しあわせタマゴとは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するアイテムである。
概要
第2世代「金・銀」から存在するアイテム。ほとんどの作品において野生のラッキーが低確率(およそ5%ほど)で所持していることがあるアイテムとして登場する。
ポケモンに持たせると獲得する経験値が1.5倍になるという単純かつ便利な効果を得られ、育成の効率化には欠かせないアイテム。複数個入手は難しい貴重品であるが、熱心なトレーナーたちはこぞって集めている。
第2世代(GSC)
初登場。
野生のラッキーが低確率で所持しているが、そのラッキーの出現率はものすごく低いために入手は非常に難しい。存在自体知らなかったプレイヤーも多いだろう。
第3世代(RSE・FRLG)
ルビー・サファイア・エメラルドでは野生のラッキーが出現せず、通信交換によって持ってくるしか入手手段がない。
ファイアレッド・リーフグリーンでは出現するが、その生息場所はサファリゾーンである。ただでさえ出現率、被捕獲率の低いラッキーをサファリゾーンという捕まえづらい環境で捕まえ、そのようやく捕まえたラッキーが低確率で所持しているのみという、途方もないレベルで入手難易度は高い。
第4世代(DPt・HGSS)
ラッキーのほか、新たに登場したピンプクも所持するように。出現率もそれまでよりは多少上がっており、ハートゴールド・ソウルシルバーでは大量発生もする。特性「ふくがん」により所持率を上げることもできるようになった[1]ため、入手難易度はいくらか下がった。
しかし、新たにまんまるいしというフェイクアイテムを所持するようになった。こちらはおよそ50%という高確率で所持しているために、嫌でも掴まされることになる。
第5世代(BW・BW2)
イッシュ地方には野生のラッキーは出現しないが、ストーリー上でアララギ博士から1個もらえるほか、ブラック・ホワイトでは特性「ものひろい」で手に入ることがあり、さらに13番道路にいるトレジャーハンターからもらえることがある。トレジャーハンターからは1日1個ランダムでアイテムがもらえるため、運が良ければ何個でも手に入る。
しかし、ブラック2・ホワイト2ではゲーム上で手に入るのはアララギ博士からもらえる1個のみになってしまった。通信環境があるなら、BWから持ってくるのがいいだろう。
このほか、外部サービスだがPDW内のゆめパークでも手に入ることがある[2]。しかしランダム要素が強いために狙って入手するのは難しい。
第6世代(XY・ORAS)
X・Yでも同じくストーリー上で1個もらえるほか、フレンドサファリに出現するラッキーが所持していることがある。フレンドサファリの仕様上3種類のポケモンしか出現しないので入手難易度もそれほど高くないが、ラッキーの出現するフレンドコードを交換しなければならないというハードルがある。
オメガルビー・アルファサファイアではストーリー上でもらえることはないが、ピンプクのほか、新たにペリッパーが所持するようになった。ピンプクはマボロシの場所でしか出現しないが、ペリッパーは海上であればほぼどこにでもわんさかと出現するため、入手難易度はかなり低い。
このほか、外部サービスだがポケマイルクラブ内のミニゲームでも手に入ることがある[3]。しかしやはりランダム要素が強く、運が悪ければいつまで経っても手に入らない。
第7世代(SM・USUM)
サン・ムーンでは殿堂入り後、ポケモン図鑑を50匹以上登録しているとククイ博士からもらえる。しかしゲーム上入手できるのはこれ1個きりとなっている。なぜかラッキーやピンプク、ペリッパーといったポケモンたちからはことごとく没収されており、SMではレベル上げに難儀することになる。
コロコロコミック2017年1月号ではしあわせタマゴがもらえるシリアルコードが付録としてついていたが、このコロコロコミックは各地で完売が続出した。
ウルトラサン・ウルトラムーンでは野生で出てくるラッキー…ではなくラッキーに低確率で呼び出されるハピナスが持っている事があるのでLV60程度で経験値も多いラッキー狩りをしながらしあわせタマゴを狙うといった事が可能。
ポケモンGO
ポケモンGOでは、使用すると30分の間獲得する経験値(XP)が2倍になるという効果となっている。トレーナーレベルが一定の値に達するごとか、課金による購入での入手となっている。
あらかじめ進化させたいポケモンをたくさん用意しておくなど、準備をしてから使うとよい。
関連静画
関連項目
脚注
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