すずぬーととは、同名の作者および、作者がブラウザゲームを自ら製作し公開しているウェブサイトのことである。
概要
数多くのFlashゲームを公開しているが、一番人気はなんといっても『激突要塞』シリーズなのではないだろうか。
公開しているゲームは全体的に終盤からボスにかけての難易度が高いので非常にやりがいがある。
本氏は2007年7月からブログを運営しゲームの更新情報などをつづっていたが、2011年10月29日に突如閉鎖。その後、翌2012年5月30日に再開されている(外部リンク参照)。
以下に一部のゲームの大まかな内容について記述する。この他のゲームについての情報や、詳しい攻略方法などについては各所に攻略サイトがあるので、そちらを参照されたい。
ゲームタイトル一覧(一部)
激突要塞シリーズ
台車(要塞)に兵隊(兵玉)を配置させ、お互いを闘わせる感じのゲーム。
無印版は2008年1月5日に、続編「激突要塞!+」は2009年7月28日にリリースされた。
2014年10月17日にAndroid版。2015年1月30日にiOS版のスマホアプリをリリース。
相手のコアを攻撃、あるいは要塞をぶつけて相手のライフをゼロにさせたら勝ち。
メインは要塞の配置、戦闘は完全に自動で行われ、お互いの要塞が向き合う形で少しずつ接近して戦う。
要塞は『攻撃型』と『突撃型』、『乗り込み型』の二種類に分類することができる。
『攻撃型』は相手の兵玉、コアを攻撃するのを目的とした配置に対し、
『突撃型』は加速させた要塞をぶつけてライフを削ることを目的とした配置。
『乗り込み型』は激突要塞!+で「突撃要塞壁」という、自軍の玉を敵要塞に飛ばす要塞壁が登場されたことで開発された新戦術である。
ちなみに要塞同士が接触した際はお互いが同じ速度なら同じダメージを、
お互いが違う速度で接触した場合は遅いほうが大きなダメージを受けることになる。
コアの位置、ユニットの配置が自由自在なので100%勝てる要塞は存在しない。相手のコア、ユニットの位置が分かれば、それにあった要塞を作れば勝利は容易だが、未知の相手に対して万能に勝てる要塞を作るのは非常に難しい。
自分でデザインした要塞はパスワードで記録することができ、これを使えば他の人が作った要塞と闘わせることも可能。
VIP板でたまに要塞同士を闘わせるスレが立つほどの人気。
現在は「激突要塞!」と「激突要塞!+」が公開されている。「激突要塞!+」の方がユニットの種類が多く、配置環境なども以前より改善されているので遊びやすいのかもしれない。
以下にユニットの一部を紹介。残りは実際にプレイして確かめてみよう。
- 弓玉 - 弓で放物線を描いて攻撃。
- 銃玉 - 銃で直線的に攻撃。一回につき三発を一定間隔で発射。
- 剣玉 - 剣で攻撃、と思いきや相手からの弾を剣で防御するのがメイン。広い範囲をカバー。
- 盾玉 - 攻撃はできないが、盾で相手の攻撃を防御。剣玉が防御できないビーム攻撃を防御することができる。
- 爆玉 - 爆弾で放物線を描いて攻撃。射程が短いが威力はでかい。爆風で相手の玉を相殺させることも可能。
- 魔玉 - ビームで直線的に攻撃。威力は高いがコストも高く、攻撃までの間隔も長い。
- 砲玉 - 砲弾を発射する。弾速は遅いが、大量設置で弾幕を張ることで攻守両面とも大活躍が期待できる。
- 要塞壁 - 兵玉と同じくらいの大きさの壁を配置させ、相手の攻撃を防ぐことができる。種類によって耐久度が違う。+においては、上に乗せた玉を敵要塞に飛ばす「突撃要塞壁」や、敵のコアを狙撃する能力を付加する「ターゲッティング要塞壁」なども登場し、戦術の幅を広げている。
- エンジン - 要塞を加速させる装置。要塞壁と同じような使い方も可能。2種類存在し、種類によって加速するスピード(1円ごとの加速性能)と耐久力が違う。
- コア - 要塞の中心部であり、破壊されるとゲームオーバー。ファイナルステージで登場する特殊なコアは自作の「+」においては全ステージをクリアすると要塞デザイン画面で「B」キーを押すことで使用可能な特典となっている。
都道府県大戦
2008年11月22日にリリースされた。最初に開始する都道府県を選択、兵隊(兵玉)を使い軍隊を作り、他の都道府県を侵攻し、全国を制覇するゲーム。
ターン制を採用しており、自分のターン→相手のターンという具合になっている。一日一ターン。
自分のターンでできることは、兵玉の作成、相手の都道府県への侵攻、兵玉移動。
相手のターンでできることは、侵略された場合の防衛のみ。
侵攻し領土を得た場合、新たに任意で好きな建設物を造ることで特殊技能を得ることができる。相手に侵攻されると建設物は失われる。また、建設物による任意の特殊技能とは別に、都道府県ごとに「地形」による固定の特殊技能が存在しており、それらは変えることができない。さすがに47種類の特殊技能は作れなかったみたいで、かなり重複しているが・・・。
戦闘は激突要塞と違い、自ら操作をして行う。戦術というものが存在しており、これを使うことで戦闘を有利に進めることができる。なお戦術は一つの戦闘につき一度しか使えない。また侵攻した側は勝利・撤退に限らず一度侵攻した場合、侵攻したユニットは1ターン行動不能になる。
また、全国を天下統一すると日本海沖に4つの「謎の島」が出現する。これらの島を全て制圧すればゲームクリアだが、そこにいる「変な生き物」たちはいずれも強力なものである上に地形や建設物の問題もあり、侵攻は困難を極める。
以下にユニット・特殊技能・戦術の一部を紹介。残りは実際にプレイして確かめてみよう。
ユニット
- 剣玉 - 剣で近接攻撃。
- 弓玉 - 弓で間接攻撃。
- 盾玉 - 攻撃はできないが、盾で相手の攻撃を防御。兵玉レベル2で作成可能。
- 槍玉 - 槍で近接攻撃。剣玉より間合いが長く、攻撃力も高い。兵玉レベル2で作成可能。
- 癒玉 - 攻撃はできないが、兵玉に一定時間ごとに一定量の回復を行う。兵玉レベル3で作成可能。
- 狙玉 - ライフルで間接攻撃。必要レベルは4と高いが、終盤には必須。
- 騎玉 - 盾で身を守りつつ剣で攻撃。兵玉レベルは5必要だが、戦闘力はトップクラス。
特殊技能(任意)
- 兵玉研究所 - 作成できる兵玉のレベルを一つ上げる。最大レベル5。
- 戦術研究所 - 戦闘中に使用できる戦術のレベルを一つ上げる。最大レベル5。
- 県壁 - 防衛時に真ん中に壁を作り、敵の侵攻を防ぐ。一定のダメージを受けると壊れる。
- 県砲 - 防衛時に後衛に敵を自動攻撃する砲台を3台配置する。一定のダメージを受けると壊れる。
- 病院 - 防衛時に味方の体力を徐々に回復させる。
特殊技能(県固有)
- 金山 - 県から得られる収入が1.5倍になる。
- 沼地 - 防衛時に侵攻側の移動速度が減少する。
- 森林 - 防衛時に侵攻側の間接攻撃力が半減する。
- 霊場 - 一日毎に骨玉を三体生み出す。
- 忍の里 -二日毎に忍玉を一体生み出す。
戦術
- 風の術 - 味方全体の移動速度をあげる。
- 火の術 - 味方全体の攻撃力をあげる。
- 地の術 - 味方全体の防御力をあげる。戦術レベル2で使用可能。
- 煙の術 - 味方全体の撤退速度を大幅にあげる。戦術レベル2で使用可能。
- 壁の術 - 県壁の耐久力を初期に戻す。県壁がない場合は効果がない。戦術レベル3で使用可能。
宇宙海賊王
2012年8月11日にリリースされた。宇宙海賊船を操ってお宝を略奪し、そのアイテムやスキルアップで船を強化しつつさまざまな惑星を制圧していくゲーム。海賊王に俺はなる!
「ハンガー(格納庫)」で武器の付け替え・取り外し・装備・スキルの再設定を行い、獲物となる星系につながるワープゲートのレベルを設定(レベルが高いほど攻略は難しくなるが、得られるお宝もより強力)して侵攻する。星形にあるすべての敵惑星・敵船を撃破し、お宝をすべて回収すると略奪成功、逆に自船の耐久力がゼロになると失敗となる(海賊船がやられると、お宝を持っていてもその一部が壊れてしまう)。また、一定の難易度で略奪成功すると海賊船スキルを手に入れて海賊船を強化できる(最大10個、上位と下位に分かれており上位は下位がないと獲得不可)。
敵惑星はそれぞれレーダーを張り巡らして周囲を警戒し、こちらが侵入すると迎撃を行ってくる(場合によっては、ある程度時間が経過すると向こうから攻めてくる)。惑星を攻撃し、降伏させることでお宝が手に入る。また、装備・スキルによっては降伏した惑星を「ナワバリ」にし、防衛艦の製造や施設の増築・敵への侵攻などができる。
関連動画
プレイ動画
激突要塞シリーズ
都道府県大戦
宇宙海賊王
その他
その他
関連静画
関連項目
外部リンク
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