「どろんでござる、ミク丸くん」は、アンディーメンテによるアクションゲーム作品である。
同名のジェバンニPによる楽曲作品『どろんでござる ミク丸くん』があり、楽曲の方は間が「、(読点)」でなく「 (スペース)」になっているが、ニコニコ動画のタグの仕様がスペースを受け付けないので、楽曲のタグとしても「どろんでござる、ミク丸くん」が用いられる。楽曲の動画記事はこちら。
本項では、前者のゲーム作品としての「どろんでござる、ミク丸くん」を取り上げている。
概要
忍者に扮したボーカロイドを操作し、江戸時代とも近代とも異世界ともとれる空間を走破していく。
各コースに用意された7~8ステージを生き延び、金銭をかき集めることが本作の目的。
やり込み要素として、インターネットを利用してのスコアアタックが挙げられる。即時反映されるランキングは、簡単なコメントも付けられるので、緩やかなコミュニケーションの場としての価値もある。
キャラクター
題名は「ミク丸くん」だが、タイトル画面でRキーを押すことで鏡音リン扮する「リン助くん」を操作することも可能。ビジュアルのほか、一部の敵断末魔やドロンの術の性能が異なる。
便宜上ではあるが、ゲームの題名も変化する。
- ミク丸くん(初音ミク)
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題名「どろんでござる、ミク丸くん」
ドロンの術の性能:
[X]キーを押すと、瞬間的に画面の上端へとワープする。緊急回避や、ステージによっては迷路を無視して突っ切るという大胆な動きが可能。
瞬間移動先に足場がないと即落下が始まるため、要注意。一度使うと、ドロンゲージが溜まるまで再使用不可能な点も忘れてはならない。
- リン助くん(鏡音リン)
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題名「すすすでござる、リン助くん」
ドロンの術の性能:
[X]キーを押したままにすることで、自由に飛び回ることができる。
ドロンゲージをじわじわ消費しながら飛行するため、穴の多いステージや宙に浮いた敵への対処に便利。
欠点としては、ミク丸式ドロンと比べ動きが鈍重で、慣れないうちはドロンゲージの残量を忘れがちな点が挙げられる。
操作の基本
慣れるまでが難しいゲームなので…。少しでも参考になれば幸い。
- 壁抜け
キャラクターは壁に挟まれて死ぬことがなく、そればかりか、スクロールに背中を押されて壁の中を進むことができる。
危険に飛び込むのがつらい場合や、ノーミスボーナスを狙いたい場合には、積極的に利用しよう。
- 先行ジャンプ
本ゲームでは、画面の上端やブロックに頭をぶつけても跳ね返りがない。
天井にへばりついたような状態になり、なんというか「現時点では」上に行けないだけで、上昇時間中に天井のないところにキャラクターが動くと、その時点から上昇が開始するという変わった現象が起こる。
この忍者的な現象を利用すると、ある程度先行してジャンプを入力することが可能である。コの字型のブロックなど、頭のすぐ上にブロックがある場所から飛び出すときに重宝する。
- 座標ずれの回避
スクロールの影響でクリックの狙いがずれることがたびたびある。小さな誤差なので普段はあまり気にする必要はないが、慎重さを求められる状況下では命取りになりかねない。
より狙いを正確にするには、スクロールの直後にタイミングを合わせてクリックするとよい。
- ゲーム画面の復帰
激しいクリック操作を求められる仕様上、クリックミスによって現れた背後のウィンドウに肝心のゲーム画面を隠されてしまうのはよくあること。
その際の復帰は、タスクバーからミク丸くんの本体を探してクリックして…、とやるよりも、Alt+Tabキーが簡単で確実。
- コンボは気にしない
多くの敵は縦の座標を合わせづらく、その上、一発打ち漏らしただけでコンボが途切れるという鬼の仕様なので、基本的にあまり気にしないほうがよい。
ただ例外として、クナイ等の一部武器変化アイテムを取得するとコンボが途切れなくなるので、その時には積極的に狙うなりなんなり。
プレイ動画
左: 制作者ジェバンニP自ら「リン助くん」で実況プレイ。 右:別の人が「ミク丸くん」で実況プレイ。
関連用語
関連リンク
- 「どろんでござる、ミク丸くん」サイト: ダウンロードはこちらから。
楽曲
どろんでござる、ミク丸くんでは、ジェバンニP(またはハットリP)が製作した楽曲の一部をチップチューン化してBGMとして用いている。
採用された楽曲作品を、以下に列挙する。
関連コミュニティ
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