ごまめとは、
概要
1の概要
「ごまめの魚交(ととま)じり」という慣用句は『(小魚が大魚の群れに寄り添うように)小物が大物に交じって分不相応に振る舞うこと』で「雑魚の魚交じり」ともいい、ここから3の意味が出てきたのかもしれない。
2の概要
この意味でのごまめ(料理)は「五万米」などの字を当てられ、また「まめ=元気で健やか」にも通じるとして、おせち料理を代表する祝い肴三種の一角を担う縁起物となっている。
3の概要
『ごまめ(魚)の稚魚のように、見て判るほどに未熟な(のに構ってもらいたがる)人』というニュアンス。大人が自身を指して「若輩者でスンマヘンがお一つよろしゅうオナシャス」とほどほどの謙遜として用いる場合もある。
「ごまめの歯ぎしり」という慣用句は『ごまめのように何の力も持たない者が分不相応にいきり立つこと。やってみた所でどうにもならない無駄な行為』を表す。
関連項目
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