技説明
- ポケットモンスター金・銀・クリスタルバージョン
- ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
- じょじょに ダメージが ふえる どくを てきに あたえる
- ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン
- あいてを もうどくの じょうたいに する。 まいターン へる どくの ダメージが ふえていく。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
- あいてを もうどくの じょうたいに する。ターンが すすむほど どくの ダメージが ふえていく。
- ポケットモンスターブラック・ホワイト
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
- ポケットモンスターX・Y
- ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア
- ポケットモンスター サン・ムーン
- ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン
- ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- あいてを もうどくの じょうたいに する。 ターンが すすむほど どくの ダメージが ふえていく。
- (漢字)相手を 猛毒の 状態に する。 ターンが すすむほど 毒の ダメージが 増えていく。
コンテスト技説明
- ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
- アピールが おわった ポケモンの ちょうしを さげる
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ
- その ターンでは ボルテージが へらなく なる。
- ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア
- アピールが おわった ポケモンの ちょうしを さげる
- (漢字)アピールが 終わった ポケモンの 調子を さげる
概要
使用すると相手が「もうどく」の状態異常になる。
どくタイプの変化技だが、別にどくポケモンばかりが使用できるというわけではなく大多数のポケモンがわざマシンで習得可能。対戦においては、耐久型ポケモンを中心にあらゆるポケモンに幅広く採用が検討される。ストーリーにおいても火力で押しただけではどうしようもないような強ポケモンへの対策となり得る。
もともとどくタイプが使う恩恵は特に無かったが、第六世代からどくタイプが使用すると必中となった。
ゲーム本編シリーズにおいてはシリーズを通じてわざマシン06に収録されている。マシン番号が一新された最新作『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』においてはわざマシン27に変更になっているが、(この作品を本編シリーズとして数えたとしても)初代からわざマシン収録皆勤賞の数少ない技であることに変わりはなかった。
しかし時は変わり第八世代。ソード・シールドで技マシン・技レコードから遂に削除され習得手段が自力または遺伝のみになった。毒タイプの最終形態はドククラゲ、ガラルヤドラン、ガラルヤドキング、ウツロイド以外軒並み習得可能だがそれ以外ではナットレイ、ヌオー、バルジーナなどごく僅かに限られ、使用できるポケモンが激減した。特にどくどくをダメージソースとして活用していた耐久型ポケモンにとってこの技の没収はかなりの痛手である。BDSPでは技マシンに再録されたものの、ソード・シールドで没収されていたポケモンやリストラされたポケモンは軒並み習得不能になっていた。毒タイプであるドククラゲや原種ベトベトンすらも…。
第九世代のスカーレット・バイオレットでは当初技マシンが再び削除されていたが、DLC「ゼロの秘宝」で復活。テツノドクガなど新規習得者がいくつか現れたほか、BDSPで没収されていた毒ポケモンも軒並み再習得を果たしている。
もうどく状態
三 三三
/;:"ゝ 三三 f;:二iュ
三 _ゞ::.ニ! ,..'´ ̄`ヽノン
/.;: .:}^( <;:::::i:::::::.::: :}:} 三三
〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
};;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
初めは軽い病だと思っていたんだ…。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
通常のどく状態はターン終了時に最大HPの1/8のダメージを受けるのに対して、もうどく状態ではターンが経過するごとに1/16、2/16、3/16…とダメージが増加していき、最大で15/16にまで毒が進行する。4ターン目以降、通常のどく状態の合計ダメージを追い越す計算になる。
もうどく状態になった場合、ひっこめるとターン経過数がリセットされ、再び場に出したときに1/16ダメージから再スタートする。すなわち、対戦においてはダメージ増加を嫌った相手に交換を余儀なくさせるという有利な状況を作ることが可能で、状態異常回復手段を持たない居座りタイプのポケモンは機能停止する。
相手をもうどく状態にする主な方法は「どくどく」の技の他に、「どくびし」を2回以上使用する、アイテム「どくどくだま」を「トリック」などで相手に渡したり「なげつける」を使用するなどがある。「どくどくだま」を相手に渡さない場合、1ターン目終了時に自分がもうどく状態になってしまう。
どくどくと相性の良い技や戦法
戦法1:回復耐久
相手は体力がじわじわ消耗する一方で自分は「たべのこし」や「くろいヘドロ」などでじわじわ回復したり、「じこさいせい」「つきのひかり」「ねむる」などで一気に回復するといった、なんらかの回復手段をまじえた耐久戦法。もちろん、こういったポケモン自体に対しても「どくどく」が有効になるパターンも少なくないのでお互い様である。
戦法2:まもる
通称「どくまも」
相手の攻撃を防ぐことができる技であるがターン稼ぎとして使用することができ、2ターン分のもうどくダメージを実質1ターンで与えられる。
相手がこちらに有利なポケモンに交代する、火力アップ系の積み技を使うなどのリスクがあり、しばしば読み合いが発生する。
戦法3:みがわり
通称「どくみが」
先制でみがわりを張ることで本体へのダメージを防ぎ続けターンを稼ぐ戦法。素早いポケモンや特性「いたずらごころ」のポケモンと相性が良い。
みがわりで削れた体力は前述したように「たべのこし」等で自然に回復することが可能のため、相手に「どくみが」への対策がない場合最悪「みがわり」を連打しているだけで詰ませることも夢ではない。
戦法4:もうどく以外のスリップダメージの重ね合わせ
「やどりぎのタネ」に加え、混乱状態、天候の「すなあらし」「あられ」などのスリップダメージをあわせじわじわ相手の体力を削っていく戦法。
特に「やどりぎのタネ」は前述したような回復ソースにもなるため一石二鳥。初代では、相手に「どくどく」と「やどりぎのタネ」を重ねて使うとやどりぎのタネのダメージ量まで増加する仕様(バグ?)があった。
どくどくへの主な対策
対策1:特性「マジックミラー」
「どくどく」をはじめとした多くの補助技を相手に跳ね返してしまう。
対策2:技「ちょうはつ」
「どくどく」をはじめとした多くの補助技の使用を先手で封じてしまう。
対策3:技「みがわり」
対策4:どく状態にならないタイプ、特性、技
- どくタイプのポケモン・はがねタイプのポケモン:どく/もうどく状態にならない。
- 特性「めんえき」「ぜったいねむり」など:同上
- 技「しんぴのまもり」 特性「ミストメイカー」など:発動している間状態異常にならない。
どくタイプやはがねタイプのポケモンは、相手をもうどく状態にすることができるのに対し自身は安全に耐久戦法を取れるというアドバンテージとなる。
技「ミストフィールド」特性「ミストメイカー」は、発動している間地面に足をつけているポケモンはお互いに状態異常にならないというもの。
対策5:どく状態によるダメージを無効化する特性
どく/もうどく状態にはなるが、それによるダメージを無効化するもの。「どくどくだま」を持って自らもうどく状態になることで他の状態異常を防ぐという戦法が有効。
対策6:どく状態を回復するアイテムや特性、技
もうどく状態になったら回復すればいいじゃない。という対策。
「だっぴ」の発動はランダムのため運にもよるが、「うるおいボディ」は雨が降っている場合のみ状態異常を毎ターン確実に回復させることができる。
「しぜんかいふく」は引っ込めることで状態異常を回復できる特性。
対策7:逆に相手も不利にさせたり、警戒させる特性や技
毒ダメージは防げないため根本的な対策とは言えないが、相手に警戒させて「どくどく」の使用を躊躇わせることはできる。特にカイリキー、ハリテヤマ、ローブシンなど、「こんじょう」以外にも有用な特性を持つポケモンの場合、実際は「こんじょう」でなくとも状態異常を回避できるかもしれない。
前述したポイズンヒールなどと同様、自分で「どくどくだま」を持ってもOK(※シンクロは意味がないので注意)。「こんじょう」や「からげんき」の場合、自身をやけど状態にする「かえんだま」との選択となる。こんじょうオオスバメの「鳥インフル(焼き鳥)」戦法が特に有名。
上記した特性や技も根本的対策にはならないが、相手に警戒させることができたり、うまくはまった場合は逆に有利になる可能性もある。
関連動画
関連静画
関連項目
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