てっぱんとは、2010年9月30日~2011年4月2日に全151回放送されたNHKの連続テレビ小説の第83作目の作品である。前作は『ゲゲゲの女房』、次作が『おひさま』となる。
あらすじ
広島県尾道市に生まれたヒロイン・村上あかり(瀧本美織)は、ある日自宅の鉄工所を訪れた祖母・田中初音(富司純子)により、自分が村上家に養子縁組されたことを知る。
高校を卒業後、大阪の会社に就職するものの、会社の破産手続きにより失職。しかし、困難を乗り越えて、お好み焼きの店を開店するという庶民派ホームドラマである。
概要
前作『ゲゲゲの女房』が久々のヒット作となった後継作品で、視聴率的にはかなり恵まれた作品である。また劇中音楽を担当した葉加瀬太郎作曲のOPテーマ曲『ひまわり』に合わせた振付の通称・てっぱんダンスに合わせて視聴者から応募をされたダンスが披露されることも番組のメインとなっていた。
脚本について
『てっぱん』の脚本は連続テレビ小説では珍しい複数の脚本家が担当をする分業制となっていたが、これが仇となった。例えば前週にあった設定が翌週にはその設定がなかったことになっているというバラバラなドラマ背景は、視聴率が比較的高い割りにはアンチを増やす要因となっていた。
東日本大震災の影響
本来は10月スタートの連続テレビ小説では、終了が半年後の3月末の土曜日に終了(『てっぱん』の場合は2011年3月26日が終了予定)であったが、3月11日発生の東日本大震災の影響により3月12日以後は放送を中断。一週間後には続きとして再開をされ、2011年4月2日まで放送は延期をされた。
2011年5月のゴールデンウイーク中には総集編が放送された。
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関連項目
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