はよ〔HAYO〕とは、「早くしろ」「はよしろ」を縮めた言い方であると思われる。
概要はよ
文法的には、「早い」の連用形「早く」がウ音便化し(はやく→はやう→はよう)、それが更に短縮された(はよう→はよ)ものである。通常は後ろに動詞の命令形を伴い、何かを急かす時に使われるが、急かす内容が文脈から明らかである場合は後続の動詞を省略する場合がある。例えば…
…といった風に使用されている。
注意事項はよ
形容詞連用形のウ音便化は西日本方言では比較的一般的であるが、首都圏方面では馴染みが薄い。そのため、この「はよ」という言い回し自体を知らない人もおり、発音を間違えられることが多い。
どのように読み間違えるのかというと、ワヨ〔WAYO〕と読んでしまうのである。これは日本語の用法で、「~はよ、」(この場合はワヨと読む)という言い方があるからだと思われる。
関連項目はよ
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