概要
海坊主の一種、百鬼夜行の一員など、地域や語り手によって様々な伝承がある。江戸時代の妖怪画家である鳥山石燕も「画図百鬼夜行」でこれらしき妖怪を描いているが、誤記なのか、表記は「ぬうりひょん」となっている。
近年ではよく「他人の家に勝手に上がり込んでくる妖怪」や「妖怪の総大将」などと描写されることがある。これは民俗学者の藤沢衛彦が前述の石燕の絵画に「まだ宵の口の燈影にぬらりひよんと訪問する怪物の親玉」という解説を付けたことに由来し、水木しげるの妖怪図鑑やアニメ版ゲゲゲの鬼太郎などによって広まったらしい。つまりこの描写はかなり新しいもので、藤沢の解説もどんな典拠に基づいたものなのかよく分かっていない。
ぬらりひょんが登場する作品
関連動画
関連静画
関連項目
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