のれんとは、商店が店の前に掛ける布製のしきり、兼、店の看板である。暖簾。
※曖昧さ回避 - ユーザー生放送の配信者ののれんについてはのれん(生放送主)もしくは暖簾(生放送主)参照。
概要
その店の屋号や家紋が書かれている場合が多く、その店を象徴するものとして扱われる。
故に商店に関する慣用句などには暖簾と言う言葉が良く使われており、商売をする人たちにとって暖簾がどれだけ大切に考えられてきたか理解することができる。
なお、かつて、他の商店を買収したとき、買収された商店の資産価値よりも多く支払った部分の金銭を「のれん代」としたことから、企業買収に係る被買収企業の時価純資産額と買収価額の差額を「のれん」と呼ぶ。ちなみに、通常は時価総額よりも買収価額の方が大きいので当該のれんは資産計上されるが、逆に買収価額よりも時価総額の方が大きい場合(いわゆるディスカウント・パーチェス)、当該差額は負ののれんとして全額特別利益に計上することとされている。
どうでもよいことだが、 財務諸表規則の中で、ひらがな書きを強制される勘定科目はのれんだけである。
暖簾を含む慣用句
- 暖簾をくぐる - 入店する。
- 暖簾を下ろす - 店のその日の営業を終了する。あるいは店をたたむ。
- 暖簾に傷がつく - 店に不祥事が起こる。
- 暖簾分け - 店で働いていた従業員が独立して、同じ名前の新しい店を建てること。
- 暖簾に腕押し - 何をしても効果のない状況。似たような言葉に馬耳東風、糠に釘。
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