はるかさんとは
- はるかという名を持つ人に対しての適度な敬意を込めた呼び方。
- 漫画及びアニメ『かなめも』の登場キャラクター西田はるかの変態淑女っぷりに敬意を表した状態。
- アイドルマスターのメディアミックス作品の一つ『ぷちます!』の登場キャラクター。本項で記述。
概要
明音氏の本家サイト『くされ日記』にて描かれている4コマ漫画に登場するちびキャラ『ぷちどる』(以下、ぷちどると表記)の一体。後にiM@S架空戦記『くされ戦記』や商業誌版『ぷちます!』にも登場している。
モデルは言うまでもなく天海春香。元々は二次創作キャラクターだったものが公式キャラクターとなった例である。
付け加えておくと「わた、春香さん」とは関係ないのでご注意下さい。
名前に関して
『くされ日記』時代の表記は「春香さん」であり、ぷちどるで名前に唯一漢字表記を使用していた。
この点が他のぷちどるとは一線を画していたが、「(天海)春香」と「春香さん」が同時に出てくる場合は、呼び捨ての方がアイドルの春香、さん付けの方がぷちどるという風にせねばならず、何かとややこしい。
特に高槻やよいから春香に対する呼称は「春香さん」であり、混同の危険が大きかった。
同じくぷちどるの「やよ」「いお」も『くされ日記』時代はそれぞれ名前が「やよい」「いおり」であったが、こちらはニコニコに投稿された明音氏がイラストを提供するiM@S架空戦記シリーズ『くされ戦記』に登場した際、途中で現在の名前に改められている。だが「春香さん」だけは『くされ戦記』内でも特に改名することなく進行していた。
三次創作における一つの回避方法としては、「かっか」や「はるかっか」など愛称で呼ぶ方式があった。例として、ポケモンをベースとした架空戦記『ちはやよのくされカントー日記』では「かっか」を愛称とすることで呼称の問題を解決している。
後に『ぷちます!』の電撃マ王での商業連載が決まり、ぷちどるは単なる二次創作キャラクターから晴れてPROJECT iM@S公式キャラクターとなったが、さすがに公式で表記が被ることはまずかったのか、これを機会に「春香さん」の名前も「はるかさん」とひらがな表記に改められた。
ちなみにこのややこしいネーミングは商業誌版でも突っ込まれているが、作中のネーミング発案者はあろうことか被り元の天海春香本人である。本作での春香はこの他にもあずさ似のぷちどるを「みうらさん」と名付けており、似たものに同じ名前をつけることに強いこだわりを持つようだ。
その後『くされ戦記』ではどうするか不明であったが、最終的なクレジットは「はるかさん」とすることで落ち着いたようである。
本記事は『くされ戦記』時代に作成されたため元々の記事名は漢字表記であったが、商業誌版『ぷちます!』のアニメ化などによりひらがな表記の知名度が向上したため、曖昧さ回避記事だった「はるかさん」と記事名を交換している。
はるかさんの生態
初登場は『くされ日記』本家4コマ第11話。危険物第3類(自然かっか物・禁水性物)指定。
モデルである天海春香よりも強烈なインパクトを視聴者に与える事に定評のあるぷちどるであり、ぷちどる中で最も扱いが難しいとされているキャラでもある。また、基本設定やその他関連事項がぷちどる中最多を誇っている。
本編を見る限りでは感情の起伏が読み取りづらく性格の判別が難しいが、特定のアイドルやぷちどる達に対して好き嫌いのような類は見られない。また、アイドル達に構ってもらうのが嬉しい(?)様子を度々見せていることもあるので、基本的に人懐っこい性格のようだ。
2足歩行ができずジャンプや這って移動したりする所から、他のぷちどるとは種族そのものが違うのではないかという疑惑もある。
また、懐いている相手をもにゅもにゅ甘噛みする習性も見受けられる。ただしヨダレでべとべとになるため、はるかさんが分裂してしまった時は厄介なことこの上ないが………はるかさんズに埋もれるというのも、いいですけど。
なお他のぷちどるとはしばらく意思疎通が出来ていなかったが、単行本7巻ではゆきぽやあふぅと普通に会話をしており、次第にコミュニケーション能力が付いてきていることが伺える。
『くされ日記』時代は普段はどこで生活しているのか等は不明。ちひゃーが千早と一緒に住んでいることと、普段は春香と仲が良いことから考えれば、春香と一緒に住んでいる可能性もある。
商業誌版ではやよいの家に住んでいる。春香と住むことは増殖阻止の観点から認められなかった。
『くされ日記』時代の公式(?)設定によれば大きさは自在(標準はおそらくたすまにあでびる級~メインクーン級)。商業誌版での机から顔を出すシーンは、この体質(?)があったからこそ可能だったのではないだろうか。また海に浸かった際に巨大化して登場した場面がある。
ちなみにミニマム化するような描写は現在のところはない。
暗いところを好む。光というよりは直射日光が苦手のようであり、日の当たる場所には出ようとしない。散歩の際は日傘は必需品。あるいは帽子系統もお薦めします。
夜中に餌をあげると暗黒化し性格がやや攻撃的になる(通称あんこくはるかさん)が、なぜかリボンを一度外して付け直すと元に戻る。
最大の特徴として、水をかけると際限なく増殖する。
増えてもある程度の統率力はあるようで、集団で行動するパターンが多い。まれに単独行動する個体もいるが……。その存在感も含めて、ぷちどるの中で最も強烈な個性を発揮している能力である。
ちなみに『くされ日記』時代では日常風景でも複数が確認される話もあり、律子さんも完全に1匹に戻しているわけではなさそうだ。おまけに律子さんの与り知らないところで増えていたりしている模様。亜美真美辺りが増やしていそうである。また春香はなぜかはるかさんを積極的に増やそうと画策している。
例えは悪いが、某Gのように「1匹を見ると30匹ぐらいいるんじゃないか?」と思ってしまうのは視聴者の共通認識であろう。数が一定以上集まると大海嘯張りの大津波を引き起こし、人など簡単に飲み込んでしまう。数も集まれば時には強力な武器と化す。ある意味広域戦略兵器対象危険物。
しかもはるかさん自身が大の水好きであるため、水気のある場所には極力連れて行ってはいけません。
淡水及び水道水で増えているようなので、雨の日は絶対に外には出してはいけません。
春~初夏の水田に誤って落ちた場合、カオスな光景が見えるに違いない。実際に作中ではプールに飛び込んでお約束の大惨事になったことがある。
これで海水でも増えたらはるかさんの海が出来かねない。というかはるかさんの惑星が誕生しそう。
実際には海水では前述のように巨大化するようなのだが、巨大はるかさんで世界が埋め尽くされると言うロマンも ある意味一興。
他にもお湯では増えない、炭酸水だときっかり2体に分裂するなど、かける液体によって反応が違うようである。ナレーションでは「気分次第」という説明がされたことも。恐ろしすぎる。
このようなとんでもない無限増殖能力の持ち主であるが、律子の「戻れ!」の命令により一瞬で1体に戻るという習性がある。最近は律子の名前を出しただけで自ら元に戻るようになった。また、後に雪歩も戻す能力を獲得している。
その他、やよいもはるかさんを1体に戻す方法を知っているようだが、詳しくは不明。なおやよいがはるかさんを戻すシーンは恐ろしいものらしく、目撃した春香やちひゃーをトラウマのどん底へ突き落としたことがある。やよい式の戻し方を貴音が試そうとした所、一緒にいた春香がマジ泣きして止めたことがあるほどである。
地球上がはるかさんで埋め尽くされないところを見ると、他にも方法があると見るべきであろう。
前述の通り巨大化することもある。サイズ感としてはぷちが10匹くらい乗れる程度。海水につかると巨大化するという説もあるが、陸上でも普通に巨大化している。したがって巨大化の条件は不明。基本的な習性は通常サイズと同じだが、巨大はるかさんの甘噛みは最早丸のみであり結構危険。実際にやよや貴音などが頭からばっくりいかれたことがある。巨大化した状態で増殖するシーンは今のところ見られない。そんなことが起こったらマジで地球が危ない。
律子が巨大はるかさんを乗り物代わりに使うシーンも何度か見られた。
鳴き声は普段や嬉しい時、活発な時は「かっかー!」や「はるかっか!」、暗黒春香さん時は「アハハハハハハ」、嫌な時や我侭な時に「ヴぁい」「ヴぁ~い」と鳴くことが多いようである。
ちなみに寝るときは半目開いてる。
主人公格がモデルのぷちどるだけあって明かされている設定も多いが、同時に不明な点が多いキャラでもある。
むしろ、次々と設定と謎が増え続けているといえる。
(iM@S架空戦記シリーズWikiより改変、『春香さんのぷちどるにおける種族上の特徴と生態についての研究』)
関連動画
くされ日記(代理掲載)
アニメ版
その他
関連項目
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