竜宮レナの「嘘だッ!!!」のAAを始めとして様々なコピペがある「ひぐらしのなく頃に」だが、やはり良い意味でも悪い意味でも一番有名なのは…
「おめぇ、……戦略、戦術、…そして戦闘、…全て三拍子揃ってるぜ。 ……お前みたいなヤツが俺の役をやるべきなんだよ…。山狗みてぇなクソどもの隊長をな…!」
「ははん。ごめんだね、あんたらみたいな根暗そうな秘密部隊の隊長なんて!」
魅音が笑い捨てる。 小此木もそれを笑って受けた。 謙遜でなく、それは純粋な反応だと思った。
「……へへへ、そうだな。お前ほどの器なら日本の不正規戦部隊長なんてもったいないぜ…。 SASでもデルタでもスペツナズでも、…どこでも最高の人材になれるだろうぜ。何しろ、」
「はははは、あっははははははは!!! SASぅ? デルタフォースぅ? 下らないねぇ! そんな退屈なところじゃあ、私を飼いならせやしないよ!!」
「……へっへへははははは! そうだろうな。そうだろうよ。 ……なら聞かせてくれ。お前ほどのヤツなら、何の隊長を望む!」
「隊長なんて興味ないね。部長でいいね。」
「……部長…。英国情報部辺りってとこか、…ふ、妥当だな。」
「だめだめだめ、なってないね! あのねぇ、私がやりたい部長はたったひとつ!! 雛見沢分校の我が部の部長だけさッ!! 罰ゲームのない戦いなんてごめんだね! 口先の魔術師、前原圭一! かぁいいモードの竜宮レナ! トラップ使いの沙都子に萌え落としの梨花ちゃん!! そして期待の新人古手羽入!! これだけ揃ってりゃ、世界のどこだろうと退屈だねッ!!」
「…………勝てねぇ…。……勝てねぇよ……。…こんなヤツが隊長だったんじゃ、 …勝てるわきゃねぇやな…。へへへへはははははははは!!」
このコピペであろう。この記事では解説と考察を交えて、このコピペが記事作成されるほど有名な理由を紹介しよう。
概要、......戦略、戦術、戦闘、...全て三拍子揃ってるぜ
「ひぐらしのなく頃に 祭囃し編」が初出。物語終盤でのやり取りである。いつ頃からネット界隈で人気になったのかはよく分かっていないが、このコピペの知名度は「痛々しさを通り越した寒気」から来るものであろう。
まず、SASやスペツナズを知らない方にとっては、こっちが「SASぅ?デルタフォースぅ?スペツナズぅ?」と聞きたくなるだろうが、これはイギリスやアメリカ、ロシアの先鋭特殊部隊であり、大百科中のそれぞれの項目を見ると、SAS(イギリス陸軍)、デルタフォース(アメリカ陸軍)、スペツナズ(ロシア語で『特殊作戦部隊』の意。特定の部隊名を示すものではない)、とミリタリーを少しかじった人の大半が聞き覚えのある世界的に有名な特殊部隊であることがわかる。
ちなみにコピペ中の『英国情報部』は、イギリスに実在して、フィクション作品である『007』の主人公、ジェームズ・ボンドが所属する『MI6』のことだと思われる。これも有名な機関であり007の映画や原作小説を見た方なら承知の事実であろう。
某掲示板などでよく言われている意見としては、作者がいかにも思いつく限りの特殊部隊や組織を全て登場人物のセリフにゴチャ混ぜにして投入したことに生じた「お前は何を言っているんだ」感、初見の人が「何がなんだかわからない」と思えるような頭のネジが吹っ飛んでるとしか思えない2人のやり取りに尽きるだろう。
しかし「プレイしている最中は気にならなかった」、「これまでの展開や文に違和感がなければこれも大丈夫」という意見も挙がっている(下の掲示板参照)。もともと祭囃し編全体がこのようなノリに加えテンポの良い演出であり、それまでの編で散々悲惨な末路が描かれた上で「シリアスに呑まれず日常パートのノリを維持したことで勝利する」という内容である。この問答自体も軽口の類であり、ほぼほぼその場のノリだけで行われている。
つまるところ、一部分だけを切り抜いたことで痛さが強調されている面もあるのだ。このコピペだけを見て作者や作品を否定してはいけない。
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あのねぇ、私がやりたい関連項目はたった一つ!
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