ちからのたてとは、ドラゴンクエストに登場するアイテムの一つである。
概要
ナンバリングタイトルでは、DQ2～DQ9に登場しており、一部の外伝作品にも登場している。
中央に銀の縁が付いた宝玉がはめ込んである黄金色の円盾というデザインは基本的にリメイク版であっても変更はなく、どの作品においても物語後半に登場し、戦闘中に道具として使うことで所持者のみべホイミの効果がある点が共通している。
大地の加護が宿っているらしい。
以下は作品ごとの特徴である。
- DQ2
サマルトリア王子の最終装備。条件付きでありながらべホイミをただで使えるという点は、味方の耐久率が低く敵の攻撃が苛烈になりがちな本作では（リメイク版ともに）非常にありがたい。誰でもその恩恵を受けられるので、金に余裕があるのならば全員分そろえるのがおすすめ。また、ＦＣ版ではロトの盾と性能が変わらないので、ローレシア王子の最終装備候補にもなりうる。 - DQ3
ＦＣ版においては主人公と戦士のみ装備可能であり、戦士にとっては最強の盾。べホイミの効果は所持者しか使えないが一部のダンジョンではそこそこ役に立つ。しかし、ＳＦＣ版以降のリメイク版においては上位種が多数登場したので全く役に立たなくなった。 - DQ4
トルネコにとっての最終装備候補。クリフトにとっても場合によっては最終装備候補になりえる。リメイク版ではブレス攻撃のダメージを軽減する効果が付加され利用価値がさらに上がった。 - DQ5
オリジナル版、リメイク版ともに、敵の攻撃呪文やブレス攻撃に対する軽減能力がなく、べホイミの効果も敵の攻撃が苛烈になった上に、相手を選べるしゅくふくのつえという上位互換が登場したため、全く役に立たない。 - DQ6
前作と同じ理由で基本的には、ほとんど役に立たないのは変わらない。ただ、仲間になったはぐれメタル用の回復アイテムに使えないこともなく、また某所でただで手に入るので換金用アイテムにも使える。リメイク版では仲間モンスターの装備としてはそれなりに役に立つようになった。 - DQ7
全く役に立たない。理由はⅤと同じ。リメイク版ではパワーアップ版が登場したことにより、より影が薄くなった。 - DQ8
錬金釜システムを利用すれば物語の前半で入手可能になり、リメイク版のⅣと同じくブレス耐性が付いているので場合によってはかなり有用な装備なりうる。ゼシカ以外装備可能。 - DQ9
物語の後半で手に入り、炎と氷系統の攻撃に対する軽減能力を持つ。錬金システムを利用することで強化できる。 - 少年ヤンガス
本編と異なり序盤で手に入る。盾に４つ合成することで、死なない限りは敵から受けるダメージを実質半減させることができる。
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関連項目
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