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ひょうたん書店とは、鹿児島県鹿児島市西田にあったコミック・雑誌・同人ゲーム・18禁同人誌・同人ゲーム等のサブカルチャー系商品の充実している書店である。
概要
地方では深夜アニメの放送が少ないがそんな中、鹿児島県ではひょうたん書店自らスポンサーとなり、鹿児島テレビで（もやしもん→さよなら絶望先生→図書館戦争→俗・さよなら絶望先生→夏目友人帳→とらドラ（148日遅れ）→かなめも（53日遅れ）→咲-Saki-（242日遅れ）→バカとテストと召喚獣（148日遅れ）→荒川アンダーザブリッジ（158日遅れ）→神のみぞ知るセカイ（64日遅れ）→レベルE（５９日遅れ）の放送順）深夜アニメを放送していた。(2011年3月を持って終了。KTSは半年後にノイタミナのレギュラーネット開始をもって深夜アニメの放送を再開している。)
鹿児島県民が深夜アニメを見られるのはこの書店のおかげと言っても過言ではない。
開店10周年時、お客さんとの「アニメが見たい」という約束を守るために版権（角川書店）と直接掛け合いコミックスを500部買い取ったり、鹿児島のテレビ局と掛け合ったり、署名活動を展開し、見事「新世紀エヴァンゲリオン」をＴＶ放送させたという伝説も持つ。
もしもこの店が鹿児島に無かったら、鹿児島のサブカル趣味者は激減する事は間違いないであろう。
突然の閉店報告
平成28年2月13日(土)、Twitterにて突如「☆お客様へ☆」というツイートとともに、店舗外観の写真、おもちゃ箱をひっくり返したような情熱に溢れた店内の写真、この店を愛する奴らが書き込んでいったノートのページ、そして他店には見られない貸出フリースペース、みずしな孝之のサイン色紙画像がツイートされた。
そして・・・16時58分から以下のツイートが送信された。
お客様へ
— 鹿児島のコミック専門店 ひょうたん書店 (@hyoutansyoten) 2016, 2月 13
今から皆様へお伝えすることはきっと
受け入れられないことだと思います。
手が震えてます
沢山の写真見て頂けましたでしょうか？
日頃より当店をご利用いただきまして
誠にありがとうございます。
この度、弊社取引取次会社の自主廃業
に伴い、今後の店舗営業が
困難と判断し
急遽2月14日日曜日をもちまして
— 鹿児島のコミック専門店 ひょうたん書店 (@hyoutansyoten) 2016, 2月 13
閉店とさせていただくことと
なりました。
突然の出来事で長きに渡りご利用
いただきましたお客様方に
直接お伝えする事が出来ない
状況はとても心苦しいのですが
たくさんのご迷惑をお掛けする事を
深くお詫び申し上げます。
30年間、当店を支え、ご利用
— 鹿児島のコミック専門店 ひょうたん書店 (@hyoutansyoten) 2016, 2月 13
いただきましたお客様
お一人お一人に深く
感謝しております。
本当にありがとうございました。
何かの機会で再び皆様と出会う機会が
あればと願いつつ今後は通販業務を
メインに「ひょうたん」という
会社の存続をしてまいります。
この突然のツイートに鹿児島に住む、そして住んでいたサブカル趣味者に驚きを落胆を与えた。
これに対しTwitterを初め閉店を惜しむ声が多く見られた。
実店舗は閉店ということになったが、通販業務をメインにてひょうたんという名前は残るとのこと。利用者の一人として、いつかまた鹿児島に実店舗を復活することを願い、応援したい。
……しかし、この通販業務も2021年3月にひっそりと終了したようで、これで「ひょうたん書店」の名前は消滅することになった。
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関連項目
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