モブA(メガネ)「【どうした急に】とは、『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』の第5話において、俺達モブによって2回も行われた、掛け合いについての解説記事である。1回だけならともかく、1話中に2回も行われた事によって一部の視聴者の印象に残り、こうして記事まで作られる事になった」
モブB「どうした急に」
概要
劇中(第5話)において、最初に掛け合いが行われたのは天皇賞(春)の本馬場入場時の事である。
モブA「春の天皇賞は3200m…最も距離が長いG1レースだ。ステイヤーとしての適性が非常に重要だと言っていい」
モブB「どうした急に」
モブA「前回覇者のマックイーンは3000mの阪神大賞典からのローテーション、対してテイオーは2000m大阪杯からの出走。人気の上ではテイオーが上だが長距離の舞台でマックイーン程の役者と成り得るだろうか?」
モブB「確かに。テイオーはダービーの2400mまでしか経験がないからな」
キタサンブラック「テイオーさんは負けないもん」
モブA&モブB「ご…ごめん!」
モブキャラが突然長々と(しかもドアップで)解説を始めたら視聴者だって「どうした急に」と言わざるを得ないが、史実や競馬に詳しくない視聴者に対して、このレースの位置付けを手っ取り早く説明する大事な役割を担っている。
一方、文脈を考慮せずに突っかかってきた隣のウマ幼女にも素直に謝罪するという紳士的な対応を見せた。
この後、レース前に落鉄したマックイーンを見て「嫌な予感がする」と発言したら今度はサトノダイヤモンドの方に突っかかられ「ご…ごめん!」するシーンを挟み(何気にこっちも天丼)、続いては天皇賞(春)のレース途中。
モブA「淀の3200mはペース変化の激しいコース。スタミナとレースセンス、集中力が問われることが多い」
モブB「どうした急に」
モブA「第4コーナーを回ってからの、大歓声のスタンド前では好位につけようとペースが上がる。しかし、ここで動揺して最後の直線でもう一度加速するためのスタミナが切れてしまっては元も子もない…」
モブB「つまり俺達の声援は邪魔だってことだな!」
これまた競馬を知らない視聴者に対して、さりげなく観戦時のマナーの解説をしているのである。(実際の競馬ファンにもよく居るタイプなどと言ってはいけない)
まあ、この掛け合いの後で、キタサンブラックとサトノダイヤモンドによるそれぞれの推しに対する声援「マックイーンさん!」「テイオーさーん!」に釣られて
余談だが、この二人のモブは第1話からモブとしての出番があり、第5話においてはキタサンブラックとサトノダイヤモンドのコンビと対になる形でクローズアップされ、今後の動向が注目されていたかもしれない。
実はエンドクレジットでは彼らと思われる名前が記載されているものの、どっちがどっちだかわからないのでなんとも言い難かったのだが、出演声優のツイート
により名前が確定した。モブA(メガネの方)が「みなみ」(CV:上西哲平)、モブB(「どうした急に」と言う方)が「ますお」(CV:有隅融)である。ちなみに、とある競馬ゲームには実在の騎手をモデルにしたと思われる同名の騎手が登場しており、そのへんを意識している可能性もある。
第8話ではキタサンブラック・サトノダイヤモンドと顔なじみとなって完全に打ち解けており、天皇賞(春)の入場前の場所取りでは一緒のレジャーシートの上でお茶を飲む仲になっていた。(羨ましい)
またレースの終了後、偉業を阻んだライスシャワーに多くの観客がブーイングを浴びせる中、この二人はメジロマックイーンの敗北に涙を流しながらもライスシャワーを称える拍手を贈っており、並のモブとは違う良識を感じさせた。
その後、第9話においても台詞こそ無いものの仕事場と思われる場所でワンカット登場、第10話ではトウカイテイオーのミニライブに最前列で参戦しており、引退を表明しようとする彼女を遮るように口々に叫ぶファンの一員として、サトノダイヤモンドの隣で「まだ負けてない!」「これは勝ちの途中!」と声を上げていた。
そして、第13話の有馬記念においては「どうした急に」も奇跡の復活(?)。
モブA(みなみ)「トウカイテイオーが最後に走ったレースは前回の有馬記念。今日のレースは364日ぶり。久々の復帰戦だ」
モブB(ますお)「どうした急に」
A「過去のG1レース、そこまでの長期休養明けで勝利したウマ娘はいない」
B「勝てると思うか?」
A「それ聞いちゃう? 去年11着だぞ」(謎ウインク)
B「……悪い」
キタサンブラック「難しいのはわかっています! でも、テイオーさんは走ってるんです!」
サトノダイヤモンド「そのとおりです!」
AB「「……だな」」
そしてレース後、「奇跡の復活」を目の当たりにした2人は涙を流しながら
A「帝王は皇帝を超えたかもしれない……!」
B「天才はいるなぁ、悔しいけど……!」
ゲーム版にて
アグネスデジタルのパロディ
オタク特有の早口には定評のあるアグネスデジタルのウマ娘ストーリーや育成イベント「ウマ娘ちゃんクイズ☆」(3種類あるが導入は同じ)でパロディが登場。
アグネスデジタル「――大井レース場のダートコースは、他よりも比較的距離が長い。豪快な差しや追い込みがハマりやすいコースだ。」
トレーナー「どうした急に」
アグネスデジタル「――ウマ娘ちゃんクイズは経歴からマイブームまで問題が幅広い。引き出しの多さが問われると言っていい。」
トレーナー「どうした急に」
サトノダイヤモンド実装
そしてゲーム版の1周年直後、サトノダイヤモンドの育成実装でついに本人が登場。
ダイヤの育成シナリオ中、キタサンブラックと対決する天皇賞(春)のレース前イベントにて、前評判の話をしている観客Aや観客Cに混じって
メガネの男性「(キュピーン) 『天皇賞(春)』は3200m、GⅠレースで最長の距離だ。淀のカーブは高低差も大きく、持久力はもちろん、位置取りがカギとなる。」
パーカーの男性「どうした急に。」
メガネの男性「キタサンブラックは去年出走経験があり、その点で有利と……前にも、似たようなやり取りをした気がするな。」
パーカーの男性「……ああ、あれだ! 同じ『天皇賞(春)』のメジロマックイーン対トウカイテイオー!」
メガネの男性「なるほど……確かに、あの時のようだな……。」
初出時の状況を下敷きにした形で、アニメ2期の後日談的な要素を持つダイヤの育成シナリオにおける2期リスペクトの一環としての役割を担っている。
サトノダイヤモンド「あれ? この記事でインタビューされてるの、あの時のお兄さんたち……? そっか……この前のレース観てくれたんだ! 『2人が走った中山芝2500mは小回りな上、コーナーを6回も通るトリッキーな形態。コースへの適性が非常に重要だと言っていい』『どうした急に』って、相変わらずだなぁ。いっしょに応援していた頃が懐かしい……(以下略)」
インタビューでもそうなるんかい
こっちではダイヤの側から彼らとの思い出について言及があるという、ファン(?)には嬉しい一幕となっている。
2023年1月度のストーリーイベント
キタサトが主役の2022年末~2023年1月中旬まで開催されたストーリーイベント「Happy new future ~朝焼けの絆~」では、物語のメインイベントであるウマ巫女参りの場でついに対面。
サトノダイヤモンド「あっ! あの時のお兄さんたちだ! うわぁ、来てくれたんですね~! こんばんはー!」
メガネの男性「おっと、気づかれてしまったようだな。だが、今の彼女たちはレースを引っ張るスターウマ娘。」
パーカーの男性「ああ。他のファンたちへの配慮は忘れたくない。ここは密やかに応援するとしよう。……頑張れっ!」
と、「成長した2人に対し、立場に配慮してあくまで一介のファンとして暖かく見守る」という二次創作で見たことあるようなやつが公式に描写がされた。
そんなお兄さんたちの姿を見て、「時が経って変わるものもあれば変わらないものもある」ということに2人も改めて気づかされるのだった……と、一応ちゃんと意味のあるくだりになっている。
……と思ってたら、次のパートではトラブル発生と思わしき事態に
メガネの男性「あの裏山では、実は気温や湿度など、条件が重なると激しい“颪”が――『山から吹き下ろす強い風』が発生する。」
パーカーの男性「どうした急に。」
メガネの男性「ウマ巫女参りの成否は古来から、その颪に大きく左右されたらしい。強風によるトラブルが起きている可能性は否めない……!」
スイープトウショウ「うるさーーーいっ! 2人は風なんかに負けないわよっ!」
男性たち「ごっ、ごめん!」
と、ロリに怒られて「ごめん!」の流れまでオマージュされた豪華仕様?「どうした急に」も展開。しばらく廃れていたという催事にも詳しいのは殊更どうした急に感が強い
なお、ストーリーイベントなのでここまでフルボイスであり、久々に本物のどうした急にが聴けた。
風都にて
アニメウマ娘2期の後にスタジオKAIが制作したアニメ版『風都探偵』にて、彼らそっくりのモブが確認されている。どうした急に。
なお、アニメウマ娘側も制作会社の違うOVAでライダーパロが頻出していたり、2期でも突然の探偵物語パロがあったりと、妙に密接なつながりがある。
関連動画
関連静画
関連商品
関連コミュニティ・チャンネル
モブA「どうした急にに関連するコミュニティはまだ存在していない。そして関連するチャンネルの貼り付け方は初版作成時には分からなかった」
モブB「どうした急に」
モブA「しかし、どうした急にについて語るスレで貼り付け方を教えてくれた人が居て、こうしてチャンネルの紹介が出来るようになったんだ」
モブB「後は、関連コミュニティが出来れば完璧だな」
関連リンク
- 急に饒舌になるファン
モブ同士のやり取りに関するYouTubeの動画へのリンクです。
関連項目
- ウマ娘 プリティーダービー(アニメ)
- キタサンブラック(ウマ娘)
- サトノダイヤモンド(ウマ娘)
- 天皇賞(春) / 天皇賞(春)(ウマ娘)
- モブ
- 早口
- オタク
- コント
- マナー
- ファン
- 準レギュラー
- それがどうした
- どうしたっていうの...
- 囲炉裏君どうしたん?
- ――デミグラスソースはどうした!?
- アグネスデジタル(ウマ娘)
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