ぼうふうとは、以下のものを指す。
ここでは、3を解説する。
技説明
- 第五世代以降
- きょうれつな かぜで あいてを つつみこんで こうげきする。あいてを こんらん させることが ある。
(漢字) 強烈な 風で 相手を 包みこんで 攻撃する。相手を 混乱させることが ある。 - LEGENDS アルセウス
- 強烈な風で相手を 包みこんで攻撃する。
コンテスト技説明
- ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア
- アピールが うまくいった ポケモン みんなを かなり おどろかす
(漢字) アピールが 上手くいった ポケモン みんなを かなり 驚かす - ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- ポケモンの テンションが マイナスの ばあい もらえる ショーポイントが 2ふえる
(漢字) ポケモンの テンションが マイナスの 場合 もらえる ショーポイントが 2増える
概要
- 第五世代から登場する技。
- タイプと追加効果に関係する状態異常・状態変化が差し替わっているだけで、他はかみなりと相似形となっている。元々が「かみなりのひこう版」として考えられた技であると見られる。登場した第五世代ではトルネロスとボルトロスという対のポケモンがいるため、かみなりを覚えるボルトロスと対比する形で大技を用意したということになるのであろう。
- とはいえ、かみなり同様汎用ひこう技であるためトルネロス以外にも習得するポケモンは多い。中にはエルフーンといった一見似つかわしくないポケモンさえいる。
- この技が登場する以前の特殊ひこう技は威力75・命中95のエアスラッシュであるため、火力を一気に押し上げたわざとなる。
- 雨下必中であるため、いわゆる雨パにひこうタイプのポケモンを採用する場合は必ず採用されるようなわざとなる。ファイヤーやウルガモスなど、メインウェポンの1つが雨下で威力が下がってしまうポケモンでさえ雨パの採用候補にあがるほどである[2]。
- 素の命中は70と心許無いため、役割論理の実践者でもなければ通常は採用に勇気が必要となろう。
でんき・ひこうタイプについて
ぼうふうの存在でほのおタイプのファイヤーでさえ雨パの雨下エースとして起用されるなら、でんきタイプのサンダーやボルトロスが両方覚えるならば非常に強いと考えるプレイヤーは多かろう。
しかし第七世代まで、「ぼうふう」と「かみなり」を同時に習得可能で、かつ両方がタイプ一致となるポケモンは存在していなかった (どちらかが不一致となる、両方習得可能なポケモンはカイリューを筆頭に何体か存在する) 。
例えばサンダーは他の三鳥 (フリーザー・ファイヤー) が習得する中1匹だけ習得できずネタにされていた。ボルトロスもトルネロスのためにぼうふうが産まれたということで忖度されてかぼうふうを習得できず、スピンロトムもエアスラッシュからぼうふうに差し替えられることはついぞなかった。オドリドリはぼうふうを覚えるが、代わりにかみなりを覚えていない。おそらく、両方をタイプ一致で撃てることによる対戦環境のバランス崩壊を恐れたものと思われる。
しかし第八世代ではついにサンダーがぼうふうを習得する。第八世代では上述の通りダイマックスシステムによって雨下でなくても必中にできるため、サンダーがシングルバトル使用率1位になる要因となった。一方でボルトロスはトルネロスへの忖度を継続しているため、習得しない。
第九世代ではでんき・ひこうにタイカイデンという新顔が追加。タイカイデンは両方とも習得できる。
関連項目
脚注
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