ちょっと不思議な「さいはて町」で、主に少年少女が仲良く喧嘩する若干ブラックなRPG。
概要
作者の独特な画風と世界観、緩いながらなも後半にいくに連れてどんどんシリアスになっていくストーリー、個性豊かなキャラクター達、デフォルトに少し手を加えた癖のある戦闘システム等が魅力のフリーRPG。
ストーリー(プロローグ)
詳細不明で、いつの間にかさいはてに馴染んで暮らしていた主人公のたきもと(デフォルトネーム)は、ヒノモト学園のアレク輔、たきもとの弟分のファル彦と共に、地下水路にある幽霊が住んでいる開かずの扉の噂話の真相を確かめるために、その開かずの扉前まで来ていた。しかし、開かずの扉を内側からこじ開けて出てきたのは病的に白い謎の少女だった。
登場キャラクター
・たきもと(主人公)
詳細不明の若者。いつの間にかさいはてに居て、いつの間にか不思議な力「マホウ」が使えた。
本作の主人公で、経歴などが一切不明。耐性や味覚等も全て平均なものになっていて、これはなるべく主人公=プレイヤーに近づける為であると思われる。
・ハルナ
本名サイハテハルナ。とても貧乏で、近所で手伝いをして生計を立てている。そしてさいはて住人の中では珍しいマホウ使いでもある。マホウを使ってお金を稼ぐことが出来るのに、何故か本人はそれをしたくないらしい。生活の影響なのか、淡白な食べ物が好き。
本名ハヤブサファル彦。マルサという某春日部防衛隊のようなものの隊員たきもとを兄貴と慕っており、さいはての歴史・地理に明るい探検家の卵。いつかさいはてで何かを大発見して教科書に載る、そして子供達に落書きされるという夢を持つ子供。頭の髪の毛は凶器になるほど鋭い。性格のとおり子供舌で、甘いものが好き。
マルサのリーダーで、本作では珍しい?常識人。学園の隣にある秘密基地でよくファル彦やたきもと達と集まっている。
・キリコ
名字にサイハテとあるが、ハルナとは出会うまで接点が無かったみるからに魔女のような見た目をしていて、もちろんマホウ使い。何故かたきもとやハルナの事を知っている様子。ボスを含むどんな敵も一撃で仕留めるマホウを最初から使える。辛いもの以外は受け付けない様な味覚をしている。
・ヨウスケ
さいはての子供で、ファル彦とは仲が悪い様でいい。熱い性格をしており、ヒーローに憧れている。
アホである。
・トオル
ヨウスケの友達。ヨウスケと違って冷静な性格。前髪で目が隠れて表情が読めない。結構気さくな性格で、丸めた朝刊を武器に戦う姿はやはり子供である。
かなりぶっ飛んだ性格をしており、とんでもない技術の持ち主で、巨大ロボットやらハイパードライブやらを作るそれは、もはや科学でもなんでもない。
戦闘システム
本作の戦闘システムは、ツクール2000のデフォルトに少し手を加えたものなっていて、必殺技であるマホウを使うためには「収束」という行動をしなければならない。収束は使うごとにマホウ(俗に言うMP)を1溜める。そして溜めたマホウを消費して必殺技のマホウを使うことが出来る。(書いていて非常にややこしい)マホウは味方も敵も原則0の状態で戦闘が始まる。
また、本作にはレベルの概念がなく、敵を倒して手に入れた経験値を使い、自由にステータスを強化することが出来る。さらに装備している武器種ごとに使い込んでいくと覚える必殺技があり、このシステムのおかげで装備と技さえ揃えればステータス未強化でゲームをクリアすることも出来る。
関連動画
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