ちっぽけラルフの大冒険とは、株式会社ニューから1999年にプレイステーション向けに発売された2Dアクションゲームである。
概要
プレイステーション末期に発売されたこのゲームは、敢えてレトロ風の2Dジャンプアクションゲームとして開発された。
電プレDやコミックボンボンで体験版が販売されていた(ボンボン版の体験版ではへろへろくんがゲスト出演)
ストーリー
永きにわたり平和が続いたこの世界に、突如として闇の住人である魔族が侵略を開始した。必死の抵抗も虚しく人間達は徐々に追い詰められていく。
やがて人々は伝説の聖剣に希望を託すようになった。
その聖剣は自ら意思を持ち、この世界に危機が訪れる時にあらわれるという。そんな中、魔族と戦うひとりの青年がいた。
雷鳴の轟く夜、ラルフが住むキャスアの街に魔族の将軍バルゴが現れた。ラルフは勇敢に立ち向かうがバルゴの魔法により8歳ぐらいの少年の姿にされてしまう。
ラルフを守ろうとした幼馴染の少女ルテイシアだったが逆にバルゴに攫われてしまう。
自らの無力さを嘆いているラルフの前に伝説の聖剣が現れたのであった・・・・・・・・
ゲーム内容
キャッチコピーが「正統派ジャンプアクションゲーム」である通り、昔ながらの横スクロールのジャンプアクションゲームである。
軽快な動作と剣による多彩な攻撃で敵を倒しながらダンジョンを攻略していくゲームである。
全8ステージ(EASYのみ5ステージ)構成である。各ステージの最後にはボスが待ち受けており多種多様のボスが存在し、3面以降殆どのボス戦が格闘ゲームモードになる(強大なパワーを察知した聖剣が一時的にラルフの魔法を解いてくれる)。
ゲーム難易度としては序盤からトラップが多めの死に憶えゲーとなっているため結構難しく感じられる。
プレイステーションの豊富な容量を存分に使用し、その死様には様々なパターンが存在する(串刺死、圧縮死、感電死、溶解死....)。
登場人物
ラルフ
男性 18歳~8歳
今作の主人公、バルゴに攫われた幼馴染のルテイシアを救うため伝説の聖剣を片手に旅立つ。
口が悪くへそ曲がりだが根はいい奴である。
ルテイシア
女性 17歳
幼いころに両親を無くしており、同じ孤児のラルフとは幼馴染である。
生まれつき魔法が使えるが本人も理由は知らない。OPでバルゴに攫われる本作のヒロインである。
フェイリオ
ラルフが昔見つけた謎の生物、ラルフに懐いており一緒に冒険をしてくれる。
ラルフの攻撃に合わせて援護射撃をしてくれる。
(へろへろくんはフェイリオポジションとしてゲスト参加していた)
バルゴ
人間界侵略の指揮を執る魔族の将軍である。人間界侵略と失われし古代文明人の末裔を捜索するのが
彼の任務である。
見た目は人の形であるが、服などは一切身に着けていな(当人曰く究極の強さを求めるのに服は邪魔だったとの事)
関連動画
ニコニコにスコアアタック全国ランキング2位の動画が投稿されている。
関連商品
関連項目
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