すりみ連合とは、任天堂のゲーム『Splatoon』シリーズに登場する3人組のユニットである。
概要
サメ使いのオクトリング「フウカ」(左■)、ウツボ使いのインクリング「ウツホ」(右■)、古式舞踊の当主であるエイ「マンタロー」(中央■)の3人が集う、『Splatoon3』の顔を務めるユニット。
彼女たちのようなユニットの存在はシリーズ恒例となっているが、『Splatoon』のシオカラーズ、『Splatoon2』のテンタクルズとは異なり、シリーズ初の3人組なのが大きな特徴。
3人はバンカラ街の神事に関わる名家の出身らしく、先祖代々伝わる秘術を体得している。アイドルユニットではなく、「ふるさと応援隊」という立ち位置らしい。ビジュアルや楽曲などからは、全体的に和の雰囲気を漂わせている。
『Splatoon3』において、バンカラ街の人気番組「バンカラジオ」のパーソナリティとして、ナワバリバトルのステージ紹介、並びにフェスにおける各陣営の代表を担当する。
2022年8月10日に配信されたニンテンドーダイレクトでは、フェスが開催された際に流れるすりみ連合の楽曲「蛮殻ミックスモダン」の一部が紹介された。
余談・小ネタ
- 「すりみ(すり身)」は魚肉を練ってすり潰した製品(はんぺん、かまぼこなど)を指す。また、「すり」と「み」で「3」に掛けているのではないかとも指摘されている。
- フウカはオクトリング(タコ)なのになぜか足が10本もある。一方、ウツホはインクリング(イカ)なのに足が8本しかない。
- 発表当時、フウカがノンバイナリーなのではないかという説が出回ったが、任天堂は「女性である」と回答している[1]。
ヒーローモードでの活躍
『Splatoon3』において、バンカラジオのパーソナリティとしての役割だけではなく、ヒーローモードでもすりみ連合が登場しストーリーに関わってくる。
(クリックまたはタップで展開)イカ、ネタバレ注意!
実はこの3人組、「ふるさと応援隊」としての活動は表の姿であり、裏の姿はバンカラ地方を股にかけて暗躍する盗賊団である。
『Splatoon3』ヒーローモードのストーリーにて、バンカラ砂漠のクレーターに突如開いた大穴から、はるか地下深くに存在する大空洞「オルタナ」を発見。そこにお宝の臭いを感じ取ったすりみ連合は、オルタナ調査のため訪れた主人公たちNew!カラストンビ部隊を一方的にライバル視し、調査の邪魔をするべく襲いかかる。
ゲーム的な扱いとしては、オルタナ・サイト2ではウツホが、同サイト4ではフウカが、サイト6ではマンタローがボスとして主人公の前に立ち塞がる。ウツホとフウカは直接戦わず、それぞれウツボ・サメを使役し攻撃してくる。唯一マンタローのみが自ら攻撃を行う。3人を各個撃破すると、各々が特徴的な捨て台詞を残して撤退する。
最終的にお宝はNew!カラストンビ部隊が手に入れるものの、興味がなく不要だとしてすりみ連合に譲ってしまう。すりみ連合はそんな彼らに感銘を受け、自分達の行いを詫び、舎弟入りを志願する。
なお、すりみ連合が盗賊をやっている理由は終盤に判明する。いわく、「バンカラ街が資金難であり、その足しにするため盗品を換金していた」とのこと。
リアルライブ
2022年10月8日〜10月9日に開催される「Nintendo Live 2022」にて、すりみ連合が現実世界デビュー。「バンカライブ」と銘打ち、生バンド・スクリーン投影等の手法で3人のパフォーマンスが披露される予定。
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関連項目
脚注
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