だいあぱんとは、「着せ替えぬいぐるみ だいあ」の非公式な愛称である。
なお、非公式なので発音の際のアクセントは識者の見解が分かれており、各イベントで判明する佐々木李子のものはだいあちゃんとおなじ高低低低低という下降調だが、タイヤ館の高高高低低の認識の人も同程度には見られており、決着がつくことはないだろう(一部にアリアハンと同じだと思ってたも見つけたが、これもゲームの文字列のため低高高低低なのか高高高低低なのか見解が分かれる…)。
概要
2017年末に真中らぁら、夢川ゆい、黒須あろま、白玉みかんが発売され、2018年よりプリティーシリーズ歴代主人公とWITH、『キラッとプリ☆チャン』キャラクターで展開していた着せ替えぬいぐるみ。2019年に登場しただいあにおいても同様に2019年7月27日に金森まりあ、黒川すずらと発売され、極2、3人の間で(勝手に)だいあぱんと呼ばれるに至った。
ところがなぜか次第にふんわり人気が出、2019年12月には既に中の人にも認知されているほどに市民権を得てしまった、というのが大体の流れである。
あまりに人気だったので2019年中に新品で手に入れることは不可能になったが、2021年にアナザーだいあぱんと2人セットで再版されることなった。
だいあぱんの歩み
2019年7月27日~28日ごろにかけて、赤城あんな、緑川さらや金森まりあ、黒川すず、だいあの着せ替えぬいぐるみが2、3人の間でぱんぱんと呼ばれるようになった。なお、着せ替えぬいぐるみが顔ぱんぱんだったのでぱんぱんとなったらしい(アンパンマンは関係ない)。ちなみに、他の人のぬいぐるみの写真も見たいということで#ぱんぱん タグが作られ、今では信じられないことだが当時は裏垢的な人たちと奪い合いになっていた。
ちなみに、これ以前にこれらの着せ替えぬいぐるみは普通にぬいぐるみ、ぬい等と呼ばれていた。実際この7月27日頃にも今でいうだいあぱんはそれ以外の人々からは、だいあのぬいぐるみ、だいあのぬい、だいあぬい等と、まだ様々な呼ばれ方をしていたのである。
そして、8月に入ると、下の名前~ぱんという呼称でそれぞれが呼ばれるようになり、このころからだいあぱんがとりわけ特別な存在として周囲に伝播しはじめ、当初のぱんぱん勢と無関係な人々に信仰され始めていく。ちなみに、首都圏や京阪神圏で確認した限りでは、2019年9月の段階でプリズムストーンではだいあのみほとんど見かけず、今では信じられないことだが当時はまだタツノコプロの通販サイトで購入が可能だった。
やがて、2019年10月頭頃からイベントで会った際に所謂ぱんぱん合わせをする習慣が形成され始め、おそらく2019年11月10日の同人イベントでこのぱんぱん合わせが強く印象に残ったがために一気にバズり、2019年12月15日『プリパラ&キラッとプリ☆チャン Winter Live 2019』では多数のぱんぱん合わせが行われた結果ついに市民権を得てしまう。
かくして、だいあの中の人こと佐々木李子にすら2019年12月のチケット販売の際の会話で認知されていたことが判明した程度には、知名度の高い二次創作(?)となってしまったのであった(なお、2020年7月26日の佐々木李子のネットサイン会によると、スタッフからもだいあぱんと呼ばれているとのこと)。
なお、ここまで大きなお友達の動向のみを記したが、おそらくメインターゲット層の女児にも人気のキャラクターだったがために、発売直後から既に品薄だった商品である。そもそもプリズムストーン限定商品でそんなに生産数がなかったと思われるので、2020年になったころには新品で手に入れるのは不可能な存在となっていた(なお、2019年度の展開商品だったため、徐々に他のキャラクターも売切れていった)。
個人的には2018年クリスマス仕様のみらいぱん、えもぱんの方がよっぽど希少価値高いと思ったりも…
というわけでかなりの激レア商品となり、安くても4~5万、だいあぱんを欲しければ金を払え~!100億~!事件の後は20万前後の中古相場になったのだが、アナザーだいあとのセットの1万円の商品として再版されることになった。
一方でキラッとプリ☆チャン3年目にはだいあぱんの再販くらいで、おすわりぬいぐるみという別の展開がノンシュガーやWITH、マスコットキャラクター達で行われていた。が、だいあぱんの再販で色々あったこともあり、ワッチャプリマジ!以降受注生産でプリティーオールフレンズとキラッとプリ☆チャンのきせかえぬいぐるみ、つまりぱんぱんのグッズが展開されることとなったのであった。
だいあぱんの二次創作
こうしてバズって行くうちに、だいあぱんの二次創作が誕生する。当初は服のまるが独立していた程度のキャラ付けだったが、いつの間にか舌ったらずな人称や「○○だね・・・だいあぱん・・・」、「○○するところ見てて・・・だいあぱん・・・」といった定型文まで誕生するところになってしまった。
ちなみにいわゆるアナザーだいあや虹ノ咲だいあのぱんぱんも二次創作では登場し、あまりの入手難易度にCGモデル・自作ぬいぐるみなんかも作られたりしている。
本編のだいあぱん
だいあの消滅後に誕生した幼体のような公式名称「プチだいあ」がかつては一部からだいあぱんと呼ばれていたりもした。
mnpnについて
ちなみに、だいあぱんにちなんで、2019年11月29日よりモーリーファンタジーなどで展開されていた『プリパラ』、『キラッとプリ☆チャン』のマスコットぬいぐるみはmnpnと呼ばれ、その中でも特に萌黄えものmnempnが人気を博している。こっちもこっちで入手しづらい存在だったりする。
余談
- 2020年7月18日の「Hello! プリ☆チャンワールド」では、冒頭のお便り紹介を佐々木李子がこの「着せ替えぬいぐるみ だいあ」と行なったが、これが林鼓子のみらいぱんとぱんぱん合わせをしただいあぱんと同一個体だとすると、このだいあぱんは私物である
- なお、ライブ終了後に佐々木李子のTwitterアカウントで、ライブでは歌えなかった「フレンドパスワード ~Another World~」をこのだいあぱんに歌わせた体でモノクロに加工した動画をあげている
- 2023年7月15日の『プリ☆チャン ファンファーレ!2023』にて久方ぶりに公式のイベントに登場したが、あくまでもだいあという体での登場だった(ただ、劇中の設定を考えるとアナザーだいあがプチだいあなので普通のだいあは虹ノ咲さんなのではとか言ってはいけない)
- この際、青葉りんかにシルクちゃんに間違われたり、萌黄えもにポップコーンに間違われたり、紫藤めるに追いかけられそれを赤木財閥のジェットに追いかけられたり、舞台外でいろいろあったようだがついに公式に顔がぱんぱんであることが明言されてしまった
関連動画
関連項目
- キラッとプリ☆チャン
- だいあ
- メルパン(紫藤めるのぱんぱんではない)
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