こいつはすごいぜ!とは、感嘆詞である。
ここではメタルヒーローシリーズ第6作『超人機メタルダー』における次回予告の台詞回しについて触れる。
概要
超人機メタルダーの次回予告は正宗一成氏によるあらすじ紹介が行われた後に「ジャカジャン」という力強いジングルと「こいつはすごいぜ!」というドスの効いたかけ声のセットで締めくくられる。
そもそも「超人機メタルダー」という作品は、児童向けの特撮テレビドラマ作品という扱いではあるが、主人公の名前を出さずに青春について歌った主題歌や、敵サイドをピックアップしたストーリー構成、1話で敗北してしまう主人公、あと視聴率低迷に伴う放送中期の路線変更にメタルヒーローシリーズ初の放送打ち切りなど、色々な意味での「凄い」展開が待ち受けていたことから、結果「こいつはすごいぜ!」という台詞はメタルダーという作品の象徴として位置づけられることになった。
作品の象徴となる台詞故か、放送時間変更のお知らせの際にも主役3人にもパクられている。
…ただ、こちらは全体的に軽々しいノリで喋っていたから「コレジャナイ」と言わざるを得ないだろう。
後続作にて
ちなみに、メタルヒーローシリーズをはじめとする東映特撮における次回予告のBGMは基本的に主題歌のインストver.を使用しているのだが、メタルダーの次回予告では劇中のBGMを流用していた。
メタルダーのBGMは1990年に放送されたレスキューポリスシリーズ第1作目の特警ウインスペクターの際に作曲家繋がりとして多くの楽曲が流用されていたのだが、メタルダーの次回予告BGMは前述の通り慣例から外れていた関係で、ウインスペクターでは本来は流れるべきではないはずの他作品の次回予告のBGMが流れるという、東映特撮としては稀に見る異様な光景が発生していた。
そんな関係もあってか、ウインスペクターの作中でメタルダーの次回予告BGMが流れた際には政宗一成氏による「ジャカジャン」→「こいつはすごいぜ!」が脳内再生されてしまった視聴者もいた様子。
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関連項目
- 超人機メタルダー
- 特警ウインスペクター
- 怒る!
- みんな、見るでヤンス!…メタルヒーローシリーズの次回作『世界忍者戦ジライヤ』にて同じく次回予告の〆で使われていた台詞回し。
- ぶっちぎるぜ…仮面ライダーBlack RXの同じく次回予告の〆で使われていた台詞回し。正宗一成氏によるドスの効いた言い回しが共通している。
- ・・・・すごい漢だ。
- メタルヒーローシリーズ
- 感動詞の一覧
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