じゃりン子チエとは、はるき悦巳原作の青年誌連載漫画、またはこれを原作とする東京ムービー制作のアニメ作品やゲーム、舞台などのメディアミックス群である。
概要
大阪を舞台に、ホルモン焼きの店を切り盛りするチエに、父親のテツ、このほか周囲の個性的な人物や猫の生活模様を描く。
原作は『漫画アクション』(双葉社)にて1978年より1997年まで、約20年に渡って連載が続いた長期連載作品であり、人情コメディ漫画の代表的作品として広く知られている。単行本は全部で67巻、3000万部発行のベストセラーであり、漫画アクションに吹いた神風作品の一つ。
とりわけ、連載すぐに反響を呼び、とりわけ井上ひさしが新聞の社説で絶賛してからは、国民的作品への階段を踏み入れそうになったほど社会現象と化す。
今でも関西では関西人のバイブルとまで呼んでいる人もいるほど、人気が高く根強いファンも多い。
結局、家庭の都合で20年近くの連載に終止符を打つが、話数は全部で786話もある(第1期でアニメ化したのは、そのうち最初の130話ほどである)。
また、『じゃりン子チエ』のスピンオフ作品『どらン猫小鉄』『どらン猫小鉄奮戦記』『帰って来たどらン猫』も短期連載していた。
また、ニコニコではアニメ、ゲーム関連の動画が多いので、アニメ版を中心に話を進めていく。
アニメ版は劇場版1作・テレビ(MBS)版2作が作られており、特に1981年のテレビ版1作目はアニメ史に残る傑作の誉れ高く、地方局などでも数度にわたって再放送されている(本項目でも、アニメキャストはテレビ1期のものを中心に紹介する)。
まずは1981年に劇場版がオンエアされ、とりわけ関西の大物吉本芸人を使ったキャスティングが呼び水となって、関西で特に好評を博した。ここでは中山千夏、西川のりお、上方よしおの3人のほかにも、芦屋雁之助、京唄子、鳳啓助、横山やすし、西川きよし、桂三枝(当時)、笑福亭仁鶴、島田紳助などの大物の俳優、芸人、噺家や期待の若手が出演。また、監督に赤毛のアンなどで評価された高畑勲、そして音楽は元グループサウンズ、モップスのメンバーでもあった星勝が担当し、高い評価を受けた。
それから1年後、TVアニメ版が決定し、チーフディレクターとして高畑勲が引き続き引き受けることになった。そして、劇場版のレギュラー役で出演した竹本チエ役の中山千夏、竹本テツ役の西川のりお、そして丸山ミツル役の上方よしおはアニメ版でも据え置きとなった(これは高畑勲監督の要望によるもの、つまりこの3人が本当のはまり役だったのだろう)。他は関西弁が達者であることが必須条件で、時代劇俳優、子役含む劇団員が抜擢されている(たとえば、竹本ヨシ江役の山口朱美などは時代劇俳優である)。また、一部のレギュラーキャラに対しても、関西出身声優も採用された(小鉄役の永井一郎、ヒラメ役の三輪勝恵など)。ただし後期ではその体制がやや崩れてしまっており、若き頃の若本規夫なども脇役で登場している。また、アフレコ現場はかなり厳しかったらしく、西川のりおは当時を回顧して何度もダメ出しを食らっていたと語っている(今のなんちゃって特別出演と違い、有名人だからと全くチヤホヤされなかった)。
アニメは当初、視聴率20%を超えるなど好評を博したが、裏番組にテレビ朝日からドラえもんをぶつけられたため、関西以外では視聴率で苦戦を強いられる(それでも関西ではドラえもんを上回っており、関西での平均視聴率は25%、最高視聴率は29.1%というとんでもないものであった)。それでも結局、原作のストックが尽きてきたためにアニメ第一期は約2年、全64話で完結となった。その後も、西日本では何度も再放送を繰り返しており、その再放送すらも視聴率が平均6~8%に及んでいたというお化け作品であり、しまいにはテープが擦り切れてしまったらしい。
そして、この作品は当時の東京ムービーが他社との競合の末に放映権を勝ち取っており、そのため細部の作画の描き込みや細かい演出など隅々までこだわりが感じられるものとなっている。また、チーフディレクターを努めた(実際は土台固めと種まきをしただけで、作品の監督には関わっていなかったらしい)高畑勲は、「元が完成している作品」と評しており、「自分は色を付けて動かしただけ」と語っているほど。音楽担当にはうる星やつらで名が売れた風戸慎介に、劇場版で好評を博した星勝(氏もうる星やつらの劇場版に関わっている)の曲も引き続き使われた。長年、サントラCDは出ていなかったが待望のサウンドトラックが2007年になって発売され、また完全版と銘打ったサントラCDがDVD-BOXの特典にもなっている(また、高畑勲大全集の一つに、劇場版じゃりン子チエのサントラが収録されており、これでしか聴けないロングバージョンやビジーフォーの主題歌なども収録)。
ヤクザが平然と生活に溶け込んでたり、小学生が喫煙していたり、しきりに尾籠な会話が登場したりと、現在では放送が難しい作品かもしれないが、発売されているDVDを購入するか、レンタルできれば視聴は可能。dアニメなどのオンデマンドサービスを利用するという手もある。 見たってや~。(西川のりお風に)。
それから約10年後…ファン待望の続編『じゃりン子チエ~チエちゃん奮戦記』が始まった…のだが、今ひとつファンの評判は宜しくない。チエ、テツ、小鉄、ヨシ江、オバア、お好み焼き屋、花井先生などめぼしいキャラのキャスティングはそのままなのは嬉しいのだが、マサルやカルメラ兄弟といったハマり役の声が他人(関西弁のイントネーションが微妙な人もいる)に変わっており、中でもマサル役の入江則雅の変更を惜しむ人はすごく多かった。また、原作のストックを選りすぐった結果、原作で特に大事にしている時系列が崩壊してしまっており、話に一貫性がなくなっている上、展開がやたら駆け足になった話もある。また、当時流行したよしもと新喜劇を意識したノリで、やたら吹き出しを多発したりと演出がかなりくどくなった(原作もその傾向があったが)。音楽も雰囲気の良かった前作とは刷新され、中村暢之(他にちびまる子ちゃん、魔法陣グルグル、パプワくんなど)の作る曲自体はそこまで悪くないのだが、音響の拙さが響いてかなり浮いており、ファンを失望させている。結局、そこまでヒットせず(それでも関西ではサザエさん再放送の視聴率を上回り、打ち切りの遠因になったとも)に、再度土曜日の夕方に飛ばされた後は自然消滅するように39話という中途半端なクールのまま無念の放送終了となった。放送エリアも関西のみで、見たことがない人もかなり多かった。尤も、これは人情味に溢れていた初期に比べ、ややドライかつ難解な話が増えた原作にも問題はあり、笑いの取れるギャグ、コメディ回ばっかりをアニメ化してしまった選出基準にも疑問が残る(感動路線の、カルメラ兄弟のエピソードや百合根のエピソードなどは全部未放送だった)。
なお、制作スタッフの中には、絵コンテや演出担当として片渕須直が参加しており、同氏が初めて自立していけるようになった仕事がこの作品であったらしく、本人も、恩師の高畑勲が前作のディレクターを務めた縁もあって、思い入れのある作品の一つだと答えている。また、監督の横田和善も宮崎駿の右腕といわれ、『宇宙船サジタリウス』などで高い評価を得た人物であり、ほかにも何かとジブリと縁があるスタッフが集まっている…なのになぜこういう微妙な評価になった。だいたい、あのやる気のないOPと完全に浮いてたEDのせいじゃないかと…。
他にもファミコンやプレイステーションなどでゲームが発売されたり、パチンコ化や舞台化されたりもした。ファミコン版は当時傑作を続々生み出していたコナミが制作しており、完成度の高いアドベンチャーゲームとなっている。1章はチエ、2章は小鉄、そして3章はテツが主役となっている。話は1、2章はオリジナルだが、3章のストーリーは、原作から採用したものである。プレイステーションのゲームは、ただの花札(作品によく登場する、カブができる)ゲームである。
舞台と世界観
なお、じゃりン子チエでよくある勘違いとして、舞台があいりん地区と思われていることであるが、厳密には違う。実際はもっと西寄りで、昔は西萩町という地名があった西成区花園北二丁目あたりである(この近くには高級住宅街も持つ天下茶屋もあり、マサルはこの辺の住民という設定)。作品によく出てくる、高架のある駅は、南海高野線萩ノ茶屋駅に瓜二つであり、高架を境に、西側がチエの舞台、東側が原作でもほとんど出てこないあいりん地区あたりである。
では、なぜそういう勘違いが起きているかというと、劇場版、アニメ版の設定が、わかりやすいように新世界にしてあったからである(そのため、アニメ版では通天閣やジャンジャン横丁が登場する)。だが、後にいろいろ設定上の問題が起きたため、舞台を明言化させない計らいになった(なお、原作では最初から頓馬区西萩という架空の地名となっており、チエの住所は頓馬区西萩2-4である)。また、作者も、世界観のモチーフは、自身が子供の頃から慣れ親しんだ新世界あたりだと発言していたこともあり、更に視聴者や読者を混乱させてしまった。
それから、彼女らが日本人国籍じゃないとかいう変な噂が流れているが、原作にはテツ、チエの母親やヒラメの母親が選挙投票に行く話があるので、これは全くのデマ。
登場人物
- 竹本チエ
- CV:中山千夏
ホルモン焼きの店「テッちゃん」を「チエちゃん」に改名し、切り盛りする小学5年生の女の子。
性格は、基本は明朗快活でバイタリティに溢れるが、周囲の環境(だいたいテツのせい)に翻弄され、シャラズルを鳴らす(落ち込んで足を引きずること)こともしばしば。普段から履いているゲタと、ポッチリ(髪飾りについている赤い玉)がトレードマーク。運動神経抜群で、特に足の速さは両親譲り。「ウチは日本一◯◯な少女や」が口癖だが、仕事熱心で接客態度も良く、それなりに今の生活を楽しんでいる部分も。大人と接するのが上手だが、周囲を凍りつかせるほどドライな発言も多い。下品な話を嫌い、お化けや幽霊は大の苦手。顔は祖母の隔世遺伝だが、時々母親譲りの美少女モードになる。怒らせると下駄を投げつけたり、下駄で頭をどついたりする。 - 竹本テツ
- CV:西川のりお
チエの父親。ろくに仕事はしておらず、日頃ヤクザを平気でどついて遊びのお金をまきあげてくる。
ツンデレと言っていいぐらい素直になれない性分(娘のチエにも同じことが言える)。だが、下戸であり、タバコも吸わない、また女に手を挙げることもない上、作品に登場するかなりの女性に気に入られ、苦手にもしている。男らしい美学を持っており、いざという時の分別はついている(その割に無賃乗車、窃盗、器物破損、傷害などは常習的だが、そこはコメディなので大目に見るべし)。ケンカ好きで、ヤクザが尻尾巻いて逃げるほどのため、ある意味西萩周辺はテツによって治安が保たれているようなもの。その強さは、ボクシング西日本チャンピオンを一撃で倒し、世界チャンピオンと互角にスパーリングをこなし、酒の回った平幕力士3人を一度に相手して負傷させるほど(ただし、オバアと花井、そして猫には勝てない)。 - 竹本ヨシ江
- CV:山口朱美
チエの母親で、物語の開始当初は家出していた。洋裁学校の講師をしており、料理の腕前もかなりのもの。テツもヨシ江の前では緊張していつもの調子が出せない。見た目はおしとやかだが、運動神経は良く足の速さはチエにも負けず、若い頃は割と活発だった。かなり天然な部分もあり、馴れ初めが、テツからの競走再戦の申し込みをデートの誘いと勘違いしたことがきっかけなので、最初から満更じゃなかったのかも知れない…が、チエ本人からして「お母はんはテツのどこに惚れたんやろ」と言わしめるほど意外性の塊で、とにかく彼女も色々と謎に満ちている。無茶しやがって…。なお、怒らせると誰よりも怖いとオバアが言ってるが、彼女が作品で本気で怒ったことはあまりない(応援団とのドンパチを制止しようと一喝したぐらい)。 - オバア
- テツの母親で、テツを産んだ張本人。本名は竹本菊。テツの母親だけあって喧嘩っ早く、腕っぷしも強く、空手名誉師範の実力を持つなど、強さはテツを凌駕する作中最強キャラの一人。チエとは別の場所でホルモン屋を営んでいるが、気に入らない客を追い返す癖があるため、チエから接客について度々注意されている。また、チエと同じく上履き(ツッカケ)で人をどつく癖がある。
- オジイ
- テツの父親で、テツの金ヅル。懲りずにテツに騙され、ビビらされ、金をせびられては、オバアから暴力を受けている。心臓が弱いくせに劇中で数少ないスモーカー。そして19年間の連載中に本名を明かされることがなかった可哀想な人。婿養子なので、実質血縁関係はあってないようなものだが、懲りない性格は父子の血筋。
- 花井拳骨
- テツの小学校時代の担任教師だった元京都大学教授。同じ酒飲みという理由で李白を好み、研究を続け文化賞も受賞したほどだが、テツに負けないぐらい無茶苦茶な部分もあり、地位、名声とは無縁な生き方をしている文壇の孤児。若い頃はアマチュア横綱だったために、その強さはオバアと双璧で、テツは全く手が出せない。息子の渉はチエの担任教師。なぜか、アニメではよく表札が花井挙骨となっている。趣味はテツをいじめることだが、同時にテツのファンでもある。
- 花井渉
- 花井拳骨の息子で、チエの担任教師。東京で生活していたため、標準語で喋る作中のレアキャラの一人(声優もアニメスタッフの一人である)。東京で知り合った朝子と結婚し、一児を儲ける。豪快な父親とは打って変わって、穏やかで温厚な性格で、チエやヒラメは、先生にはいい子に見られたい部分を持っている。それゆえ、チエやヒラメの暴走を制止する防波堤役にもなっており、テツやマサルが盾にすることも。
- 丸山ミツル
- テツの幼馴染で、近所の交番に勤務する警察官。ポストは巡査→所長。若い頃はポストテツの異名を持つほどの悪ガキだったが、今は堅気の生き方をしている。テツの悪事をかなり見逃す一方で、テツの活躍によって犯人逮捕や昇進につながったりと、それなりに役得も。カルメラ兄弟とは仲が悪く、最後の最後までいがみ合っている。母親はオバアの友人だが、テツを男らしい人物と評価している。
- お好み焼き屋のおっちゃん
- 本名は百合根光三。元は遊興倶楽部という賭博場の社長だったが、アントニオ死去の後足を洗い、彼の好きだったお好み焼き屋「堅気屋」を始める。今は息子のアントニオJrと二人暮らし。根は優しく気弱なのだが、酒癖が悪く、一升を超えると人間が変わり、テツを凌駕する強さになる。だが、素面でも怪力であり、片手でテツをぶん投げたりしている場面も。実は旅館の御曹司で、所帯持ちでもあった(別れた息子はセリフに登場するものの、アニメには登場しない)。なお、彼のお好み焼きへのこだわりを知りたければ、原作を読むことをおすすめする(これはおそらく同じくお好み焼きに対して、並々ならぬこだわりを持っていたはるき同氏の投影だろう)。
- カルメラ兄弟
- 坊主頭とリーゼントの元ヤクザの二人組。カルメラ屋台を牽いている。兄弟といわれているが、実際は全く血縁関係はなく、元キックボクサーとそのトレーナーの関係だった。本名は菊崎健二と山下勘一。アニメ版ではカルメラ屋で終わっているが、最終的には二人でラーメン屋を営み、おまけに二人共、双子の姉妹と見合い結婚し、子供まで授かることになる、ある意味、テツからの不遇に耐えてきたことによるご褒美キャラクター。兄はキックボクシングで西日本チャンピオンになるほど相当強いキャラのはずなのだが、なぜかテツには全く歯が立たない。
- 地獄組のボス
- ルー語を話すヤクザの親玉。本名レイモンド飛田。しかし、テツに関わったばかりにいろいろババを引き、刑務所行きとなり、人生の歯車が暴走を始める。後に、ボクシングジムを開いたり、政治家に立候補したり、お化け屋敷で一山稼ごうとしたり、知恵の輪職人に戻ったり、弟と一緒にオカマバーで働いたり、ハワイで旅行代理店を興したり、紆余曲折の末ステーキハウス経営者で落ち着く。
- 小鉄
- CV:永井一郎
チエの飼い猫。もともとは月の輪の雷蔵といわれる流れ者であり、彼を主役とした任侠ストーリーが展開されることもあった。TVアニメ版エンディングでは彼がケンダマで遊ぶシーンが流れる。その強さはチート級で、周囲の猫だけでなく、大人の刑事数十人すらなぎ倒すほど。イカ玉が好物だが、実際の猫にイカはやめてくださいしんでしまいます。チエに可愛がられているようだが、原作では、巻数を重ねるにつれチエの扱いはかなりヒドくなっている。なお、永井氏は、アニメではナレーションを担当することも多い。 - アントニオJr
- CV:山ノ内真理子→太田淑子
お好み焼き屋「堅気屋(かたぎや)」の社長に飼われている猫。父アントニオが小鉄と決闘したことから小鉄を父の仇と追っていたが、のちに和解。正々堂々さを好み義理人情のわかるいいやつなのだが、毎春ノイローゼになり、放浪の詩人と化す。小鉄ほどではないが、それでも作中屈指の強さ。 - 平山ヒラメ
- CV:三輪勝恵
- チエの親友で、テツとも気が合う。おかっぱ頭。どんくさいことがコンプレックスで傷つきやすい繊細さを持っている。相撲と絵画は誰にも負けない特技で、特に絵の上手さはプロからもスカウトを受けるほど。超がつくほどの音痴であり、一度マイクを握ると殺人級の兵器と化す。丸太という中学生の兄がいる。お世辞にも美人とはいえないが、その愛嬌ある姿と朴訥な人柄から読者人気は高く、作者自身「なんとなく描きたくなる不思議なキャラ」とインタビューで答えている。なお、劇場版には登場しないが、高畑勲もヒラメは好きなキャラと答えている。
- 小林マサル
- チエのクラスメートで、ある意味悪友。毎日チエの悪口を言わないと病気になるという特異体質だが、歪んだ愛情表現の表れ(要はツンデレ)なのかも知れない。学業成績は優秀だが、運動神経はからっきしで虚弱体質(しかし、見かけよりは打たれ強い)。おしゃべりで教育ママの母親がいる。タカシという腰巾着といつも一緒にいる。作者曰く、自分自身の生き写しらしく、マサルの気持ちは手に取るように分かるらしい。なお、1期で声を演じた入江則雅は2期でもやりたかったが、そのときは東京で活動してたために声がかからずできなかったらしい。そして、1期のときには既に高校生だったという。
- 天野コケザル
- チエよりひとつ年下。テツの鑑別所時代の友人の一人息子で、筋金入りのクソガキ。意外と頭がよく回り、金銭話の目ざとさは大人以上。将来大物になるのかも知れない。チエのことが好きだがマサルと同じく素直じゃないツンデレ二号。口の悪さが災いして、テツ、チエ、オバアの三人にどつかれまくっている。チエの校区とは隣の学校に通って(?)いる。
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