とりあえずビールとは、酒の席でよく用いられる常套句である。とりあえず生で(生ビールの意味)とも言う。
概要
高度経済成長期にビールという飲み物が大衆化していった。
それまで宴会で飲まれていた燗酒に比べ早く供されることや喉越しのよさが受け、「宴会の席における最初の一杯」としてビールが定着し、とりあえずビールという言い回しが用いられるようになった。
近年ではビール党の減衰傾向もあり、ビールを好まない人へのオッサンの強要と捉える向きもあり、若者からは敬遠されたりもしている。
そのことから実際にビールを注文するという意味合いよりも、慣用句としてとりあえずなにはなくとも●●といった感じで最初にやる習慣を揶揄して、「とりあえずビール(的)」という表現で用いられることも多くなってきている。
ビール研究家の藤原ヒロユキは、最初にビールを飲むことに関する効用として
と指摘している。
でも、飲みすぎやハメの外しすぎにならない程度に。
関連動画
関連商品
関連項目
- 6
- 0pt