べアトリクス(グランブルーファンタジー)とは、ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」の登場人物である。
概要
| 年齢 | 21歳 |
| 身長 | 162cm |
| 趣味 | 服屋めぐり、お菓子作り |
| 好き | のし上がる事、功績、手柄 |
| 嫌い | なめられる事、熱い食べ物 |
| 恒常SSR | 恒常SR | ハロウィンSSR | 水着SSR | 恒常SSR | |
| 属性 | 闇 | 土 | 火 | 火 | 土 |
| タイプ | 特殊 | 攻撃 | 特殊 | ||
| 種族 | ヒューマン | ||||
| CV | 平野綾 | ||||
| 加入条件 | クラシックガチャ/グラム入手 | レジェンドガチャ/プライドソード入手 | 期間限定レジェンドガチャ/デルタ・モヌメン入手 | 期間限定レジェンドガチャ/デルタ・クォーツ入手 | レジェンドガチャ/エムブラスク・デミクロン入手 |
作中に登場する「組織」のメンバーでゼタやバサラガ、ユーステスとは同僚。イルザとは教官として訓練生時代にしごかれた関係。イベント「Second Advent」とそれ以降のシナリオ内ではとあるきっかけで組織メンバーと出会ったカシウスの面倒を見ている。
自身の武器「エムブラスクの剣」は逆境を力に変える能力を持ち、追い込まれれば追い込まれるほど力を発揮する。跳ねっ返りで暴走しやすい功を焦る性格が結果的にエムブラスクの剣を発揮させる手助けとなり、結果オーライとなることも多い。基本的に不幸というか不憫。
組織の一員が使っている武器には意思を持っているかのような描写があり、他のキャラクターはただの武器として使用しているのに対して、ベアトリクスはエムブラスクの剣に対して執着、相棒のような感情を持っており、遠く離れていても声のようなものが聞こえるなど、他のキャラクターにはないほどの強い結びつきが見て取れる。
趣味が服屋めぐりなのもあってか外見には拘りを持っており、各バージョンの他にも「組織」絡みのイベント「プラチナ・スカイ」ではレーシングスーツに加え、自身が塗装に拘ったマシンを披露している。ネーミングセンス自体はあまりよろしくないが。
このレーシングスーツ姿はゼタと共にキャラスキン化されており、ゲーム内ショップで常設販売されている。
性能
恒常SSR(闇属性)
登場直前に紹介された彼女はそれなりの期待を持たれていたが、いざ蓋を開けてみると使いづらい部分が目立つものだった。
2018年9月25日にキャラクター調整が行われ、現在の性能となった。
修正前の性能
まず彼女の独自システム「クロック・オー・デルタ」。これは時計の針が出現し、止まる場所によって彼女自身がメリット・デメリットを得るというものなのだが…
- 12時:ネード・ヌル
攻撃が大きく上がるが防御が大きく下がる。他2つに比べれば比較的扱いやすい。 - 4時:ネード・ネリ
防御が上がり再生能力を得る。また狙われ率が下がるが、攻撃が下がり奥義ゲージの上昇も下がる。
このキャラの評価が下がる主因。メリットよりデメリットのほうがでかい。 - 8時:ネード・セイツェ
連続攻撃確率が上がる。ただし狙われ率が上がる。
デメリットは無視できない。
この効果は時計回りに循環していき、ターンが進むと1つ効果が進んでいく。アビリティで効果だけを受けたり、針を飛ばして進めたり、止めたりできる。
このメリットとデメリットを内包する仕様が使いにくさの主因である。
また4時の効果が微妙であり、アビリティを駆使してもいつかはこのターンを過ごさねばならず、足並みが崩れたり火力が落ちたりする。
ちなみに時計の針の位置を表す数値はエストニア語であり、「ヌル」が「0」、「ネリ」が「4」を意味するが「セイツェ」は「7」を意味する単語であり、時計の針と1時間ずれている。
本来ならば「ネード・カヘクサ」が正しいのであるが、何故1時間ずれているのかは不明である。
サポートアビリティに目を向けると「エムブラスクの契約者」は「トリプルアタックが発動するとクロック・オー・デルタで受けた効果が2ターン延長」とある。しかし発動したらなので出るかどうかは運である(一応連続攻撃UPがあるのでそれなりに維持可能であり、武器「ケルベロス・オーダー」の効果などで補助も可能)。
後述のように仕様が変更され、強化効果のみが延長されることになったためTAが発動する限り「攻撃UP・防御UP・狙われ率DOWN・再生・連続攻撃率UP」という状態が維持可能となった。
登場当初は運営曰く「不具合で攻撃UPとDOWNが正しい効果量になってなかった」とのことで後に不具合対応と言う名の上方修正を施された。これでガンダゴウザより産廃と言う声は少なくなった。
しかし十天衆・カトルのアビリティ「アヴィラティ」の味方全体の強化効果延長で、クロック・オー・デルタの弱体効果まで延長されてしまうという問題が新たに起きたため、公式生放送にて「トリプルアタックが発動するとクロック・オー・デルタで受けた強化効果が2ターン延長」に修正されることが確定した。
上手くメリット効果を得ることができた場合、通常攻撃の火力が非常に強力なのが最大の強み。
だが現状、全力を発揮するためにはある程度装備を整わせる必要がある上に、闇属性にはアタッカーは他にもごろごろいる(ナルメアやバザラガ等)、短期決戦には使用上向いていないため、使用率は高くはなかった。
しかし、7月7日のアップデートで星に願いが届いて大きな強化を貰うこととなる。
奥義「イモータル・アソールト」の特殊効果に「自分のHPが低いほど攻撃力UP」が追加され、サポートアビリティ「エムブラスクの契約者」に「自分のHPが低いほど回避力UP」が追加される。
後述の期間限定バージョンの方針を取り入れた形となり、期間限定時よりやや融通がきかないながら、より大きなリターンを得られるようになった。
- 1アビリティ:エムブラスクの剣
敵に闇属性ダメージを与え、自身の次の通常攻撃が必ずトリプルアタックになる - 2アビリティ:ユニフィケイション
敵に攻撃力ダウンと光属性攻撃力ダウン付与 - 3アビリティ:ライジング・スター
8ターンの間自身のHPが低いほど攻撃力が大きくアップする状態になる(自身のHPを最大値の40%消費) - サポートアビリティ:エムブラスクの契約者
自身の残りHPが少ないほど連続攻撃確率と回避率アップ - サポートアビリティ:クロック・オー・デルタ
トリプルアタック発動時に時計の針が進み(最大3)、時計の針の数に応じて奥義性能アップ
3アビを頻繁に使わない限りスタンダードな使い方ができ、マグナ神石共に背水編成が使われる闇属性において、自らHPを減らせるというのはアドバンテージとなる。
闇属性には水着ゾーイやリミテッドオリヴィエといった強力な剣得意キャラクターが多く、ベアトリクスがその中に入るかどうかは手持ち次第だが、2アビで敵の攻撃力を大幅に下げられるため、それらのキャラクターを持っていない場合は起用できるだろう。
後述の期間限定バージョンでは、汎用性を捨てた代わりに爆発力が上がっており、彼女自身の追い詰められれば追い詰められるほどに強くなるというキャラクター性を突き詰めた性能をしている。恒常キャラが調整で限定バージョンに寄るのはグラブルあるある。
恒常SR(土属性)
諸事情によりエムブラスクの剣を手放しているせいで火力が低下しているが、その分攻撃・弱体化・支援と汎用性は高まり、ピーキーさは低くなっている。
- 1アビリティ:ソリッドスピラー
敵ターゲットにかかわらず5回土属性ダメージ+敵全体に累積攻撃力ダウン付与 - 2アビリティ:リターン・ドライブ
敵に土属性ダメージを与え、3ターンの間自身の土属性攻撃力アップ。
2回発動で自身に土属性追撃効果、3回発動で逆境効果が追加される。 - 3アビリティ:エグゼルテーション
土属性キャラ単体にアビリティ再使用間隔1ターン短縮、与ダメージ上昇、敵対心アップ、奥義ゲージ30%アップを付与 - サポートアビリティ:不滅の意思
自身の残りHPが少ないほど連続攻撃確率と防御力がアップ - 奥義:イモータル・ウォーリア
敵に土属性ダメージを与え、水属性攻撃ダウン付与。自身にガッツ効果を付与する。
1、2アビを複数回使用したいため、3アビを自身に使用してHPを削って背水を発動させたい。
ハロウィンSR(火属性)
通称「ハロベア」。組織の任務によりハロウィンの仮装で潜入することになったのだが、仮装の方向性を間違え、案の定トリックオアトリート、というよりトリックアンドトリックされることになる。
レアリティはSRだが、実はSRどころか並のSSRをも超えるレアリティ詐欺キャラクター。
相手がオーバードライブ状態の時に大火力を発揮する、いわゆる「反骨系」アタッカーである。
- 1アビリティ:ネード・シニネ
自身に連続攻撃確率アップと防御力ダウン・敵対心アップを付与(再使用で解除可)。
他のアビリティと組み合わせられる状況でのみ使うのがベター。 - 2アビリティ:ネード・プナネ
オーバードライブ状態の敵に一度だけ高火力のダメージを叩きこめる、いわゆる「反骨」系アビリティ。
基本的に1アビを絡めた通常攻撃で敵HPを削る役割になる。 - 3アビリティ:ライジング・スター
自分のHPを最大値の40%消費し、8ターンの間自身のHPが低いほど火力が上がる状態を付与。
即座に火力を発揮できる分1アビ効果中は非常に打たれ弱くなるため、使用タイミングが重要となる。 - サポートアビリティ:不滅の見切り
自身の残りHPが少ないほどクリティカル確率と回避率が上昇。HPが低ければ低いほど確率が上昇するが、60%未満で適用されるため、3アビリティ1回だけではギリギリ足りない。
全てのアビリティを組み合わせることで激烈な火力を叩き込むことが可能だが、2アビ以外はデメリットが目立つため長期的な使用は困難。いっそのこと鉄砲玉と割り切って、十賢者を表に出すために起用という手も。
水着SSR(火属性)
水着にも関わらず冬に実装されたバージョン。なので……お察しください。
上限解放後は何をするにもいちいち凍えるため、不憫に思った方はポーズ設定から上限解放前のSDにするかスキンを変えましょう。
EXポーズに対応しているため、レベル80まで育てると新たなイラストが追加される。
奥義「イモータル・アソールト」は敵に火属性ダメージを与え、自身に敵の全攻撃を回避する効果を付与。
1アビ「ネード・シニネ」は自身に確定トリプルアタックと防御ダウンを付与し、「ネード・コッラネ」に変化。変化後は防御ダウンの効果量が増えてしまうが、火属性追撃効果と敵対心アップが追加される。
最短使用間隔が0ターンのため、好きなタイミングで効果解除ができる。
2アビ「ネード・プナネ」は自身に攻撃大幅アップ(1回)と大ダメージを受けてもHP1で耐える不死身効果、敵のモードゲージ減少量アップを付与。
3アビ「ライジング・スター」は自身のHPを最大値の40%消費してHPが低いほど攻撃力がアップする逆境効果と火属性追撃、再行動効果を付与。
サポアビ「不滅の見切り」は自身の残りHPが少ないほどカウンター確率と回避率アップ。
サポ2「ちょっとタンマ!」は自身の残りHPが半分以下の時、ターン終了時に確率で不死身効果を付与。
数多く実装さてれているSSRキャラの中でも最低のHPと上位の攻撃力という両極端なステータスを持つ。
使いやすく調整されたハロベアという感じの性能で、複数の耐久効果で粘り強く戦えるのが最大の特徴。
ハロベアとの違いはレアリティと基礎ステータス、ダメージ上限以外ほぼないため、両方を持っているのであれば問題なくスムーズに使っていけるだろう。
恒常SSR(土属性)
奥義「イモータル・レイド」は敵に土属性ダメージを与え、1アビが発動。自身に確定トリプルアタックを付与。ダメージ倍率が高い極大奥義だが、後述のイモータル・ブルーを消費しないと発動できない。
1アビ「アンサースピラー」は敵ターゲットに関わらず3回ダメージを与え、自身に攻防累積アップを付与。時計の針に応じて発動回数が最大4回になる。
2アビ「アブソリュート・サヴァイブ」は自身に回避カウンターと不死身効果を付与。時計の針に応じてカウンター回数が最大8回になる。
3アビ「ライジング・ノヴァ」は自身に逆境効果と土属性追撃、再行動効果を付与。
サポアビ「エムブラスクの共鳴」は通常攻撃が確定連続攻撃だが、奥義ゲージ上昇量がダウン。ベアトリクスの残りHPが少ないほど土属性キャラの攻撃力がアップする。
サポ2「クロック・オー・デルタ」はトリプルアタック発動時に時計の針が進む(最大3・消去不可)。ターン終了時に自身のHPが50%以下の時にイモータル・ブルーを付与。付与されている間は土属性追撃効果が発動する。
強化した通常攻撃と最大12回ダメージになるアビリティなどで火力を出せるが、全力発揮には時間が必要な中~長期戦向けアタッカーとなっている。
余談
関連静画にもあるがおっぱいは大きい。薄い本ではおねショタを披露することもあるし、原作での扱いと同じくリョナネタでいじられることも多い。
仲がいい同僚のゼタ、初登場時からの犬猿の仲であるユーステス、教官と訓練生の間柄であるイルザとの絡みが多く、各キャラに複数のバージョンが実装されているため、一緒に編成して掛け合いを楽しむのもよいだろう。
水着SSRが2017年2月13日に実装されたため、全水着キャラの表記が「サマーバージョン」から「水着バージョン」に変更された。
何より彼女をネタ要員にしたのは初登場イベント「自由をその手に」で敵に捕まった挙句、十字架に縛られて「くそぉ…」とシュールな姿を晒した事だろう。案の定「ぐらぶるっ!」ではネタにされている。
関連動画
関連静画
関連項目
| グランブルーファンタジーの登場キャラクター | ||
|---|---|---|
| メインキャラクター | 主人公 - ビィ - ルリア - カタリナ - イオ - オイゲン | |
| サブキャラクター | ファラ - ヴィーラ - フェリ | |
| パーティキャラクター |
ヨダルラーハ - ゼヘク - ローアイン - ジン - アリーザ - ディアンサ - ロミオ - |
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- 0pt

