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なくはないです。とは、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uにおけるクロムの出番に対する回答である。
Q:概要はないのか? A:なくはないです。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uの新PVにおいて、『ファイアーエムブレム 覚醒』から「もうひとりの主人公」である『ルフレ』、「主人公の娘」(ネタバレ要素だけどPVで言っちゃってるからいいや)である『ルキナ』の参戦が発表された。
FE覚醒のファン達は狂喜乱舞するものの、一つの疑問が頭をよぎった。
そう、ルフレと対をなす、従来のマルスポジションであるメイン主人公『クロム』の参戦は発表されなかったのである。
参戦を果たし、いきいきとスマブラキャラ達と戦う二人をよそに、映像開始直後から一人横たわっていたクロムはぼそりとつぶやく。
それに対する公式の答えが
なくはないです。
であった。
つまり、何らかの出番(PVを見る限り、ルフレの最後の切り札で召喚される可能性が高い)はあるものの、プレイアブルキャラとしての出番はほぼないと断言されたようなものである。クロムは今、泣いていい。
ではなぜこのようなことになったのか?
サークライによれば、当然最初は人気も十分にあるクロムの参戦を考えたが、原作を最後までプレイした結果、クロムはスマブラ的にどうしてもマルスとアイクの中間のような普通の剣士にしかなりえないと感じたらしい。
一方ルフレは剣と魔法を同時に扱えるユニットであるため、彼(彼女)を新規ファイターとして考えたらスラスラとイメージがわいてきたそうだ。
結局、スマブラの新規ファイターとしての魅力を考慮してルフレが参戦することになった、ということらしい。
そしてルキナに関しては、原作の縁から当初はマルスのカラバリとして登場する予定だったが、若干性能等に差異が出るからということで別枠での参戦ということになったようだ。いわゆるたなぼたである。胸はないけど運はあります。
このような経緯を考えると、参戦枠がこのようになってしまったのはある意味仕方のないところはある。
いつか、クロムの決め台詞のように運命を変えることを期待しよう。
一方英語版に関しては
『I suppose I'll get my chance, another day...』(俺の出番は、次なのか・・・)
『No, you,ll get it today.』(いえ、今作でもあります。)
となっており、ややニュアンスが異なる。英語では二重否定(なくはないです。)を使うのは非常にまれであるため、普通の肯定文にしたと考えられる。
ちなみにこれはあくまでクロムの出番に対する回答であって、ルキナに対しての回答ではない。何のとは言わんが。
だってルキナはなくはないじゃなくてほんとにないもんうわなにをするやめrくぁwせdrftgyふじこlpなくはないです。
このルキナのとばっちりにより、スマブラとは全然関係ない胸が控えめな女性の方々にまで飛び火することもなくはないです。
Q:他にこの言葉の出番はないのか? A:なくはないです。
ルキナ参戦動画の後日スマブラ公式Twitterにて、
ステージの紹介でとある戦法の使い方についても「なくはないです。」が使われている。
そして、for 3DS発売後に公開された動画「大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiUがすごい50の理由」ではなぜか杉田智和がナレーションを担当。
しかも動画内のテロップでは「杉田智和(クロム)」と表記されている。
(クロム)って声優の事務所か何かと思って気がつかれない可能性もなくはないです。
これにより、ある意味プレイアブルキャラ以上の台詞量を得たと言え……なくはないです。
この動画内では「なくはないです。」は使われてはいないが、紹介された追加要素の一つであるピットのスマッシュアピール(天界漫才)でゲスト出演することが確定し、
結果として「(クロムの出番は)なくはないです。」と言った感じにさせた。
Q:俺の出番は結局あるのか? A:なくはないです。
このように散々いじられまくったクロムであるが、実際問題今作(PV含む)において、彼の出番はどれほどなくはないのだろうか?一覧にまとめてみることにした。
- ルフレ・ルキナ参戦PVでのオチ担当
- ルフレの最後の切り札に天空で参加(この際魔道書やサンダーソードのストック回復という補給隊も兼任)
- ルフレの勝利画面に乱入参加
- フィギュア参加
- 「大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiUがすごい50の理由」のナレーションを「杉田智和(クロム)」として担当
- WiiU版にて、ピットのスマッシュアピール(天界漫才)に参加
…以上である。なんだかんだで結構あった。
というか非プレイアブルキャラとしては破格の出番の多さである(ネタ方面ばっかな気もするが)。クロム本人ではないが、アイクのカラバリの一つにクロム配色もある。参戦こそ叶いはしなかったが、十分にクロムという存在はアピールできたのではないだろうか。
また、イベント戦では「邪竜はクロムの力を借りないと封印できない!」という名目で、ルフレを操作し最後の切りふだで敵を倒さなければいけないという、クロムにスポットの当たった特殊ルールのものがある。因みに、邪竜の役はリザードン。
ちなみに余談だが、クロムの生みの親と言えるIS(インテリジェントシステムズ)は、サークライに『よくやった!クロムの扱いをわかってる』という旨の発言をしている。この扱いは正解だったらしい。
Q:ロイの出番は…ないよな? A:あ り ま す 。
この一連の騒動により娘のルキナが(全然違う意味で)とばっちりを受けたが、とばっちりは他のFEキャラたちにまで広がっていった。中でも一番被害に遭ったのが『ファイアーエムブレム 封印の剣』の主人公『ロイ』である。
彼はスマブラDXにおいて一度参戦しているのだが、それ以降は「マルスとは異なるパワー型剣士」という立場を完全にアイクに持って行かれてしまいリストラされてしまった。
Xでは本人がいないのに「ロイの希望」という楽曲が使用されたことでネタにされ、今作ではクロムと違い「ないです。」な出番に加えて、ドクターマリオやミュウツーなどのリストラ組が続々復活、おまけに亀のほうのロイが参戦していることもあってますますネタ化が進んでいじられまくっていた。
そんなロイに比べたら、多少は出番のあるクロムはましな方かと思われていたが、2015年6月15日に状況は一変する。
『僕を忘れないでほしいな』
『ついに帰ってきたぞ!!』
服装はFE覚醒の魔符を思わせる豪華仕様に変更、モーションも最後の切り札時に「封印の剣装備時のひっさつ」を再現するこだわり等、装いも新たにスマブラに挑む。
だがこれにより、クロムの参戦はさらに絶望的になってしまった。
ロイ追加によりFEの参戦枠はゼルダの伝説に並ぶ5枠に到達。さらにクロムの参戦が見送られた理由である「マルスとアイクの中間の剣士」というポジションすらロイが担うことになってしまったため、ますますクロムがスマブラに参戦できる要素がつぶされてしまったのである。
余談だがこのロイ参戦の発表後、クロム役の杉田とサークライの間で意味深なTwitterのやり取りが交わされている。
だが…
『ごめんみんな…!』
『僕は戦わずにはいられないんだ!』
結局今作でクロムの参戦は叶うことはなかった。最後の追加DLCキャラは『ファイアーエムブレムif』の主人公『カムイ』に決定。なお、カムイの参戦によりFEの参戦枠は6枠に到達。ポケモンとマリオシリーズに次ぐ参加人数になるという快挙を成し遂げた。
かくして、今作でクロムの参戦は見送られることになったが、果たして次回のスマブラでこれ程バラエティ豊富なFE勢にクロムが入り込む余地があるのだろうか…?
※クロムや他のFE主人公達の名誉のために言っておくが、ロイは「DXに参戦していた」という大前提があるため、他のFEキャラ達と比べてDLCとして非常に追加しやすいという大きなアドバンテージを持っていたことを念頭に置いてほしい。
Q:もう俺の出番はないのか? A:なくはなかったー!
そんなこんなでスマブラのプレイアブルキャラとしての参戦は惜しくも叶わなかったクロムだが、ぶっちゃけ「他作品へのゲスト出演」に関してはなくはないです。どころかFEでもトップクラスだったりする。
最初のコラボはモンスターハンターフロンティアG。
WiiU版発売を記念して、娘のルキナと共に彼らを模した装備「聖王シリーズ」「英雄王シリーズ」が作られた。画像の通り再現度はかなりのものであり、武器はファルシオン、盾は炎の台座となっている。
また、FEシリーズ新作のファイアーエムブレムifにはDLCで登場。
ちゃかりと新グラフィックに新ボイスで登場しており、主人公とともに戦う立ち位置であるが、操作不能のNPCかつマップ限定ユニットであった。
時系列的には覚醒が始まる直前であり、マップ限定ユニットであるクロム、リズ、フレデリクを生存させてクリアするとスターロードとマスターロードに転職できる紋章を渡してくれる。
さらにFEシリーズと真・女神転生シリーズのコラボ作品である幻影異聞録♯FEにも参戦。
主人公の相棒役という非常においしいポジションであり、記憶こそ失っているが義理に厚い性格はクロムそのもの。戦闘時には剣に変身する。俺は魔剣!
そしてなんと、プロジェクトクロスゾーン2に娘のルキナともにペアユニットで参戦。
任天堂枠としてのサプライズ出演であり、数多あるFEシリーズからの大抜擢となった。
原作設定を活かし、ファルシオンやサンダーソード、手槍などを振るい暴れまくる姿を見せてくれる。
ちなみに余談だが、今回の参戦はTOKYO GAME SHOW 2015のステージで発表され、ゲストで出演していたクロム役の杉田はクロム参戦の映像が流れた際に「なくはなかったー!」と叫んでいる。
また、このシリーズは『揺れ』に関して非常に定評のあることで有名だが、当然のごとく全く揺れなかった。誰の何がとは言わんが。
スマホアプリで展開中のお祭りゲー、ファイアーエムブレムヒーローズにも当然参戦。
担当イラストレーターはえびら氏。コザキ氏の元絵と比べると線が細く、少女漫画のイケメンっぽい。本作では守備アップ系のスキルを中心とした守備寄りのステータスとなっている。
続いて新機種ニンテンドースイッチにて2017年秋に発売されたコーエーテクモゲームスとのコラボ作品、ファイアーエムブレム無双。
初報PVラストでファルシオンを引き抜くクロムの姿がちらっと映され、マルスやアイク達を差し置いて真っ先に参戦が確定した。続く完全版PVではファルシオンを手に無双アクションを繰り広げるクロムの雄姿が追加され、多くのクロムファンを歓喜させた。
そして2018年8月に発売されたメイドインワリオゴージャスのプチゲームにも参加。
内容はマップ上のクロムを操作し敵ユニットを倒す他のプチゲーム同様シンプルなもの。開発がインテリジェントシステムズだけあって原作再現度は非常に高く、BGMやグラフィックなどは原作『覚醒』と全く同じ。プチゲームの内容自体は分かっていれば難なく対処可能なものだが、前情報なしで突然ファイアーエムブレムをやることになったユーザーからは驚きの声も見られた。
こうして並べてみると、なくはないです。なんてもんじゃない引っ張りだこ状態である。
※最後にもう一度だけ言っておくが、スマブラにプレイアブルキャラとして参戦できなかったのはあくまで『スマブラの新規ファイターとしての魅力がルフレより劣っていたから』なだけであり、決して彼自身の人気がなかったからではない。
また、この際語られた個性も『スマブラのキャラ(剣士)としてマルス・アイクらと差別化できる個性』という意味であるため、PXZ2などへの参戦基準とは全くの別物であることを留意してほしい。
Q:続編でも出番はないのか? A:希望はある。きっと!
そして時は経ち、続編である「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の発売が決定した。本作の最大の特徴は『全員参戦』。過去作に登場した全てのファイターが集結するという、お祭り作品のお祭り作品のような状態である。
今作でも発売前の段階でクロムの参戦を予想するユーザーは多数いたが、参戦の根拠として
など、前情報でクロム参戦を仄めかす要素が存在していたことから期待度は大きかった。また、ダッシュファイターの存在が明らかになったため、クロムと体格が似ているアイクのダッシュファイターとして参戦する可能性も少なからずあった。
とはいえ前述の通り、FE作品はすでに6枠の大所帯に到達しており、新規参戦はそれほど期待しないでほしいとサークライから言及があったため、やはりクロムの参戦は難しいかと思われていた。
しかし…2018年8月8日の「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct」にて、遂にその男の存在が確定した。
『運命を変える!!!』
クロム自身の参戦が絶望的となった件のPVから約4年…とうとう念願の参戦を果たしたのである。
『なくはなかった!(桜井談)』
なお、公式HPから確認できる通りアイクではなくロイのダッシュファイターとして参戦している。技の大多数はロイの動きを踏襲しているが、上必殺技がアイクの天空を彷彿とさせる剣技にアレンジされている。(このモーション自体は原作『覚醒』のムービーで既に存在している。)
最後の切り札は「覚醒天空」。原作を再現したモーションで高速の踏み込みから強烈な一撃を叩き込む。なおスマブラのアレンジとしてアイクと同様「天空!!」のボイスが挿入されている。
本作参戦の経緯の一つに、今まで所謂「コンパチキャラ」とされていたキャラクターが「ダッシュファイター」として正式に規定され、流用して作られたキャラというのが分かりやすくなったことがある。こうした定義のキャラクターなので、大半が流用のため作成に時間がかからず非常に参戦させやすいというメリットがある。またクロムは「ロイ同様マルスとアイクの中間のような剣士」であったため、逆に言えばロイのダッシュファイターとして最適ともいえる立ち位置にいたのである。
つまり、前回参戦が見送られた理由である「マルスとアイクの中間のような剣士になる」「その地位すらロイに奪われた」という要素が、ダッシュファイターの存在により丸々参戦しやすいプラス要素に置き換わったのだ。そこへ元の人気に「なくはないです。」騒動を合わせた参戦希望の多さを加えると、彼が運命を変えるのはもはや必然であったのかもしれない。
ちなみに項目の台詞はクロム役の杉田智和氏が、スマブラダイレクト終了直後にTwitterで放った喜びの言葉である。また前述の「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct」のトーナメントモード紹介時にクロムのエントリーネームが「なくはないです」となっている。
更に余談となるが、クロムのファイター昇格に伴いルフレの最後の切り札も当然変更されると大多数のユーザーは予想していたが、まさかの「ダブル」続投が決定。つまり、ルフレがクロムに最後の切り札を当てると演出の一環としてクロムがもう一人増えるため画面が非常にややこしいことになる。なくはないです、というかそこはなくして欲しかったと思うユーザーの声もあればネタとして許容する声もあり、賛否が分かれるところではある。
簡単に言えば、クロムとルフレが対戦すると以下の現象が発生する可能性があるということになる。
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話ぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれはクロムでルフレと戦っていたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらクロムとルフレに負けていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な…何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 手抜きだとか なくはなかっただとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
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_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしい絆の力を味わったぜ…
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- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- ま、嘘なんですけどね
- ファイアーエムブレム覚醒
- モンスターハンターフロンティアG
- ファイアーエムブレムif
- 幻影異聞録♯FE
- PROJECT X ZONE 2
- ファイアーエムブレムヒーローズ
- ファイアーエムブレム無双
- メイドインワリオゴージャス
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- ティアモ(ファイアーエムブレム)※FE覚醒における胸がなくはないです。代表
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