とあるエンジニアのアイドルプロデュースログとは、プロログPの作成しているNovelsM@sterである。
タグはとあるEのプロデュースログが用いられてる。
2015/11/5~2019/1/30にかけて連載され、全72話+劇場版1話を持って完結した。
概要
天才エンジニアが765プロのアイドルをプロデュースという一風変わった設定のノベマスとなっている。
時間軸としてはアニマス本編終了後となっており、赤羽根P(アニマスP)が海外研修でアメリカへ発った後という設定になっており、人手不足から765プロのアイドルの仕事がうまくいっておらず、それを危惧した高木社長と小鳥さんが新しいプロデューサーを探すという形となり、それで見つけられた本作主人公のエンジニアが765プロのアイドルの信頼を得て、名実共にプロデューサーとなっていくという展開となっている。
プロローグ
あるどこにでもいる(?)フリーのシステムエンジニアである城山直人は家庭教師のバイトを終えて帰る途中、全身が黒い男性に事務所に案内(拉致られるとも言う)される。そこは赤羽根Pの海外研修でプロデューサーに欠員を出していた765プロであった。黒い男性こと高木社長は城山を一目見て気に入り後任Pに据えようと考えて連れて来たのだが、赤羽根Pを慕うアイドル達は一斉に拒否反応を示す。そこで765プロが抱える問題点を見抜いた城山はある提案を示す。この提案とそれに伴う仕事を引き受けた城山であったが、それが彼の人生を左右する重要な分岐点になるとは、その時誰も知る由も無かった。
登場人物
オリジナル登場人物
城山直人
本作主人公。
超一流コンサルタント企業「AKI」のシステムエンジニアの中でもトップを張っていた正真正銘の天才だったが、「つまらない」という理由だけで退職した変わり者でもある。退職後はフリーのエンジニアとして活動しつつ、家庭教師のバイトをしながら生計を立てていた。
家庭教師のバイトを終えて帰る途中にたまたま高木社長にスカウトされ、プロデューサーとしての仕事は固辞する代わりに本業であるエンジニアとしての能力を生かして、765プロのシステムを構築することになったことで、アイドル達から信頼を得る。常々「人のためとなり、夢を応援できる職に就きたい」と考えていた彼だったが、特定の顧客に依存したくないという気持ちから最初は固辞しようとした。だが外堀を埋める形で逃げ道を塞がれ、そのまま765プロの臨時プロデューサーという形で所属することになる。
自分のことに無頓着な性格で「人のためなら自分はどうでもいい」という考えの持ち主。しかも自覚が無いうえにその行動指針も度が過ぎていることから、近しい人には心配されるほどのお人好し。その裏には幼少期にいじめにあっていたと言う過去に加え、家庭環境が複雑(母や祖母には愛されていたが、父親が人間的にダメ)だったことも影響している。彼の過去を知る人から見た場合、無茶をしてまで相手に尽くし、かつ義理立てまでするその性格は母親似とのこと。
恋人であった楓と別れたあとに女性関係はなかったが、765プロに入ったあとは千早の家族に向き合うほど深く関わったことで本人に自覚がないまま、結果として千早に惹かれつつあったことを認めるようになり、最終回で恋人同士となった。
鯖本敦也
城山Pの一つ年下の親友。
城山Pには劣るが同じく天才肌のエンジニアで、サーバー構築を最も得意としている。
基本アイドルに興味はないが、秋月律子の大ファンで同時にファンクラブ会員代表。城山Pからの依頼で765プロに来たときに律子と顔合わせをすることになる。律子にとっても顔見知りのファンの一人で、765プロで鉢合わせて以降は時折プライベートでも会っていたようで、最終的には律子と恋人同士になったようである。
ちなみに本作ではアニマス18話登場の「プチピーマン」本人という扱いになっている。
銀巻崇
城山Pの「AKI」時代の上司で、退社後も付き合いのある人物。
城山Pの良き理解者で面倒見のいい人物。また自身も優れたエンジニアである。
城山Pが信頼するだけあって、気さくで人当たりも良い非常にできた人物。
実はとある人物と付き合っているのだが……→如月千種
マスター
城山Pの行きつけバー「BAR Tanuki」のマスターで、常連客からはおやっさんと呼ばれている老紳士。
城山Pの良き理解者の一人で、相手の悩みを聞くのが上手な人物。
非常に温厚な人物だが、感情が高ぶると口調が少々荒っぽくなるらしい。
城山Pのほか、城山Pに店を紹介した銀巻さんや城山Pに紹介されたあずささんも行きつけの店となっている。
高垣楓
本来はシンデレラガールズの人物だが、暫定的にこの項目に入れる。
本作ではアイドルや歌手の経験がなく、城山Pの元同僚&元恋人というポジション。
ただし本作においてはアイドルではないが天性の歌姫としての資質があり、
作中で思うところがあったのか、突如961プロからアイドルデビューする。
非常に仕事ができる上に要領もよく、さらには立ち回りも強かな才気溢れる女性。
今でも城山Pの事を愛しているらしいが……
登場人物(765プロ)
如月千早
本作のメインヒロイン。
自分を気にかけてくれる城山Pを徐々に信頼、惹かれるようになっていく。
そしてその想いは依存を経て、恋に変化しつつある。
メインヒロインの扱いのためか、本作では如月家の絡んだエピソードが多く、特別編も組まれている。
作中において、とある人物と死別することになる。
天海春香
本作では赤羽根Pを慕うあまり、なかなか城山Pを受け入れられず葛藤するが、
城山Pの誠実な態度を受け、徐々に彼の本当の姿を知りたいと考えるようになる。
城山Pを受け入れるのが遅かったせいか、少し客観的なポジションにいることが多い。
水瀬伊織
春香と並んで実質765プロのアイドルではリーダー的存在。
人手不足から過労状態に陥っていた律子を誰よりも心配しており、
そのためか律子の体調不良に765プロでは唯一人気づいていた。
そのこともあり、城山Pが律子の負担を大幅軽減させたことを踏まえて、
正論をもって城山Pが765プロに入る際の援護射撃を行った。
視野が広く、一歩引いた位置で物事を見られるほか、頭の回転も速い努力家。
なお負けず嫌いな部分も健在。
秋月律子
765プロ最古参のプロデューサー。
赤羽根P不在の間、一人でプロデュース業をしていたが、
人手不足から度を越えた過労状態にあったため、疲労をため込んでいた。
城山Pのシステムを直に見たことで信頼するようになり、体調も回復した。
本作では「プチピーマン」こと鯖本敦也と結構いい雰囲気である。
三浦あずさ
765プロのアイドル最年長。
おっとりとしたお姉さんだが、年長者らしく意見を言うときはズバッという度胸の持ち主。
城山Pの葛藤を見抜き、765プロに来てくれるように助長する発言をした。
なお相当の酒豪らしく、本人曰くのちょっとはかなりの量である模様。
双海亜美
ちなみに765プロの業務管理システムの子機(と言うかスマホ)に「ナムホ」と命名したのは彼女。
双海真美
亜美の姉。基本的にそっくりだが、若干亜美より大人しく、常識的な部分が強めに描かれる描写がある。
ユニット「ζ*'ヮ')ζ<なんくるファンキー」を響、やよいとともに組む。
高槻やよい
元気印のアイドル。
アイドル活動と家の家事を受け持つ根っからのお姉ちゃん。
もやしも好きだが、肉はもっと好きらしい。
座右の銘は「当たって砕け」。
我那覇響
地元のローカルラジオ「しまんちゅ☆ラジオ」の常連リスナー。
ユニット「ζ*'ヮ')ζ<なんくるファンキー」のリーダー。
萩原雪歩
男性が苦手という彼女の特性が、本作ではちょっとした事件を引き起こす。
菊地真
本作では出番は少なめだが、高木社長の思い付きで入った「アイドル労働組合」の連合のボランティア活動に参加。
四条貴音
本作では劇場版以外での出番は少ない。
城山Pとは以心伝心の間柄だが、外部にはさっぱりわからないとのこと。
星井美希
出番は少ないが、雪歩や千早と一緒にちょっとした事件に巻き込まれる。
音無小鳥
律子を心配し、高木社長とともに新しいプロデューサーを探すことを決める。
高木順二朗
少々強引だが、観察眼の鋭さは随一。
城山Pのプロデューサーとしての資質を見抜く。
赤羽根P
現在は海外研修のため、日本不在。
そのことが切っ掛けで城山Pが765プロに入る発端となっている。
城山Pと直接会ってはいないものの、連絡は取り合っており、その能力と人柄を信頼している様子。
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関連項目
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