![]() |
この記事は漫画作品「けものフレンズ -ようこそジャパリパークへ!」の記事です。 は当該項目を参照して下さい。 |
けものフレンズ -ようこそジャパリパークへ!-とは、メディアミックスプロジェクト「けものフレンズ」のコミック作品である。漫画 フライ、企画・原案 けものフレンズプロジェクト。
概要
『月刊少年エース』にて、'15年7月号から'17年3月号まで連載されていた漫画作品。全20話+単行本描き下ろし1話、全2巻。
楽曲「ようこそジャパリパークへ」とは直接的な関係は無い。
「けものフレンズ」はアプリ版が先行して世に出されてはいるが、アプリ版のコミカライズ作品という訳ではない。これはけものフレンズというコンテンツが様々なメディアを使って盛り上げていく複合プロジェクトであるという考えがあり、本作も独自の設定とストーリーによる、他媒体とは違う味付けの「けものフレンズ」となっている。
アニメ版「けものフレンズ」放送開始時期に単行本が発売され、またアニメ放送開始記念としてComicWalkerにて週刊配信が開始された。
ストーリー
ある不思議な現象で動物たちがヒトと同じように言葉が話せる女の子の姿になった、
「アニマルガール」が暮らす「ジャパリパーク」。そこに立派な飼育員を目指しやってきた菜々は張り切って第一歩を踏み出したものの…?
「けものフレンズ -ようこそジャパリパークへ!-」1巻裏表紙より
人間の主人公・菜々と彼女の担当するアニマルガールのキタキツネとサーバルが中心となる、可愛いアニマルガール(フレンズ)達が繰り広げる一話完結型の日常モノとなっている。
キャラクター
- 菜々
- 「いや!キタキツネは私が守る!」
- 本作の主人公……と思われる。ピンクの髪の毛とサイドテールが特徴。彼女が子供の頃から夢見ていたジャパリパークの飼育員となる所から物語は始まる。彼女の担当するキタキツネとサーバルを始め、自由奔放なアニマルガール達に翻弄されつつも格好いい飼育員を目指す。気合が空回りすることもしばしば。
- アプリ版の登場人物「カコ博士」の従姉妹にあたるそうだが、ソースがブシロードのニコ生であるらしく現在ソースの回収は困難。
- ガイドさん(ミライ)
- 「菜々さんおはようございます!」
- アプリ版でお馴染みのジャパリパークのガイドさん。菜々の先輩に当たる。作中での主な仕事はフレンズ達の体力測定、新しくパークに来たフレンズの案内、パップの正体の自主規制など。
- キタキツネ
- 「どうするかは私の自由よ」
- 菜々の担当するフレンズの一人。本作のメインヒロイン。アプリ版やアニメ版とは性格が大幅に違い、自己中心的で我儘な性格をしている。だが時折素直な面も見せるツンデレ気質。好物は肉まん。
- サーバル
- 「よろしく菜々ちゃん 私サーバルだよ」
- 菜々の担当するフレンズの一人。初対面の菜々ともすぐに打ち解ける、元気で明るいフレンズ。活発で交友関係も広いがトラブルメーカー的な一面が出てしまうことも。第3話の体力測定では驚異的な身体能力を見せる。
- タイリクオオカミ
- 「大丈夫ですか?おケガはありませんか?」
- 第2話に登場。礼儀正しいフレンズ。コンビニにて菜々とキタキツネに出くわし、キタキツネにコンビニでの買い物の仕方を教える。
- コアラ
- 「コアラ特製パップですー」
- 第3話に登場。サーバルと共に体力測定を受けた。パップを使ってサーバルの傷を癒す能力を披露し、運動能力が高いばかりがフレンズの特徴ではないことを菜々は学んだ。
- 第10話ではバイトにかこつけてパップの詰め合わせを販売しており、それ以降パップ推しキャラが定着する。ちなみにパップの正体はコアラの「んーーー!!!」ゲフンゲフッ
- カラカル
- 「サーバルとは頭のできが違うのよ」
- 第4話に登場。サーバルの親友であり良きツッコミ役だが、それゆえサーバルの起こすトラブルに巻き込まれてしまう事もしばしば。
- トキ
- 「誰か 私の歌を楽しんでくれる人がいれば」
- 第4話に登場。歌が好きだが理解不能なレベルの音痴。第6話、第17話(コミックス版。雑誌掲載時は第16話)とメイン回が複数ある。
- ツチノコ
- 「私は 一円でも売れんぞ」
- 第5話に登場。洞窟に迷い込んだキタキツネと遭遇した。サバイバル的な暮らしをしており、フレンズを見るのもキタキツネが初だった。洞窟の中でひっそりと暮らしてきたが、キタキツネとの出会いから外の世界に興味を持つ。
- トナカイ
- 「まあまあとりあえずアイスでも食べて落ち着きなよ」
- 第7話に登場。雪山で暮らすサーバルの友人。雪山でアイスを食べ物に出すなど常軌を逸した寒さ好き。
- リカオン
- 「いらっしゃいませ ガールズカップルね」
- 第8話に登場。「じゃぱりケーキ」の店員。
- マーゲイ
- 「ガールズベストカップル…ッ」
- 第8話に登場。「じゃぱりケーキ」の店員。恋人同伴来店キャンペーンを始めた張本人と思われる。女の子同士の絡みが好き。
- アフリカゾウ
- 「トラック&トリートメント」
- 1巻描き下ろしに登場。マイペースでセリフにツッコミどころが多い。
- キンシコウ
- 「これが猿も木から落ちる…だ」
- 第9話に登場。申年にちなんでキタキツネがご利益にあやかろうと彼女のもとを訪れる。自身の人生を「鍛錬に始まり鍛錬に終わる」としずっと鍛錬に身を置いていたようだがその影響か少々感覚がズレており、キタキツネをもってして「ツッコミ5人くらい必要ありそう」と言わしめる。
- チーター
- 「来たわね愚民」
- 第10話に登場。女王様キャラで冬眠のために菜々の飼育員という立場に付け込んで雑務の一切を押し付けようとする。
- クロサイ
- 「キタキツネ殿厳しいご指導よろしくおねがいします」
- 第11話に登場。自身を戦士の一族とし、礼儀正しく仕える。新たにジャパリパークにやってきたところをキタキツネに面倒を見てもらう事となるが、キタキツネにいいようにコキ使われてしまう。
- アライグマ
- 「一兆円くれ」
- 第12話(コミックス版。雑誌掲載時、およびそれを元にしたサイト配信版では第11話)に登場。アプリ版やアニメ版のような「なのだ」口調ではないが、それらに劣らぬ変人ぶり。アライグマが地味だという事に悩んでいる。
- タヌキ
- 「臨時でお手伝いに来たタヌキです」
- 第13話に登場。ミライのお手伝いに来ていた。
- シーサー
- 「メンソーレ!」
- 第14話に登場。リウキウチホーの守護けものにして観光ガイドを務める、二人一組のフレンズ。セリフに多く沖縄方言を交える。
- シーサーは右に口の開いたシーサーを、左に口の閉じたシーサーを置くことに由来して左側の口を閉じたシーサーは全く喋らない。
- ギンギツネ
- 「またノコノコと能天気な連中が来やがったなと言ってるわ」
- 第14話に登場。菜々たちのリウキウチホー旅行に同行していた。沖縄方言を訳せるが「堅苦しく翻訳するのは私の主義ではない」とし意訳を前面に押し出す。
- ピーチパンサー
- 「いらっしゃいませご主人様」
- 第15話に登場。カラカルの友人。ジャパリカフェ(メイドカフェ調)の店員。メイドとしてサービス精神を重んじている。
- アラスカラッコ
- 「わははっこの娘は私アラスカラッコが頂いたわ!」
- 第16話に登場。蒐集癖があり「お宝王」を名乗る。
- イワトビペンギン
- 「歌はハートが命だぜ」
- 第17話(コミックス版。雑誌掲載時、およびそれを元にしたサイト配信版では第16話)に登場。アイドルユニット「PPP」の一員。トキに歌の指導を行う。他の「PPP」メンバーは扉絵と観客として少しだけ登場。ちなみにこの扉絵のPPP集合絵は、雑誌掲載版ではロイヤルペンギンを除いた4名だったが、コミックス版ではロイヤルペンギンも書き加えられた。
- ショウジョウトキ
- 「私たちの歌声をみんなに届けます!」
- 第17話(コミックス版。雑誌掲載時、およびそれを元にしたサイト配信版では第16話)に登場。トキと組み見事なハーモニーを発揮するも持ち前の出たがりな性格が出てしまい…
- クジャク
- 「それ 私です」
- 第18話に登場。ジャパリパーク観光大使の時期ナンバーワン候補として名が挙がっており、人望も人気も兼ね備えている。
- オコジョ
- 「受験生にクリスマスなんて存在しないんですよ」
- 第19話に登場。ジャパリ女学院大学を目指し勉強する受験生。
関連立体
関連項目
関連リンク
- 6
- 0pt