ぷちデレラコレクションとは、ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」におけるゲーム内イベントの一種である。
概要
現実にあるアイドルの仕事のうち、ファッションショーをモチーフにしたイベントである。略称は「ぷちコレ」。これまでのイベントとは異なり、ぷちデレラが主役となる (従来のアイドルもサポートとしては必要)。つまり時間の必要なぷちデレラの育成が必須となっている。
ファッションショーであってもそこはゲーム、ライバルとなるぷちデレラ (NPC) とのバトルを行う。アピール (攻撃) にはぷち衣装を用いるので、いかにイベントやガチャで性能のよいぷち衣装を獲得、収集しているかがかぎとなる。
ゲームの流れとしてはアピール (攻撃) 手段が違いこそすれ、フェスやトークとほぼ同じである。一番の違いは、後述するようにリアルタイムバトルとなっている点。ある程度の張り付きが必要となり、苦手とするプロデューサーもいる様子。
モバマスのイベント種別としては最短の3日間で行われる。ぷちデレラという比較的重いコンテンツを用いるので (演出OFFにも出来るが)、フィーチャーフォンでプレイするほうが楽という困った状況になっている。ゲームシステムも毎回変更があり、安定まで今しばらく回を重ねる必要がありそうだ。
基本的な流れ
- 10のチームでグループを作り、その中でイベント期間中に獲得したチームの「声援pt」を競う。
- 1日を1ラウンドとし、1ラウンドに3つのステージからなる。ステージはプレイ可能時間というだけであり、順位は通算のポイントでのみ計測される。各ラウンドにはライバルぷちデレラと、アピールボーナスを得られる属性 (VoDaVi) が設定されている。これらは予告時に公表される。
- ライバルぷちデレラにはレベルがあり、倒すたびに気力が大きくなる。このレベルはチームごとに独立しており、ステージごとにリセットされる。
- ステージはリアルタイムバトル形式となる (ツアー等のようにプレイヤーがLIVEバトルをしかけるまでプレイが停止しているわけではない)。一定時間ごとに相手はアピールしてきて、自分の気力がけずられてゆく。
- 自分のアピール用のポイント「EP」が設定されている (最大6ポイント)。ツアーなどとは異なり、時間経過で自然回復はしない。ステージログインで30個のステージ専用EPドリンクが支給される。これは同一ラウンドであっても次ステージに持ち越しは出来ない。
- アピールは「アピール」「全力アピール」「ぷち衣装アピール」の3種に分かれる。ぷち衣装アピールでは、装備しているぷち衣装を使って大幅に相手の気力を削ることが出来る。チームメンバーとの「コンボ」があるのはフェスやドリフェス等と同様。
- ときおり「ぷち衣装アピールチャンス」が発生する。その間にぷち衣装アピールを行うと大きく相手の気力を削ることが出来るが、相手からのアピールも大ダメージになる。
- 自分の気力はEPを消費して回復することが出来る。自分の気力がなくなるとアピールができなくなるがこの際もEPを消費して復活することが出来る。ただし割りは悪くなる。
一覧
詳細は下記の各回項目を参照のこと。マークの上位報酬アイドルは、ランキング報酬に同アイドルのぷちデレラが付いていたことを示す。ライバルぷちデレラはNPCユニットとしての登場であり、イベント報酬にはなっていない。
# | 上位報酬 | 報酬アイドル | ライバルぷちデレラ | |
---|---|---|---|---|
1 | ぷちデレラコレクション | 桐生つかさ | 浅野風香 | 神崎蘭子 三村かな子 城ヶ崎莉嘉 |
2 | 第2回ぷちデレラコレクション | 上田鈴帆 | ケイト | 輿水幸子 佐々木千枝 上田鈴帆 |
3 | 第3回ぷちデレラコレクション | 池袋晶葉 | 佐城雪美 三好紗南 (R+) |
三好紗南 白坂小梅 池袋晶葉 |
各回概要
ぷちデレラコレクション (2015年3月10日~12日)
初回は桐生つかさの初SRを上位に据えて開催された。メダルSR枠は2度目のメダルSR化となる浅野風香である。
初回は現在とはかなり違うルールで実施された。まず第1にプロダクション対抗戦だったこと。そして「EPチャージ」機能という、フェスでの「攻コストチャージ」に似た機能があった。当初はかなり「重い」イベントで、環境によってはそもそもプレイ出来ないという問題があった (第2回以降軽量化されてはいるが、状況にあまり大きな違いは無い)。
第2回ぷちデレラコレクション (2015年5月19日~21日)
イロモノアイドルとして名高い上田鈴帆が上位報酬になった。今回の着ぐるみは「スワンボート」。白鳥ではなく、乗ることができるアレである。そしてイベントランキング上位報酬にぷちデレラ「上田鈴帆」も追加された。肩書と同様に、2000位内入賞のみの報酬となっている。ケイトはおよそ2年ぶりのSレア化である。
(なおぷちデレラ上田鈴帆は、ぷちデレラ養成所に同年9月7日に追加され、スカウトメダルで誰でもスカウトできるようになっている。)
システム的には2点大きな変更がされている。1つはドリームLIVEフェスティバル同様のチーム対抗戦になったこと。対抗イベントが順次チーム戦になるということは、「プロダクション」の重要性がまた小さくなったといえるかもしれない。チームのバランス等にも問題はあったようで…。
そしてステージ専用EPドリンクの導入である。ツアー等のものと同様だが、ラウンドではなくステージ専用アイテムになっている。またEP3投入での全力アピールも今回からである。
今回、第1ラウンド (対輿水幸子) 第1ステージで障害が発生、ステージ自体が無かったことにされた。
第3回ぷちデレラコレクション (2015年8月18日~20日)
上位報酬にはフェチ心をくすぐる池袋晶葉が、いわゆるメダルSR枠には佐城雪美が抜擢された (余談だが [小さなドキドキ] というのによく似たものに、レア脇山珠美の [ちいさなドキドキ] があったりする。ネタ切れ?)。ランキング上位にはぷちデレラ「池袋晶葉」が付くのは前回と一緒である。
今回より報酬レア+アイドルが追加、声援pt報酬として獲得できるようになった。これは第2回の直前の「美食公演 女神に捧ぐ御馳走」より導入されたもの。メダルチャンスの深い箱を浚わないと報酬アイドルが入手できなかったということに対応したと思われる。
システム的にはEP6消費でのアピール済みぷち衣装のリセットが大きいだろう。これまでは3人に10種づつ、計30回のぷち衣装アピールが終わると通常アピール以外できなくなっていたが、これにより何回でも出来るようになる。また「ぷち衣装アピールチャンス」の倍率が5倍から10倍に変更。コレクションパワーは今回適用が無くなった (以降廃止されるかは不明)。
関連コミュニティ
関連項目
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