つけ麺とは、麺料理の一つである。
概要
ざる蕎麦・ざるうどんのように麺とスープが別れていて、口に運ぶ前に麺をスープに漬けて食べる中華そば。店によってはつけそば、もりそばともいう。お店で食べる場合は同じ並盛りでもラーメンと比べて麺の量が比較的多め、料金は+100円位に高くなっている場合が多い。また店によってさまざまだが、ラーメンに比べて具の種類が少ないと思われがちであるが、実際はスープのそこに沈んでいたりするだけでそんなに変わらなかったりもする。
調理方法の麺を茹でる→水でしめるというところで、通常の麺は冷めている。その為スープが熱くても食べ進めるうちに麺によって冷まされてしまう。その場合に「あつもり」「つけあつ」等の暖かい麺(しめた後に再度お湯に通して暖める)を頼んだりする他、店によってはコンロでスープを温めたり、熱した石を入れたりする所もある。
スープの味付けはラーメンよりも比較的濃い目で提供される。これもまた店によって変わるが、主に麺を食べ終わった後にスープを飲む為にスープ割りを入れる(そのままでは濃い為)。この割り汁にだしが入っていて、ただ味を薄くするのではなく変化させて飲みやすくする他、提供方法もお椀をカウンターに預けて店員さんに入れてもらうタイプ、急須などに入れて出されたものを自分で入れるタイプなど様々な提供法がある。いわゆる蕎麦の蕎麦湯みたいな物であるが、それとは違い麺を茹でた時のお湯を使われる事は稀である。
発祥は東池袋「大勝軒」の店主であった山岸一雄が、中野「大勝軒」店主時代の1955年(昭和30年)に開発したという説が一般的である。ただし、つけ麺 という名前自体は1973年(昭和48年)頃に誕生した「元祖つけ麺大王」によって広まったといわれている。
中華麺を食べるならラーメン、つけ麺食べるぐらいなら蕎麦を食うなどと言う人がいるが、つけ麺はつけ麺である。
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