たやマとは、テレビアニメ・戦姫絶唱シンフォギアG、及び戦姫絶唱シンフォギアGXに登場するヒロイン、マリア・カデンツァヴナ・イヴの愛称のひとつである。
概要
あなたはマリア・カデンツァヴナ・イヴ…
フィーネの魂など宿していないただのやさしいマリアなのですから
――「戦姫絶唱シンフォギアG」六話 ナスターシャ教授の台詞より
ただのやさしいマリア、略してたやマである。
長い表記では語呂が悪いために視聴者が略した表記がたやマなのである。
マリアの育ての親であるナスターシャ教授が娘であるマリアに対して持っていた評価が上記である。そしておおよそマリアの性格を表現するのにピンポイントであっていたりする。おいしいもので必死にテンションをあげ、マムや妹分たち、ウェル博士のためにケータリングの食料を必死にタッパに詰める、間違いなくマリアは優しい娘である。そんな彼女の煮え切らない優しさを見てぽんこつおねえちゃんと評する向きもあるがそれは一面では正しく、同時に一面しか見ていない。
やさしいことは果たして罪なのだろうか、優しさゆえに事を成し遂げられないことはただの悪なのだろうか。
戦姫絶唱シンフォギアGにおいてマリアは性根の優しさを押し殺し事を為すために悪を貫こうと努力を重ねた。
その結果、やることなすことうまくいかず彼女は苦しい立場と心境に転落していったのである。そんなマリアを見つめ、悪であることを強いた育ての親であるナスターシャ教授が娘に送った言葉が上記である。
強くなければ助けられない、けれどもやさしくなければマリアではない。マリア・カデンツァヴナ・イヴとは強い矛盾を背負った、紛れも無いもう一人の主人公だったのである。
たやマとはそんな彼女をほほえましく見つめる視聴者からの「優しくても良いんだよ」という意味の一言なのである。
なお、続編「戦姫絶唱シンフォギアGX」では色々乗り越えたのか、自らの判断とドライビングテクニックで翼の危機を救ったり、シンフォギアを纏うために必要な薬品「LiNKER」の服用がないにも関わらず、響に託したガングニールを借りて装者となったり、ハンディキャップを背負った第二種適合者にも関わらず確かな活躍を見せる。
精神的にもやや安定しており、「GX」におけるマリアは視聴者から「たよりになるやさしいマリア」という意味でたやマさんとして扱われていたりする。
なお、活躍したGX4話において、激突した相手であるガリィ・トゥーマーンから「ぽんこつ」やら色々呼ばれたりしているが、これは単に「LiNKER」がなければ適合係数が低いためその身に反動を受ける、装者として不完全な状態であることを指してと思われる。
ちなみにこの件は中の人にも知られており、シンフォギアライブ2016にて日笠陽子がMCで「たやマって・・・何?」
と問いかけ、歴戦の猛者揃いのはずの武道館の適合者達に一瞬の動揺をもたらした。ただのやましいマリアじゃないよ
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