ふたご座 |
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略符 | Gem |
象徴 | the Twins |
起源 | 古代 プトレマイオス |
概略位置 | 赤経:7 赤緯:+20 |
正中日時 | 2月20日21時 |
広さ | 514平方度(30位) |
3.0等以上の恒星数 | 4 |
最輝星 | ポルックス(1.15等) |
メシエ天体数 | 1 |
隣接する星座 |
やまねこ座 ぎょしゃ座 おうし座 オリオン座 いっかくじゅう座 こいぬ座 かに座 |
ふたご座とは、黄道十二星座の一つ。トレミーの48星座の一つでもある。
ギリシャ神話の双子ディオスクーロイが星座になったといわれる。
概要
黄道十二宮の3番目・双児宮にあたり、だいたい5月21日(小満)から6月21日(夏至)頃まで太陽が留まる。
α星カストルはふたご座で二番目に明るい。2等星であるが、ギリシャ神話においてカストルが兄であるため、バイエル符号でαが付く。
また、ふたご座流星群の輻射点でもある。12月5日から12月20日頃に出現する流星群で、極大日は12月14日前後。
β星はポルックス。冬の大六角形を形成する1等星の一つである。
ちなみに、冥王星は1930年にふたご座δ星のそばで発見された。
主な天体
恒星
データ
名称 | 視等級 | 絶対等級 | 距離(光年) | スペクトル型 | 変光星型 | 変光幅 | 備考 | |
β | ポルックス | 1.15 | 1.074 | 33.77 | K0IIIb | 変光星? | ― | 太陽系外惑星あり |
α | カストル | 1.59 | 0.625 | 50.84 | A1V+A2Vm | なし | ― | 6重連星 輻射点 |
γ | アルヘナ | 1.90 | -0.726 | 109.25 | A0IV | なし | ― | |
μ | テジャト・ポステリオル | 2.87 | -1.39 | 232 | M3IIIvar | |||
ε | メブスタ | 3.06 | -4.15 | 903 | A3mA6-A9 | |||
η | テジャト・プリオル | 3.31 | -1.84 | 349 | M3III | |||
ξ | アル・ジル | 3.35 | 2.13 | 57 | F5IV | |||
δ | ワサト | 3.50 | 2.22 | 59 | F0IV | 冥王星見つかる | ||
κ | ふたご座κ星 | 3.57 | 0.35 | 143 | G8III | |||
λ | ふたご座λ星 | 3.58 | 1.27 | 94 | A3V | |||
θ | ふたご座θ星 | 3.60 | -0.30 | 197 | A3III |
星団・星雲・銀河
ギリシャ神話
ギリシャ神話の双子ディオスクーロイはゼウスの息子で、兄はカストール、弟はポリュデウケース(ポルックス)。
(→はくちょう座の神話を参照)
ポリュデウケースは神であり不死であったが、カストールは人間なので死ぬ運命にあった。そこでポリュデウケースは位の高い神に頼み、自分の不死性を兄に半分分け与えた。このため、双子は1日(一説では1年)の半分は神として天の上で過ごし、残りの半分は地上で人間として今も楽しく暮らしている。
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
黄道十二宮 |
白羊宮 - 金牛宮 - 双児宮 - 巨蟹宮 - 獅子宮 - 処女宮 - 天秤宮 - 天蝎宮 - 人馬宮 - 磨羯宮 - 宝瓶宮 - 双魚宮 |
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