それがこのざまである。とは、東方神霊廟体験版のomake.txtの多々良小傘の項に記載されたある一文である。
それがこの概要である。
○3面中ボス お困りの忘れ物
多々良 小傘(たたら こがさ)
Tatara Kogasa
種族:唐傘お化け
能力:人間を驚かす程度の能力お寺の周りをフラフラしている妖怪傘。唐傘お化けと墓地の相性は良く、殆どの時間墓地で暮している。
何故なら、街中では驚いてくれない人間でも、お墓参りに来ているときは簡単に驚いてくれるのだ。
やったね。凄いね。しかし、そんな幸せ絶頂の彼女にも事件が起きた。
墓地の奥で見た事もない妖怪が現れ、我が物顔で近寄らせないようにし始めたのだ。
その妖怪とコンタクトを取ろうとしたが、全く会話にならず、危険を感じた彼女は、その妖怪を強制的に追い出そうとした。
しかし暖簾に腕押し。糠に釘。
いくら攻撃しても手応えが感じられず、結局逃げ帰ってきてしまった。
お寺の連中に助けを求めようかとと逡巡していると、見た事のある人間がやってきたのだ。
かつて何度か戦った事のある人間だった。
「きっとあの妖怪を倒しに来たんだわ」そう思った彼女は、思い切ってお願いする事にした。
それがこのざまである。
「それがこのざまである。」もさることながら、「やったね。凄いね。」の棒読み感が半端なく、体験版公開直後からじわじわと笑いを呼び、ネタとして定着してしまった。
安住の地を取り戻すべく、主人公たちにウインクしながら「ねえ、何とかしてよ~お願い」と頼み込む小傘ちゃんマジ忘れ物。
しかし、鬼畜通り魔さでずむな主人公たちは頼みを聞くついでに小傘まで退治してしまうのであった。
それがこのざまである。
ちなみに、体験版で3面ボスまでしか記載されていないとはいえ、omake.txt内のキャラ紹介の文章の中では小傘の項目が一番長い。
ZUNもお気に入りのキャラクターなのだろう。
それがこの関連動画である。
それがこの関連項目である。
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