このヒーラー、めんどくさいとは、丹念に発酵氏がニコニコ漫画などで連載中のギャグ漫画である。
作者考案の略称は「ヒどい 」。まさかのアニメ制作が決定した。
概要
ニコニコ静画でカルト的な人気を誇る作品がまさかの公式連載化!
性根もダークなエルフっ娘・カーラと煽り耐性が高めな甲冑男・アルヴィンの異世界ポンコツ冒険者コメディ!
「このヒーラー、めんどくさい」作品紹介
このヒーラー、めんどくさい | |
漫画 | |
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作者 | 丹念に発酵 |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | MFコミックス |
掲載 | ComicWalker ニコニコ静画 月刊コミックフラッパー |
掲載期間 | 2019年7月- |
巻数 | 既刊7巻 (2023年10月時点) |
アニメ | |
監督 | 中西伸彰 |
制作 | 寿門堂 |
放送期間 | 2022年4月-6月 |
話数 | 全12話 |
漫画・アニメテンプレート |
異世界を舞台に、はちゃめちゃな言動でかき乱すカーラと、間髪を入れずにツッコミを決めるアルヴィンという夫婦漫才構図で物語は進行していく。その他さまざまなキャラクターが登場するが、アルヴィンの味方はいない模様。
ニコニコの他、月刊コミックフラッパー、ComicWalkerで連載中。
作者
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/kono_healer/status/1382170032877150208
丹念に発酵氏は、2014年からニコニコ静画に漫画形式のイラストを投稿している。ペンネームは、近くに置いてあったヨーグルトのパッケージから。
艦隊これくしょん~艦これ~の吹雪を主人公に据えたサイハテ鎮守府シリーズで、登場人物たちの強烈なボケとキレのあるツッコミが好評となり、カルト的人気を獲得。後に作者のグンバツなギャグセンスを存分に生かしたオリジナル作品として、2018年に「これ、何の話ですか?」を連載開始。さらにファンが増える。
そして、この人気に目をつけたKADOKAWAにより公式漫画化。タイトルを「このヒーラー、めんどくさい」に変更して2019年より連載中。おのれKADOKAWA
上記ツイート内で直筆メッセージが紹介されているが、自分のペンネームでありながら「酵」の字が書けない。昔は書けてたのになぁ…。
登場人物
カーラ
CV.大西亜玖璃
ダークエルフのヒーラー。アルヴィン曰くストレス製造機。壊滅的なウインクに定評がある。
モンスターと戦闘中のアルヴィンに近づき、助けを求められると、いきなり跪いて額と両手を大地につけるよう要求。パーティーを組むことを条件に回復魔法をかけようとするが誤って呪いをかける。
基本的にイライラしたら負け。読者にもアルヴィン並みの煽り耐性やツッコミ能力が求められる。
次にくるマンガ大賞2020にノミネートされたが、カバン一杯の札束を見せながら清き一票を依頼したことで入賞とはならなかった。
アルヴィン
CV.佐藤拓也
30歳過ぎの駆け出し冒険者。ツッコミのキレに定評がある。
甲冑を全身に纏っていて、顔は一切見えない。吹き出しやコマ割りで作者にも隠される。あろうことか名前すら忘れられる。かわいそうな主人公・アル憫。
いい歳して駆け出しのオールドルーキーとあって、剣術など難あり。コメディアンの方が向いてるんじゃない?
関連静画
「これ、何の話ですか?」は、「このヒーラー、めんどくさい」の元となった作品。
テレビアニメ
2022年4月よりAT-X、TOKYO MX他にて放送開始。
スタッフ
- 原作:丹念に発酵(月刊コミックフラッパー連載/KADOKAWA刊)
- 監督:中西伸彰
- シリーズ構成・脚本:志茂文彦
- キャラクターデザイン:菊永千里
- プロップデザイン:白崎詩織
- 美術監督:湖山真奈美
- 色彩設計:荒木隆介
- 撮影監督:山本耕平
- 編集:小野寺絵美
- 音響監督:郷文裕貴
- 音響効果:白石唯果(ラプソディ)
- 音楽:五十嵐聡(TOKYO LOGIC)
- アニメーション制作:寿門堂
放送・配信情報
放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
AT-X | 2022年4月10日 | 日曜 | 21時00分~ | リピート放送あり |
TOKYO MX | 22時00分~ | |||
BS11 | 24時30分~ | |||
関西テレビ | 26時29分~ |
配信サイト | 配信開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
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dアニメストア (ニコニコ支店) |
2022年4月10日 | 日曜 | 21時30分~ | 地上波先行・単独最速配信 |
ニコニコチャンネル | 2022年4月17日 | 第1話常設無料 最新話1週間無料配信 |
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ニコニコ生放送 | 22時30分~ | タイムシフトあり |
2022年4月17日(日)21時30分以降順次配信 | ||||
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ABEMA | GAO! | ひかりTV | FOD | バンダイチャンネル |
Hulu | TELASA | J:COMオンデマンド | みるプラス 見放題プレミアム |
アニメ放題 |
Amazon | U-NEXT | - |
2022年4月17日(日)21時30分以降順次配信 | ||||
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Rakuten TV | DMM.com | music.jp | ビデオマーケット | |
HAPPY!動画 | クランクイン!ビデオ | - |
各話リスト
話数 | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 動画 | dアニメ |
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01 | 志茂文彦 | 中西伸彰 | 金璐浩/菅原美智代 上野沙弥佳/畠山元 乘冨梓 |
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02 | 上坪亮樹 | 金璐浩/菅原美智代 上野沙弥佳/乘冨梓 |
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03 | 江副仁美 | 山本辰 | ||||
04 | 宮崎なぎさ | 中嶋清人 | ||||
05 | 山田由香 | 祝浩司 | 神戸唯 | 山﨑輝彦/金璐浩 菅原美智代 上野沙弥佳/乘冨梓 |
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06 | 宮崎なぎさ | 吉田俊司 | 山﨑輝彦/金璐浩 菅原美智代/上野沙弥佳 乘冨梓/竹内昭 Jumondou Seoul |
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07 | 坂田純一 | 金承徳 | 金璐浩/山﨑輝彦 上野沙弥佳/乘冨梓 Jumondou Seoul |
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08 | 麦野アイス | 中嶋清人 | ||||
09 | 岡村正弘 | 岡村正弘 | 金璐浩/山﨑輝彦 上野沙弥佳/乘冨梓 谷口繁則/Jumondou Seoul |
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10 | 志茂文彦 | 今泉賢一 | 宮崎修治 | 金璐浩/山﨑輝彦 上野沙弥佳/池添優子 乘冨梓/Jumondou Seoul |
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11 | 麦野アイス | 吉田俊司 | ||||
12 | 中西伸彰 | 山﨑輝彦/池添優子 乘冨梓 |
サブタイトル
第1話
「魔物やモンスターがはびこる世界で冒険者の道を歩もうとするアルヴィン(主人公/甲冑の戦士)は熊の怪物と戦いピンチのところに運良くダークエルフのヒーラーの女の子カーラ(ヒロイン/ダークエルフ)が通りかかったがカーラの性格があまりにもあまりなので言い合いになり熊の怪物も困惑しさらにそのあと熊自宅に連れていかれるという原作コミックスにない展開があるので原作ファンの中には『あれ?』と思うかたもいらっしゃるでしょうけれどこれは雑誌連載以前にネットで発表されていた『これ、何の話ですか?』をいう同じ世界観の漫画を元にしているのでご了承くださいとお願いするスタッフと原作サイドの意向をこの場を借りてご説明させていただきつつなおこの長いサブタイトルには縦読みや斜め読みのような仕掛けはないのでそのこともおことわりしておきたいそんな第一話」
第2話
「ヒーラーのカーラと一緒に旅をする羽目になったアルヴィンは
本来の目的である毒消し草集めを続けようとするのだが
途中の墓場でいきなりゴーストと戦闘になり
思いがけない方法でどうにか切り抜けたと思ったら
今度はゴブリンの罠にはまってしまうなど
Aパートだけでさんざん苦労する上に呪いもまだ発動中なので
カーラと離れるわけにもいかないし
今後のさらなる苦労がしみじみ思いやられる
それにしてもこの長い長いサブタイトルは
実は次回予告も兼ねているのだけれど
ちゃんと全部聞いてくれている人が
どれだけいるのかいささかならず気がかりでもあるそんな第二話」
第3話
「二話までのカーラとの二人旅で大概ひどい目にあっているにも
関わらずモンスター狩りの冒険者としてがんばり続けようとする
アルヴィンの志の高さはなかなかのものかもしれないけれども
出くわしたキノコのモンスターに戦いを挑んでみたら意外と
そこそこ難敵でまた本編には出てこない設定だけれども種族は
マタンゴだそうでさらに声は大人の男性かと思ったら
原作のイメージでは少年っぽい声もアリとのことで意外な上にも
意外さが積み増しされつつところが実はこのサブタイトルを
作っている2021年前半の時点ではまだキャストが
決まっておらずどんな配役になるのかも楽しみながら果たして
アルヴィンはこのキノコに勝てるのだろうか
という話だけでは終わらないそんな第三話」
第4話
「アルヴィンがカーラと一緒に初めてのダンジョンに挑んだところ
このダンジョンが初心者向けの親切設計でだったので
さすがのアルヴィンも軽々と攻略できるかと思いきやそこは
さすがベテランルーキーと呼ばれるだけあって
そう簡単にいくはずもなくこれからも時々出てくる落とし穴に
はまる持ち芸(?)を披露したり一緒についてきたキノコの
魔物にも心配されたりそういえば前回から登場したこのキノコは
名前をオルテガイアというのであんまり呼ばれる機会が
ないけれどいちおうご記憶いただきたく
ところでこのサブタイトルを読みきれない人は動画を停止状態にする
以外にも番組HPで確認するという手があるのでよければそちらも
ご覧くださいと告知もしつつのそんな第四話」
第5話
「アルヴィンとカーラが宿屋に泊まろうとしたら
人のよさそうな主人がカーラのせいで思いがけない正体を
あらわしたりそれから通りすがりに出会ったおばあさんが
これまた意外な本性を持っていたりとこの世界には
人間に姿をやつした魔物やモンスターが
あちこちにいる場合もあることを再確認しつつも
宿屋の名前の『泊まって!ぶーりん』の元ネタがわからない人も
もしかしたらいるかもしれないけれどこれはもちろんあの有名な
作品だから知っていればなつかしいなあ久しぶりに
見てみたいなあとそういった感慨にもひたれるそんな第五話」
第6話
「旅の途中で盗賊に襲われたりゴーレムに遭遇したりとあいかわらず
危機また危機を乗りこえていくアルヴィンとカーラだったが
ついにあるなりゆきからアルヴィンが大ダメージを負ってしまって
またこのなりゆきというのがあんまりななりゆきでアルヴィンも
甲冑を脱いで養生する羽目になりそれがきっかけで
二人がまた言いあいになったり関係性がまたちょっとだけ
変わるかもしれなかったりとそんなアルヴィンとカーラの
かけあいゼリフがこの作品では大事なのに今の時代は
キャストのオーディションや本編の収録も一度にスタジオに入れる
人数が限られていて何かと大変だけれどしかし
みんなで力を合わせて切り抜けていきたいそんな第六話」
第7話
「『このヒーラー、めんどくさい』はカーラ以外にレギュラーの
女性キャラが存在せずそういう意味でもなかなかユニークな番組ながら
第五話に魔女と盗賊の女の子が登場したけれど魔女のほうは
若い時の姿は最後にちょこっと出ただけでまた盗賊の女の子も
そのあと出番がないのでやはりそろそろまた新しい女性キャラが
見てみたいし出てくるんじゃないかと予想や期待をしている
皆様がたのお気持ちにこたえる意味もあってお待たせしました
今回はマリア・デスフレイムという女性キャラクターが登場するけど
その前段にゾンビの話があるのでまずはそちらを
お楽しみいただきたくまたさらにマリアもマリアで
なかなか普通ではないところもあるので果たして本当に
ご期待に添えるかどうかは見てのお楽しみなそんな第七話」
第8話
「オルテガイア(キノコの名前ですのでお忘れなく)のおかげで
無事に牢屋から脱出したアルヴィンだが思いがけず
意気投合したカーラとマリアにまだまだ振り回され続ける
羽目になりどう振り回されるかというと
実はマリアにはエリーという愛する妹がいて
そのエリーに関するゴタゴタについてのネタバレは避け
るけれどマリアがネクロマンサーだという設定にも
関わることなのでマリアみたいな可愛い女性キャラが
またもう一人出てくるとまでは期待しないで欲しい
その代わりにカーラが珍しくコスプレを披露するので
そちらはぜひお楽しみにしていただきたいそんな第八話」
第9話
「マリアとエリーに続いて今回もゲストで女性キャラが登場する回で
ところでこの番組は時々前後が入れかわったりしながらも
おおむね原作の流れに沿ってエピソードが並んでいるのだが
しかし実はこのメデューサとドリアードの回については
せっかく珍しく女の子がいっぱい出る話なんだから
もっと早くなんならいっそのこと二話とか三話ぐらいにもってきて
見てくれる人の気持ちを引きつけようかというアイデアも
最初にあったけれどもやはり二話三話でやるにはゴージャスすぎるし
流れがちょっとちぐはぐになる感もかもし出しそうなので
やっぱりやめておくことになったという裏話もありつつ
それだけに満を持してお届けするそんな第九話」
第10話
「いよいよ今回の後半から本格的に『これ、なんの話ですか?』編に
突入するわけですが(そうは言っても今回と次の二回だけだけど)
知らない人のためにもう一度説明しておくと『これ、なんの話ですか?』
とはタイトルが『このヒーラー、めんどくさい』になる以前つまり
商業連載になる前にWEBの投稿サイトに掲載されていたもので
だからコミックスには収録されていないけれどまだ読めるはずなので
よければそちらもどうぞと言いつつ前半にも見逃せない憎まれ役が
出てくるのでそっちにもご注目いただきたいと言うそのわけは
今後も引き続き見ていただければわかる
なにげに大事なイベント満載のそんな第十話」
第11話
「『これ、なんの話ですか? 』編の第二回なわけだけれど
原作の『このヒーラー、めんどくさい』の方には出てこない
アンナやりょう子を活躍させる機会を作れたのは喜ばしく
また原作の分量が足りないぶんをおぎなうことができたのも
大変ありがたいその一方で
今回はあの国民的人気アニメのネタも出てきて
こちらはもちろん説明なしでもわかる人が多いだろうけれど
この頃は今と違ってデジタルではなくセルに一枚一枚
絵の具と筆で色を塗っていたんだなあと
当時のスタッフが作品にそそぐ熱意や労力にふと思いを馳せる
きっかけとなるのも悪くないかもしれないそんな第十一話」
第12話
「いよいよ最終回がやってきてここまでご視聴くださった皆さまには
原作サイドもふくめスタッフ一同お礼を申しあげながらも
原作で最終回に使えそうなエピソードがまだ出てきていなかったので
ほぼ完全オリジナルストーリーになってそれでも原作者の丹念に発酵先生から
ドワーフのキャラクターデザインやセリフやアイデアをもらえたので
なんとかまとめることができてとりあえず一安心はしたものの
やはりこれで終わりとなるとちょっとさびしいし
カーラやアルヴィンたちともう少しつきあいたい気分も残しつつ
しかし原作はまだまだ続くのでぜひよろしくお願いしたく
それにしても本当にご視聴ありがとうございましたと
もう一度心からお礼を申しあげます
本当にどうもありがとうございました
そんな第十二話(最終回)」
主題歌
- エンディングテーマ「HERO in HEALER」
- 歌:カーラ with アルヴィン、キノコ(CV:大西亜玖璃、佐藤拓也、泊明日菜)
作詞:Mitsu(TRYTONELABO) 作曲・編曲:TAKT(TRYTONELABO)
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関連項目
- 7
- 0pt