の調査結果に関する書き込みまでまとめていた。記事内では伏せ字化されていたものの、これにはグーグルマップのアドレス等が含まれていた。
これに対して細谷氏は疑惑を否定し、住所特定については警察に相談する旨をツイッターにてコメントしている。また、この「好きにしてください😜」の発言に対し、売り言葉に買い言葉とでも言うような燃料投下めいたまとめ記事の掲載を行った。
また、アニメ「けものフレンズ2」の放送が開始されて以降は、一般のファンの「2」に好意的な感想のツイートをまとめ、コメント欄でツイート元のユーザーに対する中傷が繰り返されても削除などの対応を怠るといったことが度々あり、管理人への怒りの声も聞かれた。
特に、アニメ「2」の考察を行ったとある個人ブログについて(ファンの一部からも物議をかもす内容であったとはいえ)筆者への人格否定を含む行き過ぎた批判コメントをまとめた記事を複数掲載した他、東京ズーネット公式アカウントの「2」に関する話題を絡めたツイートに対し、悪意的解釈に偏重したコメントをまとめるなど公式と無関係な個人や団体に対する中傷記事なども掲載している。
掲示板CSS盗用
2018年1月、かねてから開発者を募集していた「けものフレンズちゃんねる」独自の掲示板「けものフレンズBBS」が開設される。
しかし、設置後間もなくCSSが同じくきりしま式webpatioをベースとした他サイトであるポケモンまとめサイト「ぽけりん」管理人の運営する掲示板「ポケモンBBS」のものをほぼコピペしたものであることが発覚し、「ポケモンBBS」住人の突撃によって掲示板が荒れる事態となった。
これに対して「けものフレンズちゃんねる」管理人はスレッドのロック、元のコードにあった画像ファイル名の削除などCSSの一部書き換えなどを行うが、「ぽけりん」にてこの件についての説明と対応を要求する記事(現在は削除済み)が上がったことを受けて、両者間で協議に入る。
最終的に、掲示板の開発は外部に依頼したもので盗用については関知していなかったこと、協議の結果「ぽけりん」管理人とは和解済みであること、「けものフレンズBBS」を閉鎖することなどが「けものフレンズちゃんねる」内の記事(削除済み)で説明されたことで、事態は収束した。
しかし、盗用発覚後にコードの書き換えという盗用を隠蔽するような行動をとったこと、開設時に”未熟ですが”、”使い勝手はお察し”など掲示板の出来について謙遜するようなコメントをしていたことから、実際は盗用は外注先ではなく管理人自身によるものではないかという疑惑の声もBBS内のレスや記事のコメントに散見された。
なお、現在では盗用問題をクリアした上で新設されたBBSが稼働中であるが、初代BBS開設当初よりKFP関連企業や、公式関係者に対する中傷コメントのみ放置し、削除依頼にも応じないという管理人として不適切な点が見られ、公式への批判スレッドの乱立や無関係なスレッドでも展開される関係者への中傷、さらには公式と関係のない一般人に対する晒し行為や中傷まで放置されるなど多くの問題を抱えた状態となっている。
関連項目
外部リンク
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