ボンバーマン ぱにっくボンバーとは、ボンバーマンのパズルゲームシリーズである。
1993年にアーケード(MVS)で稼働され、1994年にPCエンジン(PEC)に移植された。
ここではアーケード版およびPCエンジン版の内容について解説します。
スーパーファミコン版については「ぱにっくボンバーW」の記事を参照ください。
概要
ルールは、
という単純な物である。
他のボンバーマンとは違いパズルゲームな為、アクションが苦手な人でも楽しめるゲームであった。
バージョンごとの違い
PCエンジン版
ストーリーモードでは雑魚キャラを倒して行き、
最後には悪ボン四天王を開発した博士と研究所を爆破するストーリーになっている。
戦闘時は、ボス戦も雑魚戦と同じ通常ルールを使用してドクロルールと呼ばれる特殊ルールは使用しない。
また、段位を極めるパズルモードがあり、
「2連鎖しろ」「3連鎖しろ」などパズルゲームマニアなどにもってこいのモードがある。
また、当時としては画期的なCD-ROM2(シーディーロムロム)システムを使用しており、音楽がCD-DAで演奏されていた。
スーパーファミコン版
ストーリーモードでは雑魚キャラ2体を倒した後、洗脳された各地のボンバーマンを倒し、
最後には洗脳した宇宙人と宇宙船を爆破するストーリーになっている。
戦闘時は、ボス戦はドクロルール、雑魚戦は通常ルールを使用して戦闘が行われる。
また、5連鎖以上の画面アクション等も違う。
ゲーム性の特徴
このゲームでは、「でか爆」と呼ばれる巨大な爆弾が降ってくる。
これは、ボンバーマンを一定量消すと上から自動的に降ってくるというもので
たとえ追い詰められていても、この「でか爆」さえあれば、相手を瀕死に追いやることも可能である。
ちなみに、連鎖が上手すぎる(6連鎖以上の)人とは勝負にならない場合がある。
理由としては、6連鎖以上の連鎖をした場合、攻撃者フィールドの中央まで爆弾が起爆状態でセットされるため、この攻撃を受けた相手は確実に、相手フィールドをすべて埋め尽くす高さまで焦げボムが送られる。
運良く手前で止まったとしても、攻撃者のフィールドには、「でか爆」が既に置かれているため、なすすべがないのである。
そんなことから、
6連鎖〜10連鎖においては連鎖後、画面のイベントが派手にアクションする。
アイテムなど
アイテム | 方向 | 効果 |
ボンバーマン | ↓ | 白・黒・青・赤・緑 の 最大5色で、縦・横・斜めに3つつなげると消える |
爆弾 | ↑ ↓ | ボンバーマンを消すと下から順に積み上がって行く 上から降ってくる物もあるが、こちらは主に導火線としての使用 爆発すると相手に焦げボムを送ることができるが、単体では爆発できない |
起爆弾 | ↑ ↓ | 爆弾を起爆させることができる。単体で爆破可能 |
でか爆(でかばく) | ↓ | 一定量のボンバーマンを消すと自動的に降ってくる。破壊力抜群 |
焦げボム | ↑ | 相手の攻撃によって下から積まれる、爆風で消すこともできるが 爆弾のように相手に焦げボムは送ることができない |
ブロック | ↑ | ドクロルールの時に相手の攻撃によって下から積まれる、 爆風で消すこともできるがこの時、特殊効果が発動する |
岩 | ↑ ↓ | 爆風を止め、爆弾では消せないやっかいなアイテム でか爆で除去可能 |
※方向は上から降ってくるか、下から積み上げられるかのどちらか。
どちらもある場合は、両方にそのアイテムが出現する。
ドクロルール時の特殊効果
特殊効果 | 内容 |
おじゃま | 画面にふよふよと妨害する絵が現れる。 |
操作反転 | レバーの入力が左右逆になる |
火力最小 | 爆弾の爆風が火力1になる |
色チェンジ | 赤いボンバーマンが白いボンバーマンに変化する |
ボンバーマン総消し | 画面上のボンバーマンが消える |
爆弾総消し | 画面上の爆弾が消える |
爆弾すべて岩 | 画面上の爆弾がすべて岩に変わる |
ブロック爆弾変更 | ブロックをすべて爆弾に変える |
Next岩 | 次に降ってくるのが岩 |
Nextでか爆 | 次に降ってくるのがでか爆 |
ドクロルール時の最良パターン
ドクロルール時の最悪パターン
起:自分の下の方にブロックが積まれ、追い込まれる
承:相手の攻撃で、相手のブロックが消え「ブロック爆弾変更」効果が自分の所に来て幸せになる
転:相手、もしくは自分の攻撃でブロックが消え「爆弾すべて岩」が自分の所に来て現実を見る
結:リセットボタンを押す準備に入る。
関連動画
関連項目
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