ぶっかけとは、「ぶっかける」の名詞的用法であり、「かける」の意味を強めた言葉である。勢い良く「かける」こと。
また派生して以下の意味等でも使われる。
概要
ぶっかけとは勢い良くかけることである。
かけるものは液体であることが多い。
「ぶっかけうどん」とは、それまで冷やしたうどんは麺つゆにつけながら食べるのが当たり前だったが、勢い良くつゆを麺にかけてから食べるため「ぶっかけうどん」と呼ばれるようになった。
また、アダルトビデオで頻繁に登場する男優が女優に対して精子を体に勢い良くかけることも「ぶっかけ」と呼ばれる。精子ぶっかけ。
概要(精子ぶっかけ)
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愛でる対象に精液をかけるという行為は、征服感や独占欲といった性的欲求を満たすサディズムな性的嗜好であり、無論ぶっかけもこれにあたる。なお、ぶっかけ自体は同じ要素を持つ「顔射」から派生したものであり、ぶっかけ描写には顔射がつきもので密接な関係を持つ。もっとも原始的なぶっかけは、対象に対し多数の男性が矢継ぎ早に精液をかけるというものではあるが、近年ではこのスタイルにとらわれないぶっかけも多い。
女優との契約上いわゆる本番が出来ないアダルトビデオの場合だと、卵白や牛乳、ヨーグルトなどで精液を代用する場合がある(=擬似ザーメン)。これは顔や体などにかけてぶっかけを再現することも多い。また、非18禁アニメや漫画の場合でも、このような精液ではないけど精液のようなものをかける描写をする場合がある。これはあくまで精液ではないため規制には引っかからないが、見ている側には性行為を彷彿とさせるため、際どさを売りにした漫画やアニメではよく使われる手段である。現状男が精液をかける事に必然性はなく、白いものがいっぱいかかってればそれだけでぶっかけであると捉えることが出来る。
なお、かける量についてだが、これは個人差が激しい。「全身の〇割上精液ならぶっかけ」のような定義はないので、描き手や演出家に委ねられることになる。
ニコニコ動画では、釣りサムネにぶっかけられたキャラクターを使用することが多く、コメント内では「なんだケフィアか…」「ケフィアなら仕方ないね」などいったコメントが飛び交う。まぁ実際ケフィアだから何の問題もないね。
なお実際やろうとするととっても大変なので絶対にやめよう。AVの出演者方は特殊な訓練を受けているプロです。
BUKKAKE
実はこのぶっかけ、海外に意図せず輸出されており、「SUSHI」「TENPURA」「FUJIYAMA」などと同じく、日本語がそのまま英語になるというパターンで浸透している。このためアングラ界に多少理解がある英語圏の人間ならば「BUKKAKE」で普通に通じてじまう。また、英語版Wikipediaには「BUKKAKE」の記事が存在する。
…その割には好みが分かれているようで、「吐き気がする」、「スカトロと同じぐらい嫌い」などの意見もあるようだ。
歴史
起源をたどると、80年代に一部の顔写モノが「ぶっかけ」などと評されていたようではあるが、普通の顔射モノと大差はなかったようである。現在のような全身にかけるタイプのぶっかけは80年代後半~90年代前半にかけての成人向け漫画及び同人誌の影響が強いとされる。2次元媒体は男性の人数に物理的な制限が無いので、時代が下るたびに顔射から全身へ、かける量は少量から多量へと洗練化されていった。これをアダルトビデオで再現しようとすると、行為をする男優の他に精液をかけるだけの男性が相当数必要になる。これが「汁男優」の誕生であり、彼らを使う事でぶっかけジャンルを3次元でも確固とさせることが出来た。
現在では成人向け漫画などの2次元媒体ではもはや欠く事の出来ない域まで達しており、3次元媒体でもぶっかけやぶっかけから派生したものなどかなりの数の作品が存在する。
なお、先述の英語版Wikipediaでは「ぶっかけの起源は、日本の封建時代に行われた不貞な妻への懲罰にまでさかのぼる」などと一時期書かれていたが、説としては上記のものが濃厚とされる(なお現在は削除されている)。
ちなみに欧米諸国では「BUKKAKE=日本発」のイメージが強いようだが、ヨーロッパ圏ではそれ以前から顔射などを特に扱うジャンルがあり、その中には現在のぶっかけ近いようなものがあったようである。
関連動画
関連商品
関連項目
外部リンク
- BUKKAKEジェネレーター(顔の画像を送るとぶっかけコラにしてくれる)
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