ふしぎなぼうし単語

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フシギナボウシ

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ふしぎなぼうしとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するアイテム(防具)の１つである。

概要

外見は、目玉が３つ描かれた、魔女っぽい三角帽。シリーズ最初の特殊効果がある頭防具であり、装備していると呪文を使用したときに消費するMPが少なくなる効果がある。

登場したタイトルは少なく、初代からXIまでのナンバリングタイトルのうち『ドラゴンクエストII　悪霊の神々』(以下II)、『ドラゴンクエストIII　そして伝説へ…』(以下III)、『ドラゴンクエストVII　エデンの戦士たち』(以下VII)の三作。（リメイク版を含めるなら『ドラゴンクエストVIII　空と海と大地と呪われし姫君』の4つ)

消費MPの軽減効果は、タイトル毎にまちまちで初登場のIIでは、通常の4/5+1(リメイク版では3/4+1)だか戦闘中以外は効果の対象外である。IIIでは装備していればいつでも効果がある上、効果も3/4+1にパワーアップしている。Ⅶでは1/2となり、リメイク版では真ふしぎなぼうしなる強化型も登場している。ⅧではⅢまでの3/4に戻った。

かなり有用な効果であるが、いずれのタイトルでも入手方法が難しく、オリジナル版のⅡやリメイク版のⅧでは完全な１品物であり、それ以外でもやり込みプレイでもない限り、運の要素が絡むため実質１品物に近い。

例えば、初登場のⅡでは歴代最難関ダンジョンと謳われる、ロンダルキアへの洞窟で拾えるが、入手できるフロアの敵が強く、特にオリジナル版では敵の組合せやエンカウントのタイミングによっては入手する前に全滅する危険性がある(リメイク版ではやり込めば複数手にはいる)。

Ⅲでは戦闘時に倒した、メイジキメラやひょうがまじんが落とす以外では手に入らない上、その確率も低く、前情報がなく進んだ場合その存在に気がつかないことも。(リメイク版では入手できる可能性が上がった。)
SFC版では他のドロップ限定アイテムが店売りになったりと入手法が追加されたのに対し、ふしぎなぼうしだけは追加されなかった。そのため入手難易度が相対的に上昇している。