ぼくのなつやすみとは、2000年6月22日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたゲームソフト、及び、そのシリーズ名である。略称は「ぼくなつ」。開発はミレニアムキッチン。
シリーズ一覧
- ぼくのなつやすみ(PS、2000年6月22日)
- ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇(PS2、2002年7月11日)
- ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原(PS3、2007年7月5日)
- ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」(PSP、2009年7月2日)
このほか、2016年にスマートフォン版の制作が発表されたが、2021年時点でリリース未定となっている。
また、ミレニアムキッチンは監督の綾部和をはじめとして、ネオスから発売される『クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み~おわらない七日間の旅~』(Nintendo Switch、2021年7月15日発売)や、スパイク・チュンソフトから発売される『なつもん! 20世紀の夏休み』(Nintendo Switch、2023年夏発売)の開発に関わっているが、公式見解としてはぼくなつとは別物とされている[1]。
概要
母親が臨月を迎えたために親戚がいる田舎に預けられた主人公が夏休みの1ヶ月に虫取りや魚釣りなどをするゲーム。一日の終わりにはその日にやったことを絵日記に書く。舞台は1975年ごろの架空の場所。
主な開発スタッフ
登場人物
- ボク(声:進藤一宏)
- 都会で生まれ、都会で育った9歳の男の子。本作の主人公でありプレイキャラ。
心優しく、好奇心が強い子。 - おじちゃん(声:佐々木勝彦)
- 本名は「空野優作」という。手先が器用で陶芸家をしている。
- おばちゃん(声:一城みゆ希)
- 本名は「空野薫」という。主人公の父親の妹。昔、カメラマンの助手をしていた。
- 萌(声:坂本真綾)
- 中学3年生。高校受験を控えた身。
夏休み終盤ごろにはとあることに悩み、ノイローゼになってしまうが、後に元気を取り戻す。 - 詩(しらべ)(声:最上莉奈)
- 小学2年生。チビ娘と呼ばれることを嫌っている。
- ガッツ(声:高山みなみ)
- 小学5年生。ガキ大将。空野家のスイカをくすねている。
- ファット(声:伊倉一恵)
- 小学4年生。萌のことが気になる様子。
- メガネ(声:大谷育江)
- 小学2年生。読書が趣味。
- 沙織(声:田中敦子)
- 大学生。自然科学を学んでおり、絶滅したニホンオオカミを追い求めている。
- 父(声:牛山茂)
- ボクの父親。母が臨月を迎えたために息子を妹の家に預けた。
- お坊さん(声:池田勝)
- 夏休み中旬に空野家長男の法事のためにやってくる人。シャレた一面もある。
- ナレーション(声:ダンカン)
- OPやEDなどすべてのナレーションを担当している。
例のバグ
このゲームにはクリアデータを使用してある特定の操作をすることにより、本来はないはずの8月31日以降の日が出現する。これは正規のイベントではない。
8月32日から8月36日(もしくは34日)まで日付が進み、いくつか通常のプレイでは出現しないことが起こる。
主な現象として登場人物のグラフィックがバグる、家の中にも外にも誰もいなくなる、音が消える、フリーズする、文字化けするなど。
※8月32日も参照。
関連動画
BGM
CM
実況プレイ動画
TAS
関連商品
関連項目
脚注
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