へずまりゅうとは、YouTubeを利用して悪質な迷惑行為を繰り返した犯罪者である。本名、原田将大。
概要
山口県出身の1991年5月9日生まれで、凸する相手を選ばない猪突猛進の物申す系迷惑系YouTuber。
出身地に非常に愛着を持っているようで山口県代表を自称するなど度々郷土愛を呟いており、町おこしも企画しているらしいが下述の一件もあり山口県民からは忌み嫌われている。
身長181cm(推定。シバターの公称180cmを信用するならもっと高そうである)。
有名なYouTuberなどに強引にメントスコーラでのコラボを迫るなどの、異常な内容ゆえ何度もアカウントを停止させられている。
プロレスラーのシバターが小さく見えるほどの肉体と朝倉未来を押し倒すパワーを持つ(ちなみに朝倉があげた動画ではへずまを即倒したかのような編集がされている)など日本YouTuber界屈指の戦闘力を持つ。
これは昔打ち込んでいたレスリングの賜物。右肩の怪我で引退したがインターハイや国体に出場しオリンピックを目指す地元では名の知れた選手だった。高校三年時の合宿で吉田沙保里からポイントを取ったこともあるらしい。
2020年に上京した後に事件を起こし、地裁から「懲役1年6ヶ月、保護観察付き執行猶予4年」を言い渡され、これは2022年3月に確定している(後述)。
2021年10月24日、参議院山口補選にNHK党から立候補し、6,809票を獲得して、トップと30万1040票差で破れる。選挙前には「一万票取れなかったらSNSから引退する」とツイートしていたが、大方の予想通りその後も普通に活動を続けている。
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震直後に、自費(かは不明)で物資支援活動を個人的に行うとして現地入りしているが、素人の被災地来訪は石川県も拒否しており、災害時にまで他人に迷惑をかけるその姿勢には多くの非難の声が集中したにも関わらず、「支援物資が届いていない所がまだ沢山ある」などの詭弁で迷惑行為をやめるつもりはない旨をSNSで発信している。
事件
2020年6月初頭に逮捕(シバターへの凸とは別件)。看守の言うことを聞かずに頭を壁に打ち付けたり、就寝時間に叫んだり、取り調べに一切話をしない状態でいる。精神鑑定を受ける可能性もあるようだ。
数日後、釈放。謝罪動画をあげこれからは万人受けするクリーンな動画を目指すのと従来のファンへのニーズには応えづらいということを話したがそのすぐ後に兵隊を募集するなど相変わらずである。
2020年7月に窃盗容疑で逮捕。今回で2度目の逮捕となる。愛知県岡崎市内のスーパーで会計前の魚の切り身を店内で食べ、空の容器をレジに持っていき会計する様子を収めた動画を「店の商品、会計前に食ってやったぜー」というタイトルでYouTube上にアップロードした。この動画を見た店舗が警察に相談していた。翌月18日には窃盗の罪で起訴された事が報道された。起訴状によると、この動画は5月29日に撮影されたとしている。
と、これだけでも充分問題なのだが、その後7月15日に岡崎警察署に留置している被疑者が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと愛知県から発表される。発表内容に記載されたその足取りがTwitter上でへずま本人が公開していた内容と一致することから、「感染者はへずまではないか」とネット上で憶測が広がるほか、11日には逮捕前にへずまが公開した動画の中で激しく咳き込み、直後に「コロナ」とつぶやく場面もあった。
そして17日の山口県の発表で、県内でへずまと会食した人物が感染したことが発表されるとともに、通例感染者やその家族の人権に配慮して氏名未公表が原則の中、活動名であるとは言え、異例とも言える「へずまりゅう」の名前を出した上で、彼と接触した人物に対し保健所へ連絡するよう呼びかけることになった。これには会見で村岡嗣政山口県知事も「なんてことをしてくれるんだ」と怒りを露わにするほど。
また、へずまと会食している場に偶然居合わせた無関係の人たち、岡崎署勤務の警察官や留置所にいた他の被疑者にも感染者が出ているほか、一連の足取りから東京・千葉・静岡・広島にも滞在し、その過程の中で再開したばかりの東京ディズニーランドでマスクも付けず奇声をわめきちらしたり、東京都知事選では候補者の立花孝志の応援演説もしている(立花自身は「応援演説は6月29日だったので大丈夫」とは言ってはいるが)ことから、これまでの犯罪よりも深刻な問題に発展する可能性もあった。
その後一部から未だ拘置所にいるという情報がある以外は目立った動静もなく、そのまま裁判になるかと思ったところ、10月15日の初公判が突如取り消され延期に。そして翌16日に威力業務妨害と信用毀損で3度目の逮捕と相成った。今度の容疑は5月1日、大阪はアメリカ村の衣料品店で買ったTシャツを偽物だと難癖付けて店主に返金を迫り罵声を浴びせ、その動画を5月10日に公開した、というもので、同行していたわたきんも逮捕翌日の17日に出頭して逮捕されている。
後に保釈されてTwitterで反省の弁を述べたものの、26日には7月に渋谷のスクランブル交差点で布団を敷いて寝そべっていたとして、道路交通法違反で警視庁がへずま及び一緒にいた2人を書類送検している。
2021年8月27日、名古屋地裁岡崎支部で判決が言い渡され、懲役1年6ヶ月・保護観察付き執行猶予4年(懲役1年6ヶ月)の判決が下った。溝田泰之裁判官は「許されないと知りながら陳列商品を会計前に食べた」と判断、「執行猶予中の犯行のため罪は軽いとは言えない」と指摘した一方で、「被害額は軽微で代金も直ちに支払っている。反省が見られ家族らの支援もある」と判決理由を述べた。へずまは論告求刑公判で「これからは規則正しくまっとうな生活をしていきたい」と語るなど反省を示してはいるが、その一方でこれまでの行動への反省を著したザンゲ録・自伝を出版する予定との一部報道もあり、今後どのように転ぶか分からないのも確かではある。
へずまは控訴していたが同年12月に棄却、上告も2022年3月末に棄却されたことで有罪が確定している。
保護観察所から説明された保護観察の内容は「再犯、非行しない」「保護司の指導観察に従う」「住所の届け出」「7日以上の旅行は許可」などの一般的な遵守事項にとどまり、SNSやライブ配信禁止などの特別遵守事項は定められなかったという。[1]
関連動画
関連リンク
報道記事
- へずまりゅう、新チャンネルが一発BAN 2020.5.30
- へずまりゅう、シバターと妻子に凸
- 「は?」へずまりゅう選挙惨敗に困惑 1万票未達なら引退の中6809票→一夜明け「さようなら」 2021.10.25
- へずまりゅう、妻と破局・復縁のドタバタ劇の真相。喧嘩の原因「syamu」とは 2022.10.4
関連項目
脚注
- *へずまりゅうが〝SNS無罪放免〟 保護観察期間中も自由に発信可能に 2022.5.12
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 61
- 0pt