すがた (――、英:Form) とは、メディアミックス『ポケットモンスター』において、同種のポケモンが持つ形態のこと。このうち、可逆的にすがたを変えられる場合、その変化ををフォルムチェンジ (Forme Change) と呼称する。フォルムチェンジするポケモンの各形態についてはフォルムチェンジの記事に説明を譲り、本記事では不可逆変化 (雌雄の違いも含む) について解説する。
ただし、フォルムチェンジ以外にも、リージョンフォーム、メガシンカ、ゲンシカイキ、キョダイマックス、色違いについても本記事では説明をある程度割愛する。
概要
1996年にゲームボーイで『ポケットモンスター赤・緑』が発売されたとき、ポケモンには各ナンバーごとに1種類のすがたしかなかった。そもそも、ニドランを除けば性別も存在せず (そのニドランも性別で図鑑ナンバーが異なる) 、色違いが登場したのも『金・銀』、フォルムチェンジは『ルビー・サファイア』、雌雄の違いは『ダイヤモンド・パール』を待たなければならなかった。
後発のポケモンになればなるほど、「雌雄によって種族値・特性・習得技など性能差がある」「♀しか進化しない」「様々な理由によるすがた違いが多数存在する」などが当たり前に実装されるようになった。リージョンフォームが登場するまではニドランを除く第1世代ポケモンにはすがた違いという概念もシステム上はなく (アーボックなどシステムに干渉せず再現されたケースはある)、メガシンカやキョダイマックスが追加されるまで第2世代以前のポケモンに進化によらない形態変化もない (なお、後発世代でフォルムチェンジが追加された第2世代以前のポケモンは存在していない) 。
本編作品におけるバトルでの影響
こうした同種のすがた違いは性能差がないケースはともかく、性能差が存在する場合は厄介なことになる。というのも、両者が同種である以上、パーティに同時に編成できないのである。
例えばサンダーを考えてみよう。サンダーはでんき・ひこうの原種サンダーとかくとう・ひこうのガラルサンダーが存在している。ガラルサンダーもかくとうタイプと登場した『ソード・シールド』ではダイジェットが吹き荒れるため活躍は難しいが、うまく使えばエースとして運用できる可能性自体はあった。
しかし、もう片方の原種サンダーがとにかく『ソード・シールド』のシステムと噛み合いすぎていたため、原種サンダーを採用する都合上ガラルサンダーを編成すること自体がそもそもできなかったのである。
雌雄の形態差異
ポケモンにおいて最初に雌雄の違いが登場したのは『金・銀』である (それ以前からニドランのようなイレギュラーなケースこそあったが、『赤・緑』時点では別種と扱わざるをえなかった) 。第4世代以降、見た目が違ったり、時として性能すら異なるケースが登場するようになっていった。
No. | 種族 | 差異 | 備考 |
---|---|---|---|
0003 | フシギバナ | 背中の花 | |
0012 | バタフリー | 翅の模様 | |
0019 0020 |
コラッタ (原種) ラッタ (原種) |
髭の長さ | |
0025 0026 |
ピカチュウ ライチュウ |
尻尾 |
ピカチュウといえば尻尾は稲妻をイメージした形で有名だが、♀の個体は先が丸く割れたハートのような形になっている。 この差はライチュウになっても尻尾の先が欠けた形になるといった要素で残っている。リージョンフォームのアローラのすがたのライチュウであっても尻尾の形には差異がある。 なお、ピチューの時点では雌雄による差はない。 |
0029 0032 |
ニドラン♀ ニドラン♂ |
体色 能力値傾向 習得技 図鑑ナンバー |
|
0041 0042 |
ズバット ゴルバット |
牙の長さ | |
0044 0045 |
クサイハナ ラフレシア |
雄蕊の模様 | |
0064 0065 |
ユンゲラー フーディン |
髭の長さ | |
0084 0085 |
ドードー ドードリオ |
首の羽毛の色 | |
0097 | スリーパー | 首の毛の多さ | |
0111 0112 0464 |
サイホーン サイドン ドサイドン |
角の長さ | |
0118 0119 |
トサキント アズマオウ |
角の長さ | |
0123 0212 |
ストライク ハッサム |
胴体の長さ | |
0129 0130 |
コイキング ギャラドス |
髭の色 |
コイキングの髭の色は♂が黄色 (金色?) で♀は白。ギャラドスになると♂は青色 (色違いは赤色) になるが♀は白のまま。 |
すがたの多さランキング
- 雌雄の形態差異
- フォルムチェンジ
- おきがえピカチュウ - フォルムチェンジと見做す。
- 相棒ポケモン - 原種ピカチュウ・イーブイと見た目上の違いがないため。
- メガシンカ
- ゲンシカイキ
- ダイマックス / キョダイマックス
- テラスタル
- リージョンフォーム
- 色違い
- システムに干渉せず再現されたもの (設定だけ存在するアーボックの腹部の模様違いなど)
- サトシの帽子を被ったピカチュウ
順位 | 種族 | 形態数 | 備考 |
---|---|---|---|
1st | パッチール | 4294901760 |
他の種族を大きく引き離しての第1位。これでも本来の設定上は同じ模様のパッチールはいないことになっているので、そのうちの4294901760種類しかゲームでは再現できなかったことになる。 |
2nd | マホイップ | 63 |
9種類のすがたと7種類のアメざいくにより組み合わせが63となる。 |
3rd | アンノーン | 28 |
純粋に図鑑登録されるなかでは最多を誇る。 |
4th | ビビヨン | 20 |
20種類存在し、うち1種類は配布限定という特殊なケース。かつ残りの19種類も単独ソフトではコンプリートできず、実際のプレイヤーの居住地 (第9世代ではPokémon GOのポストカードの撮影場所) が関わるという特殊性も特筆すべき点であろう。 |
5th | メテノ | 7 |
すがた違い一覧
以下では、下記にあげるものは割愛している。
- 雌雄の形態差異 - 上述したため。
- フォルムチェンジ - 該当記事を参照のこと。
- おきがえピカチュウ - フォルムチェンジと見做す。
- 相棒ポケモン - 原種ピカチュウ・イーブイと見た目上の違いがないため。
- メガシンカ - 該当記事を参照のこと。
- ゲンシカイキ - 該当記事を参照のこと。
- ダイマックス / キョダイマックス - 該当記事を参照のこと。
- テラスタル - 該当記事を参照のこと。
- リージョンフォーム - 該当記事を参照のこと。
- 色違い
- システムに干渉せず再現されたもの (設定だけ存在するアーボックの腹部の模様違いなど)
第1世代
No. | 種族 | 形態名 | 備考 |
---|---|---|---|
0025 | ピカチュウ (サトシの帽子) |
オリジナルキャップ ホウエンキャップ シンオウキャップ イッシュキャップ カロスキャップ アローラキャップ キミにきめたキャップ ワールドキャップ |
第7世代以降、「サトシの帽子をかぶったピカチュウ」が配布されるようになった。この「サトシの帽子をかぶったピカチュウ」は『ポケットモンスター (1998)』~『ポケットモンスター めざせポケモンマスター』が放映された1998年 - 2023年の25年間主人公をつとめあげたサトシの相棒であったピカチュウをイメージして、各シリーズごとのサトシの帽子を被った状態のピカチュウである。 特殊仕様としてZワザは通常のピカチュウと異なったり、キョダイマックスができなくなっていたり[1]、進化ができなかったりする。 |
0128 | ケンタロス (パルデアのすがた) |
コンバット種 ブレイズ種 ウォーター種 |
原種ケンタロスとの違いは解説しないが、パルデアケンタロスが3種類いるとなれば解説を欠くことはできなかろう。リージョンフォームでも珍しい、すがた違いが存在する種こそがこのパルデアケンタロスである。 それぞれ以下のように自身のタイプ、専用技「レイジングブル」のタイプ[2]、おもさ、習得技が異なる。 ブレイズ種とウォーター種はタイプにちなんだ色の模様がたてがみに配され、角も変化している。種族値は3種とも共通だが、インファイトとレイジングブルのタイプが被ってしまうコンバット種は、それ以外の技レパートリーもブレイズ種・ウォーター種に負けており、採用の優先度が高くない。そもそも他2種がフレアドライブ・ウェーブタックルを習得するタイミングですてみタックルでは……。 |
第2世代
No. | 種族 | 形態名 | 備考 |
---|---|---|---|
0172 | ピチュー | (形態名不明) ギザみみピチュー |
第4世代限定で映画『アルセウス 超克の時空へ』との連動要素としてギザみみピチューが登場する。名前の通り左耳がギザギザである。能力はピチューと全く同じであり、かつ進化せず他のデータに移動することさえできない (設定上は時渡りでやってきたポケモンであることから、元の場所にいたほうがいいという理由) 。 |
0201 | アンノーン | Angry Bear Chase Direct Engage Find Give Help Increase Join Keep Laugh Make Nuzzle Observe Perform Quicken Reassure Search Tell Undo Vanish Want XXXXX Yield Zoom ????? !!!!! |
左記は世界観設定上形態名としては出てこない。図鑑には全て「あるすがた」として登録される。ただしアンノーンずかんやポケモンカードゲームなどで形態名が言及されることがある。 A - Z と?・!は登場時期が異なり、前者26種は『金・銀』、後者2種は『ファイアレッド・リーフグリーン』で登場した。アンノーンが重要なキーポケモンとして登場する映画『結晶塔の帝王 ENTEI』では登場時期の問題から26種だけが登場している。先発組と後発組は目つきでも区別でき、先発組は目を全て見開いている一方で、後発組は半目となっている。 対戦ではありとあらゆるポケモンの下位互換になってしまうが、アンノーンはどちらかといえば物語におけるキーとしての役割をゲーム・アニメ・漫画・カードゲームその他と様々なメディアミックスで果たしており、性能がどうという存在ではもはや無いと言える。なおアニメではなぜかやたら幻覚と縁がある。 なお、ポケモン世界においては当初こそアルファベットが使われていたが、Switchの作品からは換字式の独自の文字が使われはじめており、アンノーンの謎がますます深まっている。 |
第3世代
No. | 種族 | 形態名 | 備考 |
---|---|---|---|
0327 | パッチール | パッチールのすがた (※備考参照) |
設定上は無数に模様が存在し、同一の模様のパッチールはいないことになっている。だがゲームではそんな違いを再現できるわけがないので、性格値の違いによる4294901760種類の再現にとどまっている。それでも多いが。 なおパッチールの模様の決め方はbit0-7・bit8-15・bit16-23・bit24-31の4つの定数がそれぞれ左上・右上・左下・右下の模様を司り、かつ表示領域がパッチールの外に行く場合・重複する場合もあるので4294967296通りというのは誤り。ちなみにブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールのみ暗号化定数がビッグエンディアンとなっており、それぞれの定数が右下・左下・右上・左上の模様の座標になっている。このせいでPokémon HOMEにブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール産のパッチールが送れない。 |
第4世代
No. | 種族 | 形態名 | 備考 |
---|---|---|---|
0413 | ミノマダム | くさきのミノ すなちのミノ ゴミのミノ |
ミノムッチはオスはすべてガーメイルに進化する一方、メスは進化するレベルの時にどのフォルムであったかによってすがた違いの分岐進化が起こるというイレギュラーなポケモンである。 ミノムッチの時点では単なるフレーバーでしかなかったフォルムチェンジであるが、ミノマダムになるとタイプ・能力値傾向にも影響が出ており、 ミノムッチ時代とことなりミノは後天的に変えることはできなくなる。対戦ではすなちとゴミが使いやすく独自の戦法を有する一方、くさきは差別化できる要素がほとんどなくテコ入れが望まれている。 |
422 423 |
カラナクシ トリトドン |
にしのうみ ひがしのうみ |
生息域に応じてすがたが異なり、かつ進化先もすがたに依存するある意味ではリージョンフォームの先鞭といえるポケモン。ただし異なるのはすがただけであり、能力値や習得するわざなどに違いはない (『スカーレット・バイオレット』に限り初期は習得レベルに差異があったが、不具合として修正されている) 。タマゴはメスのすがたを参照して産まれてくる (第4世代のみ、オスとメタモンの組み合わせでは必ずにしのうみが産まれてきたが第5世代ではメタモンの場合に限りオスのすがたが遺伝するようになった) 。 初登場のシンオウ地方ではひがしのうみがモチーフのウミウシの通りシンオウ地方東側の海辺に出現する一方、なぜかにしのうみはシンオウ地方西側の陸地や川に多く出現していた。にしのうみがまともに海辺に登場するのは『LEGENDS アルセウス』のハマナスの島くらいである。 パルデア地方でも西側の海にはにしのうみ、東側の海にはひがしのうみが出現する。 一方で他の地方では事情が異なり、ジョウト地方・カロス地方ではにしのうみのみ、アローラ地方ではひがしのうみのみ出現する。ホウエン地方はバージョンによってどちらが出現するか異なる。暖かい海ではにしのうみ、冷たい海ではひがしのうみになるとされているが、アローラ地方は温暖な気候がウリの地方のはずなのだが……。 なお『スカーレット・バイオレット』の時代ではにしのうみは減少傾向にあり、ひがしのうみは増加傾向にあるのだとか。 |
第5世代
No. | 種族 | 形態名 | 備考 |
---|---|---|---|
0550 | バスラオ | あかすじのすがた あおすじのすがた しろすじのすがた |
バスラオには初登場『ブラック・ホワイト』の時点で2種類のすがた『あかすじのすがた』『あおすじのすがた』が発見されていた。バージョンによってどちらが通常出現でどちらが特殊エンカウントかが異なっている。種族値やタイプは同じであるが、通常特性1が異なる (通常特性2・隠れ特性は同じ) 。あかすじとあおすじは互いに争う関係性にある。あかすじは脂が乗って若い人に人気の味である一方で、あおすじの淡白な味は食べやすいのだとか。 ヒスイ地方では他の地域と異なり『しろすじのすがた』が登場する。ラベン博士の研究データより『LEGENDS アルセウス』の時点で他地方にはあかすじとあおすじが生息していることから、ラベン博士はヒスイ地方のしろすじのすがたをリージョンフォームと定義しようとしている。しかし『スカーレット・バイオレット』のころにはキタカミの里にもしろすじのすがたが通常出現することが知られており、他の2種と異なり進化形の『イダイトウ』まで存在することから、リージョンフォームではなくそもそも別種なのではないかという説が提唱され始めている。ただし進化することを除けば、やはり通常特性1が異なる程度しか能力の差異はない。 基本的にメスのすがたが遺伝するというリージョンフォームとは異なる性質も有している。 また、しろすじはイダイトウに進化するが、進化後のイダイトウは雌雄で見た目・能力値傾向が異なる。 なおこの通常特性1については面白い話がある。第5世代『ブラック・ホワイト』時点ではあかすじとあおすじの通常特性1は「すてみ」で共通であった。しかし『ホワイト』のゲーム内交換に限りなぜか「いしあたま」のバスラオが入手できたのである。その後『ブラック2・ホワイト2』では野生出現は依然「すてみ」で共通であったのだが、タマゴから孵した場合のみあおすじの通常特性1はいしあたまになるという特殊仕様になっていた。このためあおすじのバスラオは通常特性が3つあるという奇妙な現象が発生していたのである。 第6世代ではあおすじの通常特性1はいしあたまに固定され、特性すてみのあおすじを第6世代以降のソフトに送るともれなくいしあたまに変更される。 |
第6世代
No. | 種族 | 形態名 | 備考 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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0666 | ビビヨン | ひょうせつのもよう ゆきぐにのもよう せつげんのもよう たいりくのもよう ていえんのもよう みやびなもよう はなぞののもよう モダンなもよう マリンのもよう ぐんとうのもよう こうやのもよう さじんのもよう たいがのもよう スコールのもよう サバンナのもよう たいようのもよう オーシャンのもよう ジャングルのもよう ファンシーなもよう ボールのもよう |
20種類のすがたが存在し、うち18種類は初登場の『X・Y』ではなんとプレイしている3DS本体の位置登録に依存するという特殊な仕様であった。なおコフキムシ・コフーライの時点で内部データ上はどのビビヨンに進化するかが決まっている。 ファンシーなもようとボールのもようのみ配布限定であったが、第9世代『スカーレット・バイオレット』ではボールのもようが依然として配布限定個体になった一方で、ファンシーなもようは通常出現する唯一の姿になった。では他の18種類はどうなったかというと、なんと『Pokémon GO』との連動要素としてポストカードを受け取るとその地域に応じたビビヨンが24時間出現するという者に変わったのである。 |
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0669 0671 |
フラベベ フラージェス |
あかいはな きいろのはな オレンジいろのはな あおいはな しろいはな |
※フラエッテのみすがたがもうひとつ存在する (後述) 。ただしそのひとつを除けばフラエッテのすがたも進化前のフラベベ、進化後のフラージェスと仕様は同じであるため、両方を参照すること。 フラベベ系統には5つのすがたが存在しており、フラベベのときは花の上に乗り、フラエッテに進化すると手に持ち、フラージェスに進化すると花を頭の周りに纏うようになる。この花の力がないとフラベベ系統は弱まる一方、花の方は花の方でフラージェスに守られてようやく生育できるという一蓮托生状態であるとか。 |
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0670 | フラエッテ | あかいはな きいろのはな オレンジいろのはな あおいはな しろいはな えいえんのはな |
フラエッテのみ、第6世代で登場したAZのフラエッテが内部データ上は存在している。
通常でも長命種であるフラベベ系統だが、AZのフラエッテは最終兵器の影響でAZ同様に3000年の時を生きている。その在り方も最終兵器のせいで歪んでいるらしく、フラエッテでありながら進化することはできず、しかしフラージェス並みの力を持つという通常フラエッテとは異なるなにかになってしまっている。更に専用技として『はめつのひかり』という威力140・命中90のフェアリー特殊技を習得でき、反動でHPが減る。 『スカーレット・バイオレット』では内部データからも削除されているためお蔵入りになると思われていたが、『LEGENDS Z-A』の発表でにわかに注目を集めている。 |
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0710 0711 |
バケッチャ パンプジン |
ちいさいサイズ ふつうのサイズ おおきいサイズ とくだいサイズ |
バケッチャ・パンプジンにはたかさ・おもさ・能力値傾向の異なる4つのサイズが存在する。グラフィックのサイズも変わり、とくだいサイズは鳴き声まで変化する。 バケッチャの場合はHPと素早さ、パンプジンの場合はHP・攻撃と素早さが変化し、サイズが大きいほど前者が増加し後者が減少する。 |
第7世代
No. | 種族 | 形態名 | 備考 |
---|---|---|---|
0745 | ルガルガン | まひるのすがた まよなかのすがた たそがれのすがた |
ルガルガンには『サン・ムーン』で登場したまひるのすがた・まよなかのすがたと『ウルトラサン・ウルトラムーン』で登場したたそがれのすがたの3種類のすがたが存在する。このうちまひるのすがた・まよなかのすがたはするどいめ・やるき・ふくつのこころ個体のイワンコから、たそがれのすがたはマイペース個体のイワンコから進化する (イワンコの時点では見た目・性能に差異はない) 。 それぞれのすがたごとに進化する時間帯も異なり、初出『サン・ムーン』時はバージョンまで指定されていた。
能力値傾向はまひるのすがたが一番素早く、まよなかのすがたは素早さが低めのカウンター型、たそがれのすがたが折衷したようなものとなる。なおアクセルロックはルガルガンまひるのすがた・たそがれのすがた専用技であり、まよなかのすがたは習得できない。 |
0774 | メテノ | あかいろのコア だいだいいろのコア きいろのコア みどりいろのコア みずいろのコア あおいろのコア むらさきいろのコア |
メテノは7つのすがた違い (コア) を持つが、特性「リミットシールド」の効果で場に出た直後は共通してりゅうせいのすがたになる。その後HPが1/2を下回ると個体ごとに各色のコアにフォルムチェンジする。 |
0801 | マギアナ | (形態名不明) 500ねんまえのいろ |
マギアナは500年前に作られた人造ポケモンであり、当時国王の娘に献上されたときは全体がレモンイエロー、スカートがモンスターボールのような色に塗装されていた。しかし現在は塗料が剥げ落ちてしまっており、銀色になってしまっている。 |
第8世代
No. | 種族 | 形態名 | 備考 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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0849 | ストリンダー | ハイなすがた ローなすがた |
ストリンダーは性格によってエレキギターのような音をかき鳴らすハイなすがたとベースのような音をかき鳴らすローなすがたに分岐進化する。 |
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0869 | マホイップ | ミルキィバニラ ミルキィルビー ミルキィまっちゃ ミルキィミント ミルキィレモン ミルキィソフト ルビーミックス キャラメルミックス トリプルミックス (※備考参照) |
マホイップの進化条件はマホミルを手持ちに入れ、アメざいくを持たせたうえでプレイヤーが回転するというものであるが、このときの時間帯・回転時間・回転方向で進化先のすがたがことなるという特殊仕様となっている。
かつもたせるアメざいくは7種類存在し、それぞれで頭の上のアメざいくと目の色も異なるという特殊仕様を持つ。
つまり色違いを除けば9x7の63通りのすがた違いがあるということになる。公式イラストはいちごアメざいくxミルキィバニラとなっている。どのマホイップもキョダイマックスのすがたは同じ。 |
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0854 0855 |
ヤバチャ ポットデス |
がんさくフォルム しんさくフォルム |
フォルムチェンジではないにも関わらず「フォルム」とつく珍しい系統の1種。 能力に差異はないが、図鑑説明文やカップの底前面のマークの有無、進化に必要なアイテムの違いがある。しんさくフォルムはかけたポット、がんさくフォルムはわれたポットで進化する。 |
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0892 | ウーラオス | いちげきのかた れんげきのかた |
ダクマが進化するときに、あくのかけじくを見せるといちげきのかたに、みずのかけじくを見せるとれんげきのかたに進化する。 それぞれ能力値傾向こそ変わらないが、タイプと習得する技が異なるため運用には大分差異が出る。またキョダイマックスのすがたとキョダイマックスわざも異なっている。おまけに第8世代の選出画面のアイコンではなぜか両方のウーラオスが同じであり、両者ともに強力であることからどちらが出てきてもおかしくなく、場に出るまでどちらのウーラオスかわからないという仕様から「ウーラオス検定」と揶揄されることも。第9世代では流石に異なるだろうと思われていたが、なんと第9世代でもデフォルトのポーズが同じであるため、ウーラオス検定は続投してしまった。 |
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0893 | ザルード | (形態名不明) とうちゃんザルード |
通常のすがたの他に、ピンク色のマントをつけた「とうちゃんザルード」が存在する。『劇場版ポケットモンスター ココ』との連動要素であり、能力値傾向に違いはない。 |
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0901 | ガチグマ | (形態名不明) アカツキ |
ガチグマは通常のすがたの他に、第9世代で登場した、はるかヒスイ地方からキタカミの里に流れ着き永い年月をかけて特別な能力を持つに至った『アカツキ (赫月)』という特殊個体が存在する。入手方法がゲーム内イベントで1個体のみという事実上の準伝説枠となっている。『銀牙 -流れ星 銀-』に登場する赤カブトをモチーフにしたとも言われるそのルックスと、そのルックスでありながら攻撃はヒメグマ未満に削り、代わりに浮いた分を特殊方面に振ったあまりに理想的な特殊アタッカーとしての性能を得る。 |
第9世代
No. | 種族 | 形態名 | 備考 |
---|---|---|---|
0925 | イッカネズミ | 4ひきかぞく 3びきかぞく |
ワッカネズミは通常は4ひきかぞくのイッカネズミに進化するが、低確率で3びきかぞくに進化する。外見は子供がひとり減っているだけで、それに伴うおもさ以外の性能には違いはない。 |
0931 | イキリンコ | グリーンフェザー ブルーフェザー イエローフェザー ホワイトフェザー |
イキリンコは出現地域によって4種類の羽の色を持ち、グリーンフェザーとブルーフェザーは隠れ特性がこんじょう、イエローフェザーとホワイトフェザーは隠れ特性がちからずくとなる。 |
0982 | ノココッチ | ふたふしフォルム みつふしフォルム |
フォルムチェンジではないにも関わらず「フォルム」とつく珍しい系統の1種。 ノコッチは通常はふたふしフォルムのノココッチに進化するが、低確率でみつふしフォルムに進化する。外見は節の数が増えただけで、それに伴うたかさ・おもさ以外の性能には違いはない。 |
0978 | シャリタツ | そったすがた たれたすがた のびたすがた |
シャリタツには3種のすがたが存在するが、シャリタツそのものの性能は変わらない。では何が変わるかと言うと、特性しれいとうによってヘイラッシャに飲み込まれたときの、ヘイラッシャのわざ『いっちょうあがり』のエフェクトと上昇する能力である。そったすがたはこうげき、たれたすがたはぼうぎょ、のびたすがたではすばやさが上昇する。 |
0999 | コレクレー | はこフォルム とほフォルム |
フォルムチェンジではないにも関わらず「フォルム」とつく珍しい系統の1種。 『スカーレット・バイオレット』でははこフォルムのコレクレーをゲットすることができる一方、とほフォルムのコレクレーは話しかけると逃げられてしまう。しかし『Pokémon GO』ではとほフォルムの状態でゲットすることができ、かつ『スカーレット・バイオレット』に送ることができる。 |
1012 1013 |
チャデス ヤバソチャ |
マガイモノのすがた タカイモノのすがた |
能力に差異はないが、図鑑説明文や茶器の底前面の窯印の有無、進化に必要なアイテムの違いがある。マガイモノのすがたはボンサクのちゃわん、タカイモノのすがたはケッサクのちゃわんで進化する。 ヤバチャ・ポットデスと似ているだけあって、タカイモノのすがたのほうが圧倒的に出現率が低い。意味合いは「本物と偽物」だったあちらとことなり、「高級品と安物」という意味合いの様子。 |
関連項目
脚注
- *ただしアニメではキョダイマックスしているため、実は原作設定どおりではない (本来はゲームのほうがアニメの『原作』なのでこの意味で『原作』と表現するとややこしいのだが……) 。
- *なお、原種ケンタロスがレイジングブルを使用するとノーマル技となる。
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